野球観戦記
8月18日 日本ハムファイターズ vs 大阪近鉄バファローズ
in 札幌ドーム
18時04分開始 22時51分終了 観衆17,000人(12,000くらいじゃないかなぁ)
| team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
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| Bu | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 4 | 5 | 4 | 0 | 19
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| Fs | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6
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勝利投手:前川 2勝2敗0S
セーブ:
敗戦投手:ミラバル 14勝8敗0S
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HR:中村18号(3ラン=6回・立石)
吉岡13号(ソロ=6回・立石)
磯部10号(3ラン=8回・高橋憲)
実松3号(2ラン=9回・有銘)
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少ねぇなぁ。
はい、という訳でファイターズ札幌6連戦の緒戦から行きます。ご覧の写真は5回終了後の様子でして、おそらく一番入っている状態です。緒戦はこんな感じだったんですね。外野席はともかく、内野はいつもの通り。まるで来季に向けての盛り上がりや期待感を感じさせない寂しい光景です。東京ドームもこんな感じだ、と言われればそれまでですが、それじゃあ移転する意味があまり無くて困っちゃうんですよね、球団としては。北のファンとしては入りがどうだろうと来てくれる事に意味が感じられるので良いのですが。

で、この日のお昼には試合前にも関わらずヒルマン監督が札幌駅で一日駅長をやっておりました。ま、"一日"といっても現場にいたのはほんの1時間も無いのですが(笑)。で、それに乗じて駅ではチケット即売会をやっておりましたが、売り上げはどうだったんでしょうね。ちなみに私はどこでそのイベントをやるのか分からず、駅でかなりうろちょろしてました(笑)。結局私が探していた改札の反対側でやっていたんですが、どこにも案内が無いのが不親切でした。ファイターズのコーナーみたいのまであるのに、イベント告知すらない。結局、マスコミ向けのイベントだったという事なんでしょうね。実際、そんな感じがしましたから。
駅長の流れはというと、まず駅長室らしきところで証書を手渡しするところから始まり、チケット売場でファイティー君と岩本通訳を従えてファンに挨拶。その瞬間は20〜30人は集まったと思います。で、駅に入ってホームで車両を出迎え、見送り。私は入場券を買って入ったので一部始終を見ましたが、その時点で断念する人は多かったのではないでしょうか。写真を撮っていた人もほぼ報道関係者。私はその中に混じって撮りましたが(笑)。ちなみにヒルマン監督のご家族もいらっしゃってました。見送りはお子さん2人と一緒。この辺はほのぼのとしていて良かったですね。

