5月のお言葉


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5月31日

本日のナベパラッツネ様のお言葉=「特に無し」
 責める事は出来ない。ただ、悔しい。

 コスモバルクが馬群に沈み、道営馬のダービー初挑戦は8着という結果に終わった。…えーと、競馬の話です(汗)。興味の無い方はスイマセン。

 コスモバルク。赤字に苦しむホッカイドウ競馬の認定厩舎馬第一号として、道営で4戦2勝の成績を引っさげて中央に挑戦。長い輸送に耐えて百日草特別、ラジオたんぱ杯2歳S、弥生賞と破竹の3連勝で地方所属馬として初の皐月賞挑戦。しかし、強い競馬を魅せるも残念ながら前を捉えきれず無念の2着。ただ、栄光のダービー挑戦の切符は手にし、30日を迎えた。

 鞍上の五十嵐冬樹は中央挑戦から手綱を取るホッカイドウ競馬きっての名手。28歳の若さで3年連続リーディングジョッキーとなり、中央でも函館、札幌開催では幾度と無く勝ち星を手にし、昨年秋には天皇賞にも参戦した経歴を持つ。

 岡田繁幸オーナー(バルクは正確には奥さんの名義だが)はビッグレッドファームの社長で、マイネル、コスモという冠で多くの競走馬を生み出してきた熱い男。馬を見る目は超一流で、たった400万円のバルクを見出し、鍛えてきた。

 田部調教師は…えー、あまり語れるほど知識がありません(涙)。認定厩舎という、今までに無く誰もが敬遠する制度にチャレンジした心優しきおっちゃん(笑)。いや、先日の公開調教で見た姿はそんな感じだったもので(汗)

 ホッカイドウ競馬には、何年か前から幾度となく足を運んできた。川崎にいた頃に大井に行った事がきっかけで地方競馬にも興味を持つようになり、近いしせっかくだからと思って足を運んでいた。それ程詳しい訳でも無いが、サポーターズクラブという仮想馬主になれる企画もあり、またそこから中央へ羽ばたいていく馬もいたので、思い入れは大きかった。

 昨年ならタカラシャーディー。一度だけ足を運んだ旭川で見た馬。何も知らずに馬券を買って、そして負けて記憶から消えていた馬。それが中央に移籍して条件戦を勝ち(馬券も勝ち)、重賞を2着、1着と力を付け(これも馬券を当て)、皐月賞、ダービーと夢を与えてくれた。

 一昨年ならヤマノブリザードとアローキャリー。2頭ともその前の年の2歳G1で2着と好走し、アローキャリーに至っては私に万馬券まで運んでくれた。さらには翌年桜花賞制覇と信じられないほどの大活躍。まぁ、単勝では買ってなかったのでヒモを外して馬券は獲れなかったが。

 ただ、今年のバルクはこれらの馬よりも思い入れが大きかった。なぜなら、上記の馬と違ってバルクは今も道営に所属しているからだ。しかも、サポーターズクラブで私のサポート馬にもなっている。いわば、私の馬でもあるからだ。馬券としても勝たしてもらってるし、五十嵐共々北海道代表としての想いが強かった。

 馬券は思い入れだけでは勝つ事は出来ない。それは重々承知している。しかし、思い入れが無ければ競馬なんて出来ない。博才だってそれほどある訳じゃないし、機械的に馬券を買っても何の面白みも無い。そもそも、思い入れが無ければここまで競馬が好きになる事は無かった。勝ち負けだけでなく、馬と人間のドラマが見たいのだ。…だから勝てないんだろうな(笑)

 だから、皐月賞は悔しかった。勝てるはずのレースを手にする事が出来なかった。大外という枠順、スローペース、敗因が無い訳じゃない。しかし、強い競馬をしただけに勝たせてやりたかった。あと1馬身と1/4。届きそうで届かなかった栄冠。

 それだけに、ダービーこその想いが強まる。抽選で50人のみに与えられる特権、調教観戦。その切符を手にした私は、朝5時に起きて門別まで車を飛ばした。バルクが出てくると夢中でシャッターを押し、後ろで五十嵐と岡田社長がいるとその話に耳を傾けた。調教後の田部師と五十嵐のインタビューを聞き、岡田社長が報道陣に熱く語る言葉にも最後まで耳を傾けた。この中で特筆すべきは、岡田社長の熱さ。あの熱さと行動力、決断力が認定厩舎の道を開き、バルクを生んだのだ、と。もの凄い魅力だった。

 この一週間、バルクの事を忘れた事は無かった。地方馬のダービー挑戦。ある漫画でも描かれていたが、その道のりは中央馬の比ではない。その険しい道を乗り越えて辿り付いたバルクに、頂点を見せてやりたい。なんとしても獲らせてやりたい。日本一になって、北海道の意地を見せて欲しい。生涯最高のダービーを見せてくれ、そう思っていた。

 当日、私が出来る応援はその走る姿を見る事と、馬券に想いを託す事。単勝1点、バルクに願いを賭けていた。仕事の合間を抜け、発走直前にTVの前を陣取る。ファンファーレが鳴り、ゲートが開き、長い2分30秒が始まった。

 皐月賞では逃げられずペースを作れなかったマイネルマクロスが大逃げを打ち、またもペースを乱した。それを追うコスモバルクは3番手。しかし向こう正面で前の馬をかわし、マクロスを追いかける。ちょっと早い。そう思った。3角過ぎ、バルクはマクロスを捉え、一気に抜き去る。早い、早過ぎる。これで押し切ったら超が付くほどの歴史的名馬だ。しかし、今はその可能性に賭けるしかない。頼む、バルク、持ってくれ!

 しかし競馬は甘くは無い。4角を回り直線、一瞬先頭に立つも次々と後続にかわされていく。結果は8着。ペースを乱したバルクに余力は残っていなかった。もちろん、勝った馬は強かった。これ以上無い強い勝ち方をした。バルクが万全の騎乗だったとしても、勝てたかどうかはわからない。しかし、その勝負にすらならなかった。

 レース後、五十嵐は騎乗ミスを認めた。皐月賞でも位置取りが完璧でなかった事を悔いていた。馬に責任を押し付けない、男らしいコメントだ。田部師はそんな五十嵐を庇った。しかし、岡田オーナーは騎乗ミスを叱責した。競馬とは、厳しい世界だ。それを体現する岡田流は嫌いではない。もちろん、その資格があるからこそ、だが。

 私には五十嵐を責める事は出来ない。ただ、悔しかった。バルクが、五十嵐が力を発揮できなかった事が。他の誰かが乗っていたなら、なんて考えた事も無い。五十嵐だからこそ、純粋に応援する事が出来た。それだけに、勝たせてやりたかった。

 こうして、長い長い挑戦に一区切りが付いた。秋はまだどうなるかわからない。道営で走らすという話もあるし、トライアルに挑むとも言う。もし、クラシック最後の菊に挑戦するのならば、是非鞍上は五十嵐でリベンジをして欲しい。確かに五十嵐の騎乗には至らないところがあったかもしれないが、この経験は必ず次に繋がるはずだ。最後の一冠、淀は東京よりも遥かに遠く厳しいが、挑む限りは是非獲って欲しい。

 頑張れ、コスモバルク! 頑張れ、五十嵐冬樹!


