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営団地下鉄・九段下駅を降りて徒歩5分ほどで半蔵濠に面する千鳥が渕公園につく。靖国神社も桜の名所として有名ですが、ここは東京で一番桜がきれいといわれている桜の名所中の名所である。
遊歩道のなかほどに国立千鳥が渕墓苑という無名戦士の墓がある。アメリカのアリントン墓地と同じであるが、桜咲く時期、墓苑としては人が多過ぎる。
この墓苑は先の大戦で亡くなった人の遺骨探しに、昭和30年後半に日本遺族会が実施及び政府委託により実施の慰霊友好親善事業(戦跡慰霊巡拝)、遺骨収集事業等でモンゴルとシベリ
ア、東部ニューギニア.ウエワク、 ラバウル等、世界的規模で海に沈んだ軍艦や民間の輸送船の中から、ジャングルの中から、壕の中からと遺骨収集された。
こうして厚生省が収集した遺骨のなかに身元不明で遺族のもとにお帰しできなかった無名戦士の遺骨が多数あった。これら無名戦士の遺骨と各戦場の土を集めて焼いてつくったのが千鳥が淵墓苑だと当時の厚生省の担当課長から伺った。
「白木の箱」には名前を墨で書いた小さな板切れしか入っていなかった戦士の遺骨は全てここにあるかもしれません。
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