さて、試合に戻れば…書くのも嫌になるくらいの一方的な展開。まぁ、最初のうちは取られたら取り返すの白熱した展開でしたよ。それが取り返せないうちに取られ、取られ、取られ…気がつきゃ19失点(涙)。途中からスコアを書くのも嫌になるくらい。流石に白けますよ。6回を越えた辺りからお客さんは帰る帰る。ゾロゾロ、ゾロゾロと。9回になる頃には内野はすっからかん(笑)。レフトスタンドまで半分以上帰り、もう目も当てられない。まぁ、東京でもどこでもある風景ではあるとは思いますが、それにしたって札幌のファンの淡白な事。この後書くサヨナラ勝ちなんかも見逃した人は多いんでしょうね。野球の真の面白さをまだ知らない、そんな部分が垣間見えた気がしました。
試合展開は…一応軽く書いておきますか?
先発はミラバルとバーンの両外国人。互いに2回までは無難な立ち上がり。3回表、ミラバルがいつもの通り(?)突如崩れだし、9番藤井から5番吉岡まで四球、三連打、四球、内野ゴロで計3点を失う。4回裏、バファローズはそこまでコントロールに苦しみながらも抑えていたバーンから前川に交代。その直後、木元内野安打、上田中前安打、高橋信二四球で満塁の後8番の井出が右翼線2点二塁打。続く1番の奈良原犠飛で同点に追いつく。
5回表、4回に立ち直りの兆しを見せたミラバルがまた崩れだす。ローズ、中村、吉岡に三連打を食らい満塁のピンチを作り、7番磯部、8番阿部真の連打で3点を奪われKO。厚澤にマウンドを譲る。
5回裏、先頭の小笠原四球、エチェバリア内野ゴロで走者入れ替え、木元四球で一死一、二塁。ここでこの日1打席目で11球粘って歩き、2打席目は左腕前川から中前安打を放っている上田に代えて代打・島田。なんでさっき打っている前川なのに上田を代えてしまうんだろう、と疑問に思っていたら案の定島田は内野ゴロ。続く高橋も右飛で結局無得点に。ここで得点を入れられなかったのがかなり痛かったような気がします。
6回表、一死後代打水口、ローズが連打で塁が埋まったところで、投手が立石に交代。その3球目、ノリが豪快にレフトスタンドへ。続く吉岡は初球を左中間へ。あっという間の4点でダメを押された感じ。やはり5回裏の無得点が痛い。
7回表、投手は関根に。先頭1番の大村が内野安打に始まり、四球、三連打で3点、一死後また二連打でもう2点。最後は大村の左中間を抜けそうな辺りを井出が良く走って獲り、なんとかこの回終了。誰が出てきても打たれるファイターズ投手陣。この辺でほとんどの人があきらめる。場内は白けた空気が。ちなみにファイターズ打線は7回裏まで前川を崩す事が出来ない。ランナーは出すのに、後一本が出ない。これが優勝争いをするチームとの差なのだろうか。
8回表、投手は高橋憲に。止まらない猛牛打線は二死からでもチャンスを生かす。二死後ノリが左前へフラフラっと上がった当たりでラッキーな二塁打。すると吉岡、川口、と連打で続き、とどめは磯部のホームラン。これで19点、寂しい空気が流れていく。
8回裏、投手は有銘に。二死後ガッツが意地の三塁打で1点を返す。でも有銘相手に1点じゃな…
9回表、投手はこの日誕生日の芝草に。結局芝草出すんなら、もっと早く出して欲しかった。まぁ、ここは貫禄でしっかり抑え…ないんだよな、この人も。一ゴロ、安打、二ゴロ、死球、四球で二死満塁。迎える打者は今日大当たりの吉岡。帝京の先輩後輩の対決。ここで打たれれば20失点の大記録(笑)。さぁ、軍配は…? って、上記のスコア通り、芝草の勝ちでございます(爆)。とはいっても、鋭い当たりのサードライナーだったんですが。頼むから芝草くらいピリっとしてくれよ。
9回裏、ファイターズ最後の攻撃。わずかに残っているライトスタンド陣はまだまだあきらめてはいない!…って感じではなかったかな?(笑)。でも、せめて一太刀、という感じで応援はしてましたね。私も最後はセンターからライトスタンドへ移動。すると先頭、途中出場の田中幸雄が期待に応え右前へ。同じく途中出場の石本は右直で惜しくも凡退も、続く更に同じく途中出場の実松が内角?の球をライトへ執念のホームラン!…と思った次の瞬間、その打球は無情にもグラブの中へ。
…凄かったですよ、スタンド最前列の少年(笑)。グラブを持っていたその少年は、自分に向かってくる打球にグラブを差し出し、見事キャッチ。ライトスタンドはホームランの事よりもその少年のナイスキャッチに大歓声(笑)。おそらくその打球は実松のものだったなんて、その瞬間覚えていた人は少なかった事でしょう(笑)。いや、でも、実松もちょっと難しそうな打ち方をしてた感じがしたので、実松自身の打撃の上でも大きな一打だったのではないかと思います。
このあと、古城も右前安打を放ちますが、流石に反撃はここまで。見事な大敗でした。まぁ、4番を7打席全部出塁させたら負けるに決まってますわね。

えー、試合で語る事は何もございません(笑)。それ以外では、この日初めて見た光景として、外野席奥の遮光カーテンが開けられていた事と、高橋はるみ北海道知事が始球式を投げた事くらいですかね。ちなみに背番号の212は市町村の数と思われ。それと、この日が初陣の私のNewデジカメ、パナソニックFZ−1が大活躍した事くらいでしょうか(笑)。いや、光学12倍の威力は凄いですよ。この写真の数々、今までの単焦点じゃ絶対に有り得ない構図ですから。トリミングをしなくてもこんなアップが映し出せる光学12倍、いやー、凄いの一言です。