5月28日

27日のナベパラッツネ様のお言葉=「いろんな手があるだろう。だけど、もうダメだよ。ああなるとね。選手だって困るだろうし、ちゃんとした方がいい。7月のオーナー会議の議題だろう」
 ほーら、始まった。


 巨人・渡辺恒雄オーナー(77)は26日、急浮上した近鉄の球団売却問題について、売却先を厳しく制限すると同時に、他球団との合併もしくは、野球協約第五十七条で定められている(連盟の応急措置)により、選手らを救済する可能性を示唆した。
 野球協約では、球団の事情により選手らが協約の拘束外に置かれる可能性のある場合、連盟が監督、コーチ、選手全員を一時保有した上で、新たな球団保有者を探し契約のあっせんをする。それがかなわない場合は、ウエーバー公示して選手を救済するよう定めている。
 「いろんな手があるだろう。だけど、もうダメだよ。ああなるとね。選手だって困るだろうし、ちゃんとした方がいい。7月のオーナー会議の議題だろう」。
 年間40億円とも言われる赤字が問題となっているだけに、経営上は球団売却が最も実効性があるが、「内規を作ったから、外資や変なところに勝手な売買はできない」と、近鉄独自の売却先選択にクギを刺した。
 さらに「サラ金の広告をヘルメットに付けたり、たえず身売りをほのめかしたり、経営者が実際球団を経営する気がないんだから。選手諸君のためにも早く退陣してもらって」と、近鉄を厳しく批判した。[27日付デイリースポーツ]


 もう、嬉々として首を突っ込んできたね(笑)。苦しい事情なんて他人事。自分のところは初代オーナーとONの遺産でいくら失敗したって赤字にはならんからね。それでいて球団数も減らしたいから、チャンスとみればどんどん付け込む。それが最終的に自分の首を絞める事になるとも知らずに。

 あのね、こういう話が出るという事は、「大阪近鉄バファローズ」の危機じゃなくて、「プロ野球そのもの」の危機なんだよ。ホークスにしたって、球団の経営じゃなく本社の経営が発端であんな話になっている。つまり、球団経営そのものが時代とずれてきている。資金力があれば球団経営が赤字であろうと補填して終わり、の時代はもう終わった。しかし、支えきれないからといって球団を消滅させるような安易な考えをしてしまえば、黎明期の不安定な球界に逆戻り。球団が出来たり消えたり、そんな時代は決して明るい時代じゃなかったはずだ。

 規模を縮小して、現状の取り分を増やそうなんて甘い考えも良いところ。消滅した球団のファンのどれだけがその残ったプロ野球に興味を持つと言うのだ。プロ野球が持つ魅力だって数が減ればそれだけ減っていく。ファン離れが叫ばれる昨今、球団消滅は決してプラスにはならない。それを理解した上で何でもかんでも無くそうと言っているのか?

 もうダメだ? ちゃんとした方が良い ?早く退陣してもらって? で、誰が経営するんだ? だったら、買い取ってくれる企業を斡旋しろよ。必死になって探せよ。本気でプロ野球を牛耳ろうとするなら、初代がライバルの毎日新聞に球団設立を持ちかけたように、遠い未来を見据えた上で行動をしろよ。目先の利益の為に度量の狭い働きをしたところでファンは誰もついてなんかこないんだよ。

 だいたいね、自分の経営を棚に上げてよく他人の批判が出来るよな。巨人の人気が落ちたと最近よく言われるが、それが顕著になったのはいつの頃だったかな? あんたがオーナーになってからじゃないのかな? まぁ、長嶋が最初に解任された頃から始まってはいるんだろうけど、でも実際にはここ10年くらいだよね? って事は、オーナーの責任は大きいんじゃないの?

 ついでに言えば、人気が落ちて観客動員が減っている=収益だって減っている(だろう)のに、年俸は鰻上り。ドラフト戦略での裏金だってかなり使っているだろう。という事は、利益自体は減っているはずだよね? 少なくとも、年俸や経費は上がっているのだから、以前から比べれば減っていて当然。先日はお膝元の宮崎で空席があり、当日券まで残る始末。まぁまぁ見事な手腕だこと(笑)

 やる気がどれだけあるんだか知らんが、方法としては確実に間違った方向に進んでいる。でも、過去の遺産があるからそれが表立って見えては来ない。儲かっている事は確かだからね。ま、こんなチームにいつまでもついていくファンもファンだとは思うけど…いや、選手は悪くないから仕方ないのか。悪いのは球団フロントやオーナーだからね。でも、逆に言うと選手は不幸だな。自分たちのせいじゃないのに、離れていくファンがいるのだから。

 という訳で、そんな手腕しか持ちえていないのなら、仮にプロ野球を知らない国へ行ってゼロから12球団でスタートしたら、巨人なんてバファローズに勝てる見込みなんて無いよね。巨人ほど人気に胡坐を書いている球団は無いんだから。あ、タイガーズがどっこいかな(笑)。ファンサービスでいったら、パ・リーグに敵う訳無いんだから、ゼロから始めたら人気は絶対パ・リーグが上になるはず。まぁ、TV局を味方につけたらそれはまた違うのかもしれないけど、ゼロからって事は親会社のTVも無い訳だから、そう簡単に独占放送は出来ないだろうね。

 ま、そんな実現不可能な架空の話は置いておくとしても、実際のところは球団経営に関しては他人を批判出来るほどの手腕は持っていないという事。新聞屋さんとしてはどうか知らんけどね。

 とりあえずは、リーダー気取りならその「いろんな手」を出して見るべきなんじゃないのかな? それでノリを貰うとかいう話になるのは勘弁だが。ま、貰ったところでまた選手を余すだけだから、また経営手腕が問われちゃうけどね(笑)

