| 当サイトは、朝日新聞の新聞記事を機に、ごまあぶらさんが開設され運営されている『セブン12話・特別会議室「念ずれば 花開く」』のサポート・サイトとして、ご利用ください。 特撮史に残る名作『ウルトラセブン』の第12話「遊星より愛をこめて」は、被爆という非常に微妙な問題を扱っているために、今日まで周囲を取り巻く様々な要因によって封印をされたままとなっています。 当掲示板に書き込まれる前に封印の経緯や詳しい資料に関して712資料館や江古田駅前公民館で確認し、議論に加わる前に『セブン12話・特別会議室』の過去ログもチェックしておいて下さい。 封印されてから四半世紀以上の月日が流れ、噂や表面的なレベルの低い情報によって円谷プロや団体関係者の方々に悪感情を抱く方も居られるかも知れませんが、そういった時期はそろそろ過去の物とし、先のことを検討してみましょう。 管理人としてこのような公共の場を設けましたが、私は皆さんの代理人であって代表ではありません。この掲示板を運営し続けるためには皆さんのご協力が不可欠です。今後はごまあぶらさんに協力しつつ当サイトを運営して行きます。 こういった意見交換の場を有効に活用し、現状を認識して相互に実のある案件のまとまる事を切に願っています。 尚、発端になった朝日新聞の記事は、朝日新聞のネットにて閲覧できますが、下記に全文抜粋させていただきます。 |
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封印の理由 セブンに込めた願いは |
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東京都内の獣医師(39)は2年前、長男(10)にせがまれた。「ウルトラマンティガのこと、インターネットで調べてよ」 覚えたてのパソコンに向かう。ついでに、子どものころから不思議に思っていたことも調べることにした。 どうして、セブンの12話は欠番なんだろう――。 答えはすぐに見つかった。「原爆被爆者への差別的表現」。獣医師は母子感染によるB型肝炎のウイルス保持者だった。差別や偏見は人ごとではない。ファンの間に出回っているビデオを入手して子どもと見た。でも、何がいけないのか、よく分からなかった。 * 特撮テレビ番組「ウルトラセブン」の第12話「遊星より愛をこめて」は67年12月17日に放映された。 <宇宙で爆弾がさく裂した。放射線に血液を侵されたスペル星人は、地球に潜入して新鮮な血を集めようとする……> 日曜日の夜7時、視聴率は30%を超えた。中国が初の水爆実験をし、原爆被爆者実態調査の結果が初めて発表された年の瀬だった。 3年後、東京都内の女子中学生が、弟の持っていた雑誌の付録に、スペル星人のカードを見つける。目と口しかない顔、体中にケロイド状の傷。「ひばく星人」と書いてあった。 「この『ひばく』って、原爆の被爆以外に考えられないよね」。女生徒は、都原爆被害者団体協議会専門委員だった父にたずねた。「被爆者を怪獣扱いするなんて」。父が出版社に送った抗議の手紙が新聞で報道され、広島や長崎の被爆者団体も立ち上がった。 「ひばく星人」という字幕やセリフは番組では使われていない。だが、雑誌や怪獣図鑑から次々と「被爆」の文字が見つかり、抗議と釈明、謝罪が繰り返された。そんな中、番組をつくった円谷プロダクションは70年10月、12話を封印した。 それから、全49話のシリーズは48話で再放送された。ビデオや書籍には「12話は欠番」と表記され、ファンは「幻」と呼ぶようになった。だが、米国では昨年1月にも再放送されていた。 * 脚本を書いた佐々木守さん(64)は反論する。「若かったし、稚拙だったかもしれないが、原爆反対を訴えた」。監督した実相寺昭雄さん(64)も「声高でなく叙情的に核兵器の怖さを描いたい作品だと自負している。ヤミで取引されたり、変なうわさが出たりするのは心外だ。見てもらえれば分かる」。 ウルトラ警備隊のアンヌ隊員を演じた、ひし美ゆり子さん(54)は、問題の経緯を説明したうえで、DVD化することを提案する。「収益を被爆者団体などに寄付して役立てる方法もあると思う」 作品に込めた思いは、差別の対極にあった。それでも、円谷プロに欠番扱いを変える予定はない。 被爆して全身にやけどを負った元広島平和記念資料館長の高橋昭博さん(70)にビデオを見てもらった。 「被爆者が怪獣になる話ではない。31年前に見ても差別されたとは思わなかったはずだ。核兵器廃絶の強いメッセージは感じないが、ラストでは平和を願う気持ちが伝わってきた」 原爆が落とされてから56年目の8月が来た。被爆者の平均年齢は70歳を超えた。この星には、まだ1万4000発の核兵器が残っている。(三浦宏) |
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