で、帰り際に夜空を見上げると、大きく輝く半月が。こんな試合を締める画としちゃ上出来だな、と思い思わずシャッターを切ってしまいました。っていうか、こんなものまで撮れるデジカメ、やっぱ凄いです。…って、デジカメ自慢で締めるんかい!(笑)
8月22日 日本ハムファイターズ vs 西武ライオンズ in 札幌ドーム
18時01分開始 21時27分終了 観衆21,000人(15,000くらいじゃないかなぁ)
| team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
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| Bu | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1
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| Fs | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0
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勝利投手:松坂 15勝4敗0S
セーブ:豊田 0勝1敗31S
敗戦投手:金村 1試合0勝1敗0S
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HR:
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えー、この日は私用があり、球場に到着したのは4回裏。個人的に松坂攻略の手口は押し出ししかない、と思っていたら3回にそのチャンスはあったようで。一死満塁で4番を迎える場面が。しかし4、5番が連続三振で歩く事すら出来なかったようですね。結局これしかチャンスが無かったという事なので、今思えば私の勘はこの日に限っては冴えていたようです。
ちなみにその事は到着後珍しく私以外にスコアをつけている人を見かけたので、ちょっと見せてもらい知りました。もちろん(?)、私用から直行の今回はスコアはつけてません。なので試合経過はほとんど書けないのですが、それほど書かなくても良い試合でもあったようです(涙)。
この日は平日にどれだけ観客が入るか、というモデルケースとしては最高の条件だったように思います。連戦が続く中、相手投手は松坂。果たして、その結果は。発表は21,000人。しかし、15,000人くらいじゃないかな、と言うのが私の見た感想です。えー、翌日土曜日の写真とほぼ同じくらいと思えましたので、その写真を見て判断してくだされば良いかと思います。まぁ、土曜日のデーゲームと同じくらい入ったのならそれは入った方、という見方も出来ますよね。
試合は7回表に金村がピンチを招き迎える打者は伊東。その初球、外角に外れるボール球。この瞬間、私はちょっと嫌な予感がしました。ああ、この入り方だとレフト前に持っていかれるんじゃないかな、と。こんな素人考え、当たるはずないとも思ったのですが、確か3球目に痛烈な打球がレフト前へ。嫌な予感は的中、見事貴重な1点を献上してしまいました。金村は私が見た場面からでも粘り強い投球をしていたので、もったいないの一言だったかと。
ライオンズは松坂を7回で降板させ、森・豊田の必勝リレーで余裕の完封勝ち。試合自体は息詰まる投手戦で見応えはありましたが、道民へのアピールとしてはちょっと弱かったようですね。でも、私個人としては最初から見たいと思わせるゲームでした。
8月22日 日本ハムファイターズ vs 西武ライオンズ in 札幌ドーム
13時01分開始 17時14分終了 観衆22,000人(昨日よりちょっと多い?)
| team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
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| Bu | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5
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| Fs | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2X | 6X
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勝利投手:芝草 2勝1敗0S
セーブ:
敗戦投手:豊田 0勝2敗31S
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HR:井手4号(ソロ=5回・潮崎)
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よくやった! 金子!
サヨナラ勝ちなんてやるじゃない。そうだよ、これを待ってたんだよ。大勝も良い、息の詰まる投手戦も良い、でも、もっとも道民の心を掴めるのはこれなんだよ。もちろん、こんな試合ばかりじゃ困るんだけどね。でも、ようやく劇的な試合を見せてくれた。This is プロ野球。6連戦やった価値があったってもんだよ。
この日は週末のデーゲーム。子供連れもいつも以上に多い。私もこの日は地下鉄〜シャトルバスでドームへ向かったが、子供の姿を結構見た気がする。で、結構ライオンズ帽を被った子供が多かったりもしたんだが(笑)
デーゲームという事で、遮光カーテンを開けた意義がようやく出てきた気がする。今までには無い明るさがドーム内を包んでいた。ドームがこんなに明るく開放的(ってほどじゃないんだけど)に感じたのは初めてだ。
今回は写真よりも応援を出来るだけ優先してみようとライトスタンドへ。でも、スコアと写真の魅力には勝てず(笑)、ただライトスタンドにいただけでいつも通りという感じ(爆)。周囲が騒がしく、近くで旗を振っていてシャッターチャンスを逃すなど、そんな事ならいつも通りセンター付近でゆっくり見てりゃ良かったとも思ったが、まぁ、最後が劇的だったんでここを選んで良かったのかな。