 少なくとも、プロ野球全体の人気を考えた時に、球団消滅は絶対に避けなければいけない事。自分の利益を考えるなら、まずその業界、プロ野球界の人気を維持、発展させなければならないはず。球界が衰退すれば巨人人気という過去の遺産すら屁でもなくなってしまうのだから。球団減らして1リーグ作ったって、誰も喜びはしないんだからね。

 いい加減それくらいの事気付いて欲しいよねぇ、ホント…


5月26日

本日のナベパラッツネ様のお言葉=「特に無し」
 むぅ…


 大阪近鉄バファローズの親会社である近鉄本社が25日、シーズン中としては異例ともいえる球団赤字額を発表した。近鉄本社はこの日、大阪市内で平成16年3月期の連結決算を発表。本社経理担当の岩田和弘専務取締役(60)が、当初、約30億円といわれていた球団の年間赤字額が40億円近いことを明かした。球団経営の惨状を訴える「SOS発信」だが、球団の売却についても言及。「そういうことも含めまして(近鉄グループとして)聖域を設けずに収支改善を図っていきたい」と今後に含みを持たす発言を行った。
 こんな数字を明かして、現場の士気が下がりはしまいか。球団そのものに「お荷物」のイメージがつきまとわないか…。シーズン中のこの時期としては異例の赤字額発表は、そんな不安の声をも打ち消してしまうほど、近鉄の財政事情が火の車であることを露呈するものだった。
 近鉄グループの16年3月期連結決算の中で、球団を含む「レジャー・サービス業部門」は赤字を計上。人件費の削減効果で102億円増の462億円の黒字を計上した「運輸業部門」などが営業利益を上げる中、唯一の不採算部門として公表された。中でも球団の赤字は「決算的なレベルでいくと、付帯費用を入れて40億円近い」と岩田専務。これまで約30億円といわれてきた赤字額を訂正した。本社の「レジャー・サービス業部門」の約59億円の営業損益のうち、約3分の2を球団が抱える計算だ。
 各球団とも営業努力を続け、今季の観客動員数は飛躍的に伸びているパ・リーグだが、それでもほとんどの球団が赤字を抱え、親会社の「宣伝・広告費」でまかなっているのが実情。ただ、その額が40億円ともなれば、親会社の、それも経理部門の責任者としては目をつぶっているわけにはいかない。球団経営の惨状ぶりの公表で、異例の「SOS発信」を送る形となった。
 さらに岩田専務の発言は、球団の存続にかかわる問題にまでおよんだ。身売りの可能性について「そういう(球団を売る)ことも含めまして、聖域を設けずに収支改善を図っていきたい。タブーを設けずにやっていく」と繰り返し語った。同専務は後に「収支の改善を考えてのことであって、『売る』ことが優先ではない」と発言の真意を説明したが、球団売却が収支を好転させるための選択肢の1つであることは否定しなかった。
 近鉄球団は今年1月、球団名売却案を発表したが、球界の猛反発にあって断念せざるをえなかった。起死回生のアイデアを否定されたことで、台所は苦しいままだ。同専務は球団名売却に代わる経営改善策についても言及。「具体的には検討過程にあり、申し上げる段階ではない」と語り、水面下で新たな策を講じていることも認めたが、見通しは当然、立っていない。
 これまでグループ約230社の経営の見直しを推進してきた近鉄本社は、赤字補てんの必要な関連会社については、事業からの撤退、売却を断行しながら経営改善を図ってきた。ただイメージの問題もあり球団だけは例外、ともいわれたが…。「大阪に根付いているという要素を勘案する」と岩田専務は、球団売却の可能性の低さを示したが「40億円」の数字の前には、それも危うそうだ。[ニッカンスポーツ]


 厳しいなぁ。一応、優先順位としては売却自体は低いらしいけど。これを他人事に捉えたり、支えきれない球団は減らせとか言っているところには判らないんだろうけど、こういう話が出てくる事自体が「プロ野球の危機」なんだよね。減らしたところで、そうなったらもうどうしようもないんだよね。ま、他人事だろうからわからないんだろうけど。

 対策として思い付くものなんぞ素人じゃ出てこないけど、何とかここはバファローズに持ち堪えて欲しい。またアホが騒ぎ出す前に、何とか。

 …でも、厳しいよなぁ…


5月22日

本日のナベパラッツネ様のお言葉=「特に無し」
 流石だね。


 【シアトル21日共同】米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は21日、当地でのタイガース戦に「1番・右翼」で出場し、三、五回に連続中前打して日米通算2000安打を達成。七回にも右前打した。5打数3安打で打率を3割3分2厘に上げた。  七回から長谷川投手が2番手で登板し、2回0/3を2安打1失点。マリナーズは0−5で敗れた。



 大台まであと2に迫っていたイチローは三、五回にいずれも中前安打を放った。2000安打の内訳は日本で1278、大リーグで722。さらに七回にも右前打し、2001安打に伸ばした。
 日本のプロ野球では30人が2000安打を記録し、出場試合数は川上哲治(巨人)の1646試合、達成年齢は榎本喜八(東京=現ロッテ)の31歳229日が最速。イチローは大リーグの成績が含まれているため、日本での達成者には認定されないが、1465試合、30歳212日での到達でいずれも"日本選手最速"となる。
 昭和生まれの200勝投手、2000安打の打者らによる「名球会」は昨年、大リーグの成績を加算するなど規定を変更しており、イチローも入会資格を得た。
 日本人大リーガーではドジャースの野茂英雄投手が日米通算200勝にあと5勝と迫っている。

◆イチロー、一塁上で返礼…電光掲示板に「2000」

 電光掲示板に大きく浮かぶ「2000」の文字。イチローがついに快記録を達成した。五回、1死で迎えた第3打席の初球。真ん中低めにきた146キロ直球をしっかりととらえる、強いゴロが二塁横を抜けていった。
 日米での通算記録のため、米メディアの全国的な扱いは小さかった。しかし、地元メディアは事前に記事を掲載するなど、本拠地ファンには分かっていた。一塁上に立つイチローに対し、3万9102人の観衆が立ち上がって拍手を送る。イチローはヘルメットをとって声援に返礼した。
 あと2本、で臨んだタイガース戦。それにしてもあっさりと決めたという印象が強い。三回の第2打席ではライナーでの中前打。愛工大名電時代、「センター前ならいつでも打てる」と話した逸話をほうふつさせるような2安打だった。(共同)

◆松井秀「すごいことですね」と祝福

 イチローの日米通算2000安打達成を聞いた松井秀は「イチローさんは気にしてないんじゃないの」と切り出した。
 「球をとらえる技術はメジャーでもトップクラス」と飛び抜けた力を認めている。野球を追究する姿勢も知っている。それだけに「そんな数字に価値観を見いだしているとは思わないけど」と思ってしまうのだろう。「でもすごいことですよね。おめでとうございます」と祝福した。(共同)

◆不変の「イチローモデル」…同じ型のバットで2千安打

 イチローは2000安打のほとんどを同じ型のバットで打ってきた。長さ約85センチ、重さ約910グラム。細く、しんの部分が極めて小さいモデルはプロ1年目のシーズン終了後、自らバット工場に出向いて見つけたものだ。材質がオリックス時代はアオダモ、渡米後ホワイトアッシュに代わったことが唯一の変化か。
 「早い段階で理想のバットに出合えたことが、ここまで同じものを使っている一番の理由」とイチローは言う。だが、一貫して同じ型を使う姿勢にこそ、その安定感の秘密が隠されているともいえる。
 「ころころとバットを変えるのは結果の出ない理由を道具に求める弱さ、というケースもある。まずはバットの微妙な変化をカバーできる器を持つこと。ピンポイントでバットがベストの状態にないと打てないような選手では駄目なのです」
 天候や場所により、バットは湿気を吸って重くなる。疲れていれば重く感じることもあるだろう。さまざまな要因で生じる誤差を克服する努力と探求心が、卓越した技術と修羅場にも動じぬ精神力につながるのだ。
 大リーグでも、生涯をほぼ1種類のバットで通す選手は珍しい。その1人は史上9位、通算3319安打を放ったポール・モリター現マリナーズ打撃コーチである。野球殿堂入りが決まっている大打者は「けがさえなければ、イチローは3000本を打つ」と早くも予言した。(共同)

◆約束通りに達成

 オリックス2軍時代のイチローを指導し、"育ての親"として知られるオリックス・河村打撃コーチも、教え子の快挙に興奮を隠しきれない様子。「彼がここまで来たのは本当に努力のたまもの」とたたえた。  同コーチは「1992年に彼が入団した時、リポートを書かせたら『12年間で2000安打を達成する』とあった。そしたらほんとに(約)12年でやってくれた」との逸話も披露し、「次は3000安打? 当然達成してくれるでしょう」と期待を込めた。[サンケイスポーツ]


 お得意のセンター前で達成かぁ。いつだったか、当欄でも「センター前は技術の結晶」なんて書いた事があったんだけど、それを証明するようなヒットだった。高校時代にはいつでも打てるなんてエピソードもあったし、不調でもこれが出れば復調の兆しなんて勝手に見ていたからね。まさか新聞にその話が出るとは思わなかったけど(笑)

 まぁ、「日米通算」だけに、それほど大きく語られる話じゃないかもしれないけど、それでも凄いのは確か。将来、これがメジャーでも日本と同様かそれ以上に語られるようになって欲しいところ。逆に日本に来たメジャーの選手が「日米通算」2,000本安打を語られるくらいにね。そのためには、日本プロ野球はもっともっと頑張らないと。

 ちなみに、数字を見ていたらイチローは日米通算150号HRまであと1本と迫っていた。でも、これは日本でも語られる事は無いんだろうな(笑)。いや、全然構わないんだけど。

 ところで、日本の野球界が、少しずつ歩みを進めている。


 日本高野連は21日、元プロ野球選手による高校球児への一時的指導について、来年2月に開催される日本学生野球協会評議員会の承認を受けた後での実施を目指していることを明らかにした。
 27日に日本高野連の脇村春夫会長とプロ野球の根来泰周コミッショナーが東京で会談し、どのような元プロ野球選手が指導者としてふさわしいかなどについて話し合う。
 また、現役プロ野球選手と高校球児との練習については、練習や指導を禁じている日本学生野球憲章を拡大解釈できるかどうかを、日本学生野球協会と議論する。

★規定を一部変更

 日本高野連は大阪市内で評議員会を開き、「高校野球部員のプロ野球との関係についての規定」の一部を変更し、従来の退部届に代わり「プロ野球志望届」制度を設けることを承認。これに伴い、プロ野球への入団を希望する野球部員は所属する都道府県高野連へ「プロ野球志望届」を提出しなければ、プロ野球関係者と接触できないことになった。

★AAA選抜チームのコーチを松本、永田氏に委嘱

 日本高野連は、第21回AAA世界選手権大会(9月3日から10日間・台北)に出場する日本選抜チームのコーチを前橋(群馬)の松本稔監督と報徳学園(兵庫)の永田裕治監督に委嘱することを決めた。監督は既に横浜(神奈川)の渡辺元智監督に決まっている。 [サンケイスポーツ]


 まだまだどうなるかは解らない。でも、確実に前には進んでいる。今はまだ、これを語る事が出来るほど話は進んでいないが、是非良い方向に進んで欲しいと思う。根来コミッショナー、期待してますよ!

 さて、昨日ちょっと面白い話が。


 マ、マ、マジですかぁ〜。日本ハムが、前日にメジャー史上最年長の完全試合を達成したダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手(40)の獲得を目指していることが20日、明らかになった。ダイヤモンドバックスとは業務提携の関係。その"コネ"をいかして、先にツバつけとこ、って話。将来の大投手獲得のため、今秋に特別講師としてチームに招くプランが浮上した。



 千里の道も一歩から。1円足りなきゃ1億円には届かない。人生、何が起こるか、わからない。その通り。日本ハムが遠大な計画を温めていた。
 40歳8カ月で完全試合を成し遂げた、あのジョンソン獲り。2年後、3年後…引退後? そんなことはどうでもいい。大投手獲得のために、今からできることをやっていこう、という作戦だ。
 第1弾。チームの特別講師として招く。今秋、日本開催が予定されている日米野球で、親日家のジョンソンが来日するのは確実。所属のダイヤモンドバックスとは業務提携しており、この関係を利用する。
 「提携しているわけだし、日本にいる間にチャンスがあれば(講師など)何かやってもらいたい」と球団幹部。新庄獲得のときもそうだった。先手、先手でラブコールというわけだ。
 夢の大投手獲得大作戦。ふふん、と鼻で笑っちゃあ、いけないよ。実は4月、来日したダ軍のジョー・ガラジオーラGMと球団幹部が極秘接触。その際、ジョンソンが昨年手術を受けた右ひざの状態など、情報収集も行っている。昨オフ、引退説が出た際にも動向を見守っていた。
 ただ、ジョンソンの今季年俸は約18億円。チームの今季総年俸が約20億円の日本ハムにとっては、もう1球団抱えるようなもの。それでも何が起こるかわからない。まずはコツコツと講師招へいの実現を目指す。
 夢のあるお話です。(大塚 功)