さて、試合の方は先発がミラバルと三井。…またミラバルだよ(苦笑)。これで今季4度目。吉崎、金村を1回ずつ見ただけで後は全部ミラバル。そりゃ連戦の初戦ばかり見に行く私も悪いんだけど、それにしたって何でこういつもいつも立ち上がりのイライラを毎回見なきゃならんのか。対する三井は地元(正確には地元はまだまだ遠いんだけど)凱旋。まぁ、だからといってそれを強調させるアナウンスは無し。せっかくなんだから敵チームであってもそれくらい言って応援してやれよ。いつもの"地元意識"をもっと出そうぜ。
なーんて、そんなネタ振りする間もなく試合はいきなり動いた。初回表、ミラバルの制球が定まらず先頭の松井を歩かせる。するとすかさず小関が初球を送りバント。なんか春に見た光景だぞ(笑)。続く和田の3球目に暴投で一死三塁。和田は3球ファウルで粘った後に中越二塁打を放ちあっさり先制。カブレラは遊ゴロに斬るものの5番大島にしぶとく中前に運ばれ2点目。相変わらずの不安定さ。なんでこれで勝てるのか不思議で仕方が無い。
初回裏、一方の三井も制球が定まらない。先頭の奈良原をストレートの四球で歩かせると、続く井手はキッチリ送る…かと思いきや、そのまま打たせて左飛。3番小笠原は7球目ジャストミートするも三直で走者を一歩も進められないまま二死。また春と同じで同条件から対照的な攻めをして明暗を分けるのかなぁ、なんて思っていたら、エンジェルが頑張った。2球目に盗塁で二塁に進んだ奈良原を迎え入れる中前安打を放ち、なんとか1点を返す。精神的には結構助かる1点だ。
2回表、先頭マクレーンを三振、この日スタメン捕手の田原を内野安打で生かすものの高木浩之にバントをさせず、右飛に打ち取り復調したかと思ったが、松井に遊内野安打と古城の悪送球でランナーを溜めるとまたいつものミラバルに逆戻り。小関にあっさり2点中前適時打を打たれ4失点。その後も和田に右前安打、カブレラ四球と満塁のピンチを作り、見かねたコーチも飛び出す始末。スタンドも「代えろ代えろ」と騒ぎ出すも続投指示。大丈夫かな、と思ったが大島を三邪飛に抑え何とかこのピンチを切り抜ける。その後ミラバルは立ち直り、なんとか5回までを無失点で切り抜け、最低限の責任を果たす。