★"先手必勝"なりますか

 "先手必勝"は日本ハムの十八番? 昨オフ、メッツを退団した新庄獲得合戦に参加。巨人、横浜、オリックス、ロッテが興味を示す中、新庄に「1番先に声をかけてくれたのが日本ハムだから」と言わしめ、獲得を実現した。全世界が注目するジョンソンだが、果たして"日本ハム流"が通じるか…。 [21日付サンケイスポーツ]


 まぁ、実際に来るとは思わんけどね。でも、前にも似たような話はあったっけな。あ、あれはクレメンスか。

 いずれにしても、実現するならしっかりとした契約で。おそらく、本人がその気なら金はそれ程かかるまい。もうジョンソンは死ぬまで優雅な生活が出来るほど年俸を貰っているのだから。確か分割になっていて、辞めてからもずっと支払われるはず。だから金はそれほど必要ないだろうが、その代わり野球をやる姿勢はしっかりと確認しなければいけない。もちろん本人だって晩節を汚したくは無いだろうし、こちらだって中途半端な気持ちで来て貰っては困る。だからそこだけはしっかりと。

 でも、こういう話は好きだなぁ。 ま、実際に来るとは思わんけどね(笑)


5月20日

本日のナベパラッツネ様のお言葉=「特に無し」
 いやぁ、このオヤジは凄いわ。


 【アトランタ(米ジョージア州)18日(日本時間19日)=本紙特電】ダイヤモンドバックスの長身左腕、ランディ・ジョンソン投手(40)が18日、ブレーブス戦で史上15人目の完全試合を達成した。しかも、40歳8カ月での達成は、1904年、伝説の名投手サイ・ヤングの37歳1カ月を100年ぶりに更新する、世紀の最高齢記録。オジン、厄年、高血圧…。健康診断の度に肩を落とす中年諸氏よ、希望を持とう。



 敵地のファン2万3381人から「ランディ・コール」が起きた。九回二死。27人目の打者。ジョンソンが代打・ペレスを空振り三振に斬り捨てる。完全試合達成。1人の出塁も許さず。2メートル8の長身から、右手のグラブを天に掲げ、小さなガッツポーズを作ると、たちまちチームメートにもみくちゃにされた。
 奪三振13。最後の117球目は、実に球速98マイル(約158キロ)を計時。「ビッグ・ユニット」(巨大な物体)の愛称通り、化け物級のワンマンショーだった。
 「5連敗していたので、とにかく試合に勝ちたかった。みんないい守りをして、早い回に点を取ってくれたので、リードを守ろうと思った。こういう試合はめったにないから特別だが、勝てたことがうれしい」
 世界中を探しても、こんな40歳はいない。いや、この1世紀、これほどの40歳はいなかった。
 1904年。日本でいえば日露戦争勃発の明治37年。日本でいえば『最優秀投手』と『沢村賞』を合わせたような、米大リーグ最高級の勲章『サイ・ヤング賞』のもとになった大投手が、37歳で達成したのが、完全試合の最高齢記録だった。
 「40歳という年齢は全く問題ない。(初めて無安打無得点を記録した当時は)まだ若くて、どこに球がいくか、わからなかった。内容は、完全試合に遠く及ばなかったからね」
 自慢のヒゲをさすりながら思い出していたのは、マリナーズ時代の90年6月20日、タイガース戦で記録した最初の無安打無得点試合。26歳のジョンソンは荒れ球が幸いし、ヒットを1本も許さなかったと同時に、制球が災いして6四球を許し、完全試合を逃した。
 それから14年を経た2度目の快挙は、まさに不惑の投球の賜物。100マイル(約160キロ)の超速球こそ減ったものの、制球力と投球術が飛躍的にアップ。この日は117球中87球がストライクで、3ボールになったのは1度だけ。ノーヒッターからパーフェクトへの過程は、そのまま成長の証だった。
 両リーグで無安打無得点試合を記録したのは、ドジャース・野茂英雄投手(35)ら5人いるが、ジョンソンの1度目と2度目の間が「14年」というのは最長。ワールドシリーズ制覇、サイ・ヤング賞にオールスター…。ほとんどのタイトルを手にしてきたビッグ・ユニットが、不惑の年に、グレート・ユニットとして、生きる伝説となった。[サンケイスポーツ]


 40歳にして完全かい。剛球系の投手はコントロールがまとまるとヒットは打たれ難くなるけど、それにしても3ボールが一回だけって…。そりゃ誰も打てんわ。100マイル出ないって言ったって97マイルくらいは普通に出るからね。村田兆治が140km/hで凄いって言うけど、いや確かに凄いんだけど、それよりも更に10km/h以上速いからね。化け物だわ、ホント。

 それにしても、最近(に限らず)のメジャーは40歳前後の選手が活躍するなぁ。日本じゃほんの一握り以下なのに。まぁ、確かに球団数が多いんで活躍の場があるといえばあるんだけど、それにしたってフランコなんてもう46歳(公称、実は48歳とか52歳の説まで)なのにまだ現役バリバリだからね。既に伝説となっているリッキー・ヘンダーソンだってまだ独立リーグでやってるし。

 日本でも引退した選手、契約出来なかった選手が活躍出来る場所があれば復帰する選手なんかももっと出てくるかもしれないのにな。マスターズよりもっとレベルの高いところでね。マスターズはマスターズだからまた別の話なんだけど。

 もちろん、若い選手ももっと見たいけど、ベテランの渋い味ももっと見たいなぁ。

 日本にもそういう「場」がもっと欲しい。


5月16日

12日のナベパラッツネ様のお言葉=「いい試合っていったって、負けたらしようがない。岡島はどこかおかしい。岡島がブレーキだ。何で使うのかね。必ず点を取られるのは決まってんだ、統計学的に。監督に統計学から研究してもらわないと」
 最近忙しかったり観戦記に追われたりでなかなかこちらが更新できていない。

 決してネタがない訳ではない。むしろ今までならもっと小さな話でも書いていたはずだ。記事を見て、実際、パッと浮かんだフレーズは数知れない。ただ、それを書く時間が無い、というよりはそれより個人的な事に時間を割く割合が増えてしまった。まぁ、こうやって書くほど大げさなものでもないんだけど、なんかちょっと言い訳がしたくて(笑)書いてみました。