3回裏、一死後2番の井手が歩くと、続く小笠原が2球目を思いっきり引っ張り右翼線二塁打。一死二、三塁で4番エンジェル。が、打った当たりはボテボテの遊ゴロ。しかし井手が判断よく本塁を突き、1点を返す。続く島田は凡退でもう一点を取る事が出来ない。ただ、札幌での小笠原はなかなか長打が出なかったので、それが出てきただけでも良い傾向だ。三井はこの回で降板、ストライクとボールがほぼ同数(31:25)じゃそれも仕方ないか。
5回裏、投手は4回から登板の潮崎。4回はボール球が多く苦しい内容だったがイマイチ掴みきれなかった。その潮崎、先頭の井手の3球目にブラッシュボール。その投球に怒った(?)井手は5球目をフルスイング。打球はあっという間にレフトスタンドへ。これで1点差、盛り上がる場内。その興奮冷めやらぬうちに小笠原が再び中越の二塁打を放ち勢いに乗せる。さぁ、一気に逆転だ、と思ったものの続くエンジェル、島田、幸雄と潮崎を捕らえきれず結局HRの1点に終わる。うーん、ここであと1本が欲しかった。
それでも勢いが止まった訳ではない。6回裏、代わった帆足を攻め森本の代打上田四球、この回から守備についていた金子が投ゴロで走者入れ替え、実松の代打高橋信二遊内野安打、奈良原一ゴロ二封で二死一、三塁。痛烈な打球は無いもののじわりじわりと走者を進めていく。すると先ほどHRを打った井手がこれまた高いバウンドの遊内野安打で遂に同点。勝利への執念が見える攻撃だった。
8回表、6回からライオンズ打線をパーフェクトに抑えてきた清水が引き続き登板。欲張らずここはもう芝草だろ、と思ったのがいけなかったのか、先頭マクレーンの代打後藤に中前安打を打たれる。続く田原は初球バントを失敗するも強行に出て中前安打でチャンスを広げる。ここで投手が芝草に。そんなもん最初から出しとけよ、とは思ったが後の祭り。だが芝草、高木浩之の送りバントを見事三封しピンチを救う。…と思ったが甘くは無かった。松井が左翼線へ痛烈な二塁打を放ち1点を奪われる。その後を抑えるも痛い失点だ。この、前の投手が残した走者"だけ"返すっていうファイターズ中継ぎ陣特有のクセ(笑)はなんとかならんもんなのかな。厳しいのは分かっているけどさ。
8回裏、こちらも帆足が続投。でも左の上田の一人だけだろうと思ったら上田を討ち取っても交代の気配無し。こりゃチャンスだと思ったら案の定金子が左翼線二塁打。ここでようやく投手交代、森かと思えばルーキー長田。しかし長田は高橋信二をストレートで歩かせ、森へスイッチ(笑)。何しに出て来たんだよ。森は流石に心得たもので、代打木元、井手を討ち取りピンチを凌ぐ。これだよ、ファイターズリリーフ陣に欲しいものは。

後が無い9回裏、1点差を追ってファイターズ最後の攻撃。マウンドにはもちろん守護神・豊田。昨日はピシャリと抑えられただけに今日は打っておきたいところ。この回先頭はこの日2本の二塁打を打っている小笠原。その初球、左中間へ火を吹くような当たりの二塁打を放つ。するとこの日2打点のエンジェルが左前へ同点適時打。島田が送りサヨナラのランナーが二塁へ。ここで慌ててライオンズベンチが間を取りにマウンドへ。しかし勢いは止まらない。幸雄が中前へ放ち一死一、三塁。ここで三塁走者エンジェルに代走・石本。上田敬遠で一死満塁。ライトスタンドは押せ押せの大盛り上がり。ライオンズ絶体絶命のピンチ!

ここでライオンズは最後の砦、伊東を抑え捕手に指名。が、この日母校の常総学院高校が甲子園優勝を果たした金子の前にそんな策は無力だった。金子は初球をしぶとくセンターへ落としサヨナラヒット。ライトスタンドは狂喜、乱舞の大騒ぎ。札幌で試合をして初めて魅せた劇的なフィナーレ。試合をして良かった、見に来て良かった、応援して良かった、それぞれが良かったと思える初めての試合。金子、偉い!
試合後のインタビューも大盛り上がり、金子は「大勢のお客さんの前で打てて嬉しい」「来年からもこういう試合を魅せたい」とファンを喜ばせ、ファンはファンで場内が暗くなって他に誰もいなくなっても最後まで騒ぐ始末(笑)。まぁ、それくらい嬉しい一勝という事で。

試合後、純パの会と北海道のファイターズファンの交流会があり、私もそれに参加してきました。劇的な勝利も手伝ってか、結構な盛り上がりを見せました。今後もこんな感じで盛り上がっていければ良いな、と思える会でした。帰宅途中、ほろ酔い気分で空を見上げると、一際輝く大きな赤い星が。道民の心もこの星のようにファイターズ魂で燃え上がってくれれば良いな、と思う今日この頃でした。
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