 他に気を取られている分、お言葉にタイムリーに気が付く事が減っているってのが自分の中でもちょっと満足できない部分なんだけど、まぁ、そのうちもう少し良いペースが作れるんではないかとは勝手に思ってます。

 まぁ、とりあえず一つだけ言える事は…地元に新しく球団が出来るって事は、その地域の住民の人生まで変えてしまう可能性があるって事かな。まぁ、かく言う私だって生活がちょっと変わっただけで大げさに言うほど変わった訳じゃないんだけど、変わる可能性を秘めた様々な出会いを体験してきたのは事実。「ファイターズ」が共通言語になり、人と人とが繋がっていく。この繋がりを大事にしていけば、人生は…いや、そんな個人的な事では済まない。北海道は間違いなく変わる。もちろん、プロ野球だって変わる。いや、変えてみせる。それくらい大きな出来事。

 そしてその変化は、ファイターズ球団と道民が譲ってくれた東京とそのファンに出来る唯一の事。この想い、大切にしていきたい。


 さて、いつものテンションに戻ると、久し振りの桑田登板は悲しい結果が待っていた。


 振り向く必要はなかった。長年の野球感が、打球の行方を教えてくれていた。両手を腰にあて、正面を見据えて立ちつくす。球場全体を歓声とため息が包み、桑田はしばらくして、打球の着地点を目で追った。「決して悪い球じゃなかったと思う。うまく打たれたよね」。マーチンの特大飛球が、センター後方のバックスクリーンを直撃した。粘りの投球はここで、水の泡と消えた。
 1点リードで迎えた6回だった。先頭のラミレスと鈴木健に連打を許し、古田には死球を与えた。無死満塁。来日して1本も本塁打のないマーチンに、桑田はプロ入り初の屈辱を見舞われてしまう。「いつかは打たれるものだからね…。たまたまそうなってただけで」プロ入り19年目の通算415試合目。通算240本目の初めての満塁被弾。「ちょっとショックだったけどね」併殺狙いでスライダーを低めに決めた。思い通りに制球したからこそ、悔いも残る。
 揺れる思いは胸の中にしまい込んでいた。開幕から4試合、登板しては翌日に抹消が繰り返される日々。今回は当初16日に予定されていた先発が、上原の離脱によって1日前倒しされる事態も起きた。「チームの方針だから仕方ないよ」桑田は多くを語ろうとせず、首脳陣の要請を快諾。だが、心の底では「もっと投げたい」という欲望がうごめく。数少ないマウンドに、精いっぱいの意地とプライドをぶつけた。
 すべて谷間で投げた4試合。桑田はいずれも、力投を披露してきた。7回には土橋にもソロ被弾して5失点。今季初黒星こそ喫したが、堀内監督も「よかったけどなあ…。きょうは球威もキレもあった」と評価した。勝てない理由は味方の援護にもある。桑田がマウンドにいる間の援護点は、4試合の合計で8点にしかならない。「いい投手にかかったらなかなか打てない。しゃあないよ」桑田はここでも、座右の銘である「辛抱」を続けている。
 桑田はまた16日に出場選手登録を抹消される。昇格するのはルーキーの内海。4週連続の6連戦で先発投手6人が必要となる中、首脳陣は可能な限り若手を育成していく方針を固めているためだ。「そりゃあ調子がいい時は、もっと投げたいよね」次回登板まではまた、10日以上待たなければならない。だが、起用法に異を唱えるつもりはない。ただ、投げたい。マウンドで躍りたい。桑田はそれだけを胸に、我慢の調整を続ける。(中村 卓)[スポーツ報知]


 桑田ファンにとって、ある意味勝ち星以上に執着を持っていた記録が遂に途絶えた。被満塁HRゼロ。満塁での被打率は決して低い訳でもなく、押し出しも結構あるがHRだけは打たれた事が無かった。ちなみに江川は押し出しゼロの記録を晩年まで持っていたはず。これも切れたと思うけど。

 桑田の「ショックだった」のが満塁HRを初めて打たれた事なのか、計算通りに行かなかった事なのか、それとも両方なのか、はたまた全く別の事なのかは解らないが、このショックが今後に尾を引かない事を祈るばかりである。もし、今日(14得点)みたいに少しでも点を取ってくれていたなら、また違う結果になっていたのかもしれない。当然攻め方も違っただろうし、打たれてもショックは少なかったのかもしれない。「史上最強打線」とやら、何とかして欲しい。

 それにしても、印象としては桑田の投げる前後に大量点を取る傾向にある気がするのだが、これは気のせいだろうか? ちなみに、この桑田登板での「史上最強打線」の印象が強いせいか、全然この打線に強さ、怖さを感じない。桑田が投げる時に清原を使わないのも意味がわからないし、その最強打線の看板を担うはずの元4番の面々は必ず誰かがベンチを温めている。スタメンに全員の名前が連ならないのに、看板としては最も大きな清原の名前が無いのに、どこが史上最強なのか。私からすれば、ファイターズ打線の方がよっぽど最強である。

 ま、いずれにしても次の桑田登板は10日は先の事。それまでまた巨人に興味なく過ごす事になるんだろうな。

 と、いう訳でまたお言葉がある事に気が付かなかった。


 【巨6―7神】東京ドーム開場以来、かつてない珍事が発生した。6―6の同点で迎えた八回、阪神の攻撃が始まる直前だ。一塁側ベンチ上のネットに男性ファンがよじ登り、そのままベンチの屋根、そしてグラウンドに転落した。
 「人間が降ってきた。誰かがタオルを投げたのかと思ったよ。ああいうのはダメだ」
 試合後、堀内監督が不快感を示したのも無理はない。ファンが落下したのは、4番手の岡島がマウンドでの投球練習を終えたときだった。突然のハプニングに球場も騒然。熱戦に水が差された状態で、岡島は先頭・金本は打ち取ったが、桧山、アリアスに連打を浴びて決勝点を献上した。岡島は「自分の制球ミスです。迷惑をかけて申し訳ない。ハプニングが気になった?それはないです」と唇をかみしめた。
 痛恨の継投失敗。今や巨人の代名詞にもなった救援陣の乱調だが、これに怒ったのが貴賓席から観戦していた渡辺オーナーだ。東京ドームの駐車場に降りた渡辺オーナーは、開口一番「きょう(11日)は機嫌が悪いぞ」。報道陣から「いい試合だったのでは?」と切り返されると、一気に怒りを爆発させた。
 「いい試合っていったって、負けたらしようがない。岡島はどこかおかしい。岡島がブレーキだ。何で使うのかね。必ず点を取られるのは決まってんだ、統計学的に。監督に統計学から研究してもらわないと」
 岡島個人を名指しで批判した揚げ句、最後に出たのは堀内監督に対する采配批判。開幕3連敗に続き、宿敵・阪神にはこれで東京ドームでは4連敗。首位攻防の伝統の一戦どころか対戦成績1勝6敗では、渡辺オーナーも我慢の限界だったようだ。
 堀内監督は「岡島?自信なさげに投げてるねえ」と話すにとどまり「あそこで追い越さんとイカンな」と続けた。敗因を六回の2死満塁、八回の2死一、二塁で、いずれも凡退したペタジーニのブレーキに向けたが、2点差、4点差をいずれも1度は追いついた打線は責められない。左太腿痛でエース上原が先発を回避する苦しい台所事情での決戦だっただけに、継投ミスは命取り。ダイブした男性ではないが、チームは連敗で単独3位に"転落"した。

 ≪ファンが乱入≫首位攻防戦に興奮したファンがグラウンドに乱入するハプニングが発生した。八回、4番手・岡島が投球練習を終えようとした時にジャビットの法被を羽織った都内に住む25歳の巨人ファンらしき男性が、一塁側の内野ネットを乗り越えて巨人ベンチの屋根の部分に転落。そのままグラウンドまで落ちた。男性は大量の鼻血を流しており、東京ドーム内の医務室で手当てを受け、都内の病院に搬送された。巨人・原沢広報部長は「かなり泥酔していたみたいです。試合中ということなので、警備の強化を依頼しました。営業妨害にあたる?そこまでは考えていません」と話した。[12日付スポーツニッポン]


 統計学ねぇ…とりあえず、点を取られる確率の統計が「防御率」なんじゃないのかな? 研究も何も無いと思うんだけどね。逆に、統計学的に「必ず点を取られる」というのは証明されているのかな? 他人に研究だなんだ言うのなら、「必ず」を証明してからにしてよね。ま、私はそんなものどっちでも良いから研究しないけどね(笑)

 おまけの乱入の話の方が面白いんだけど、多分リアルタイムで見てないと本当の面白さは分からないと思うんでこれはパス。それよりは昨日の違う話の方が面白みはあるしね。

 という訳で一部で一面まで飾ったこの話を。


 【ロ0−21ダ】弱くて、負けて、ごめんなさい。ロッテ・バレンタイン監督がナインとともに、ファンへ屈辱的な大敗をわびた。ベテラン小宮山の11失点KOに始まり、最後は守護神・小林雅が1イニング3暴投で21点目を失い、打線も5安打無得点と沈黙。0―21の惨敗後、指揮官がナインを伴いグラウンドで深々と頭を下げる前代未聞の謝罪となった。
 バレンタイン監督が先頭を切ってグラウンドへ飛び出した。重い足取りのナインを促し、帽子を取るとバックネット裏のファンへ一礼。さらに一塁側内野席、右翼席へ向かって頭を下げた。いずれも今季ワーストの24安打、21失点。6連敗。そして借金11…。あまりに情けないチーム状態に異例の謝罪となった。
 「ふがいない成績に謝りたいという気持ちだった。みっともないと言う以外に言葉が見つからない」。指揮官の言葉が痛々しい。惨劇は小宮山で始まった。初回にソロ2発。二回2死二塁から8連打で9失点だ。今季最短の1回2/3で11失点KOの38歳は「人生最多失点ではないでしょうか。何も言うことはありません」と漏らした。
 12日の日本ハム戦(札幌ドーム)で2―20の惨敗。その2戦後の悪夢だった。六回に5失点、八回も4失点。そして最後は守護神・小林雅だ。九回に登板し暴投連発。プロ野球史上7人目の1回3暴投で21点目を与え「ああいう球を投げる僕が悪い」とうなだれた。
 1勝11敗の5月。先発陣に疲れが出ている。一時12球団トップだったチーム防御率は、6連敗を経て3・83から4・85へ急降下。指揮官は「補強の可能性は常に見ている」と話したが、現状で特効薬は見当たらない。選手は自信を失い、迷路にはまり込んでいる。
 「負けるのが悔しくて眠れない。彼らも悔しい気持ちを持ってくれることを願う」。ファンへの熱い思いが指揮官の悔しさを倍増させた。開幕前に千葉マリンへ改修を要請。内野席最前列のフェンスにすき間をつくり、グラウンドからサインに応じられるようにした。監督復帰に際して95年の退団時に届いた数万人分の署名を持ち込んだ。恩返しにポケットマネー500万円を投じ、三塁側「ボビー・シート」への招待も決めている。ファンを愛する心が、突発的な謝罪へ突き動かした。
 シーズン最終戦のセレモニーならいざしらず、こんな時期のファンへの謝罪は過去に例がない。85年から8年間監督を務めたレンジャーズ時代も1度だけファンへ謝罪したことがあるバレンタイン監督。2度と味わいたくない悔しさを再びかみしめた。救いはファンから「ボビー」コールが返ってきたことだけ。それに応えるには、試合に勝つ以外に道はない。

 ≪ロッテのファンへの謝罪≫96年10月10日、シーズン最終戦(対ダイエー)が行われた後のセレモニーで、江尻監督が5位に終わったことを謝罪しなかったためファンが激怒。1000人近いファンが千葉マリンスタジアム正面に集合し「江尻、土下座しろ!」などと騒いだ。警備員との殴り合いも起き、警察まで出動。三ツ野球団代表が「来季は強く、勝てるチームをつくります。私に免じて、お引き取りください」と頭を下げ事態を収束させた。[スポーツニッポン1面]


 …何とも言えん。ちょっと前、ファイターズが連戦を勝利で終えた時(入来初勝利の日ですね)に選手総出でレフトスタンドまで出てきた事はあるけど、あれとは全然違うもの。大体、負けて謝りに来られても逆にファンは困っちゃうよね。別に謝ってもらったところで勝ち星が付く訳でもないし、気が済む訳でもない。選手だってそれで許されるほど甘い世界じゃないと思っているだろうし。それでも謝らずにはいられない、という気持ちもわからなくは無いが、それよりも「プロらしい試合」を見せる事の方がよっぽど大事だ。

 負けるのは確かに悪かもしれない。でも、球場に足を運んで観戦をしているものにとって、勝負は二の次に近い。もちろん、勝つに越した事は無いが、負けても良い試合なら、納得のいく試合なら別にそれで良いのだ。逆につまらん試合で変な勝ち方をしたところで、それ程満足が出来る訳でもない。TVで見るならどんな内容でも勝った方が良いのかもしれないが、私個人の意見を言わせて貰えば、生はそうではない。

 ま、だからこそ不甲斐無い試合をしてしまって申し訳ない、と謝りたくなる気持ちもわかる。しかし、それは惨めな試合に追い討ちをかけてしまう事にはならないだろうか? もし、ボビーがこれを選手の発奮材料にしようとしたとしても、それ以上に後味の悪いものになってしまってはいないだろうか?

 惨めな試合の責任を取るには、それ以上に良い試合を今後する事しかない。明日からはファイターズ戦。勝つ負けるじゃなく、とにかく良い試合を期待している。

 …なんて書くのは、やっぱりファイターズにかって欲しいから、かな(笑)


5月7日

本日のナベパラッツネ様のお言葉=「もうすぐコリーって選手も来る。河原やシコースキー、岡島よりいいんじゃないか」
 さぁて、どうなんだろうね。


 巨人・渡辺恒雄オーナー(77)は6日、獲得交渉を進めているコリーについて高い期待を口にした。東京都内での会食後、報道陣に応対。「もうすぐコリーって選手も来る。河原やシコースキー、岡島よりいいんじゃないか」と新守護神として戦力になると強調。ゴールデンウイーク8連戦を6勝2敗と勝ち越し、舌も軽やか。「視聴率が3回も20%を超えた。昨日(清原が決勝3ランを放った5日の横浜戦)のように試合が面白ければ、人(観客動員)も増えるんだよ」と上機嫌だった。 [スポーツ報知]


 コーリーだかコリーだか知らんけど、本当に使える投手なんだろうか。香田がわざわざ見に行ったって言うけど、それでも眉唾もんだな。所詮ランデルクラスしか連れて来れないスカウトだろう? どんなもんだろうね。

 そういえば、ちょっと前にもお言葉があったらしい。


 巨人・渡辺恒雄オーナー(77)が30日、清原を叱咤(しった)激励した。都内での夕食後、4打数無安打の結果に「頭が痛いな。あれだけファンが騒いでいるんだから本人が打てなきゃしようがない。でも子分だからかわいいよ」最近、一部雑誌や報道などで清原や元木のトレード記事が出ていることについては「2人ともオレの子分だ。粗末にするわけがない」と完全否定した。
 「フロントが(オーナーに)内証で2人を出すなんてあり得ない。悪質なデマ、誤報だ。オレは確かめたが全然、痕跡がないと(土井球団)社長も言っている。三山(球団代表)は知らんけど。でも、オレや社長を無視して勝手に出すなんてことは三山の首が飛ぶだけだ。あり得ないことを書くから巨人は怒るんだ」と重ねて強調していた。
 また、本塁打を量産した阿部についてはこの日午前、東京・両国国技館での横綱総見に出席後にコメント。「90本ぐらい打つんじゃないか。60〜70本はあるんじゃないか。90は無理かもしれないけど」とたたえていた。 [4月30日付スポーツ報知]


 このGWは休み無しだったんで、そこまで気が回らなかった。って、そうじゃなくてもシーズンが始まってから見逃してばっかりなんだけど(笑)。ま、これもどうなんだか。"子分"ってのがちょっと気に入らない。でも、三山に信頼を置いて無いコメントがかなりイケてる(笑)。忘れた頃に三山の存在を浮き出させるなんて心憎い演出、やるなぁ(爆)

 ま、どうでも良いか、これも。

 そういえば、高橋憲幸の詳細が翌日出てたのを忘れてたんで、一応。


 左の中継ぎエース高橋憲幸投手(33)が自転車運転中に転倒し重傷を負ったことが1日、分かった。4月29日夜に札幌・厚別区内の下り坂を走行中にブレーキをかけたところ過度に効き、1回転して身を投げ出されて顔面と左肩を強打。同30日に同市内の病院で「左側上顎(じょうがく)骨の骨折」及び「左肩肩鎖(けんさ)関節の亜脱きゅう、あるいは脱きゅうの疑いあり」と診断された。高橋憲は自宅から球場への移動に自転車を利用していた。この日、ヒルマン監督らに報告を済ませた後、帰京。6日に都内の病院で左肩の精密検査を受ける。高橋憲は「不注意です。顔はどうでもいいんですが、左肩が…。手術するかどうか(医師と)相談して決めたい」と話した。 [北海道ニッカンスポーツ]


 しかし、厚別から札幌ドームへ自転車通勤って…結構遠いのによくやるなぁ。いや、高校生くらいの頃ならそれでも走ってた距離だけど、車に慣れた今なら絶対に無理。厚別の中で一番ドームに近いところだとしても結構な距離だもの。ま、車で15分くらいだから行けなくは無いんだろうけど。その辺は流石プロ。怪我したのはプロじゃ無いけど(笑)

 しかしどこの坂を下ってたんだろう…いろいろ考えられるところはあるんだけど…

 何にせよ、早く直して戻ってきてくれ〜


5月1日

本日のナベパラッツネ様のお言葉=「特に無し」
 何だそりゃ?


 日本ハムは1日、30日に登録を抹消された高橋憲幸投手について、自転車での単独事故による骨折と左肩関節の脱臼が原因と説明した。復帰には数カ月かかるとみられる。
 高橋憲は29日夜、札幌市厚別区内の自宅から自転車で買い物に行く途中に転倒。翌30日に北大病院で左ほお骨陥没骨折と左肩鎖(けんさ)関節脱臼と診断された。
 6日に東京都内の病院で再検査を受けるが、左腕の高橋憲の利き腕で「何カ月というスパンで考えないといけない」(中垣チーフトレーナー)と早期復帰は難しい状況だ。高橋憲に代わり2軍から隼人が昇格した。[北海道新聞]


 せっかく調子良いところだったのに。それに厚別区内の自宅って…そんなところに住んでたのか(笑)。いや、怪我したら鎌ヶ谷行きだから自宅に居れないじゃん。しかも左腕を怪我って…何と言って良いのやら(溜息)

 一体、どこをチャリで走っていたのだろう。そして何を買いにいっていたのだろう。想像が出来る地区だけに非常に気になる(笑)。まぁ、そんなこと言っている場合じゃないんだけど。

 いずれにしても、早期復帰を望みます。早く帰って来てね!



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