野球観戦記
7月1日 日本ハムファイターズ VS 千葉ロッテマリーンズ
14回戦 東京ドーム
18時00分開始 21時32分終了 観衆10,000人(それくらい?)
| team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
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| M | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 5
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| Fs | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | X | 9
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勝利投手:伊達 32試合4勝1敗9S
セーブ:
敗戦投手:小林宏 36試合2勝6敗0S
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HR:田中幸3号(ソロ=3回・渡辺俊)
4号(ソロ=8回・小林宏)
福浦11号(ソロ=7回・井場)
藤島2号(3ラン=8回・小林宏)
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やりゃあ出来るんじゃん。
札幌ドームでもこれやってくれよ。ホント心から思う。それくらい良い試合だった。藤島の決勝3ラン、鳥肌が立った。幸雄さんの追っかけソロ、完璧だった。しかも相手はリーグ屈指のリリーバー小林宏之。球が速くコントロールも良く、万が一打たれても簡単には崩れない、信頼の置けるセットアッパー。それを打ち崩しての逆転勝利だから価値が高い。是非とも札幌ドームでも続けて欲しい。もちろん、先に打たれないに越した事はないんだけど。
と、いう訳で私のマリーンズ決別試合。今年は札幌で試合が無いので、わざわざ東京まで行って参りました。マリンで無いのは私の都合のため。しかも都合のお陰で立派な席で見る事が出来ました。本当に感謝の一言に尽きます。
さて、今回はひょんな事から
ヤキュウガスキというサイトを運営しているhalさんとご一緒させて頂きました。halさんは北海道出身の関東在住ファイターズファン。地元の話なども含めつつ、楽しく観戦させて頂きました。これまではファイターズファンという方が周囲にいなかったのでイマイチイメージが掴めなかったのですが、マリーンズファンに負けず劣らず素晴らしい方々なんだな、と実感しました。つまりはどこのファンであろうとまずは"野球が好き"という事ですね。当たり前っちゃあ当たり前なんですが。ま、つまらんくだらん野次を連発する人は置いておきます。
さて、試合の方はといえば先発がミラバルと"我らが"俊介。いくらファイターズに心が移ってもこの人だけは敵視出来ない。という事で私にとって最高の"踏絵"となりました(笑)。救い(?)はライトスタンドでなかったという事でしょうか。まぁ、社会人の全日本時代からの注目選手だし、思い入れが消えることが無いのは仕方無いかと。逆に今までだって他球団にも思い入れのある選手はたくさんいた訳だし。
と、言い訳は置いといて(笑)、試合です。初回、ミラバルは先頭の堀を三振に切って取るも振り逃げで一塁に生かしてしまう。続く西岡は初球を送りバント、しかしミラバルが好フィールディングで二封となりランナー入れ替え。3番の福浦が右前に放つも4番フェルナンデスを遊ゴロ併殺に切って取りまずまずの立ち上がり。好ゲームの予感がする。
一方俊介はといえば、先頭の奈良原に9球、2番石本に10球、3番小笠原に7球粘られるも三者凡退に切って取る。続く2回も三者凡退と順調な立ち上がりを見せる。これはかなりの成長だ。
ミラバルは2回を三者凡退、3、4回は1安打ずつ打たれるも後続を抑え快調なピッチング。しかもここまで毎回奪三振。手に汗握る投手戦が期待される。
3回裏、この回先頭の田中幸雄が初球をいきなりバックスクリーンへ。目の覚めるような打球だった。この1本で崩れるかと思いきや、俊介は何事も無かったかのように後続をピシャっと抑える。4回、5回も三者凡退で5回までなんと1安打ピッチング。この安定感、地を這う美しいフォーム。やはりこの男を潰す訳にはいかない。

ちなみにこの日の俊介、ファウルは常に後方へ飛ぶフライか足元辺りでバウンドするボテボテのゴロ。痛烈な打球は無い訳じゃないがほとんど無い。捕らえたと思っても実は捕え切れない、そんな印象を持つ投球だった。想像するに上に飛ぶのはフォーシームジャイロで、待ちきれずボテボテになるのがツーシームジャイロなんじゃないか、と。結局、6回を投げてボテボテの投ゴロがなんと6つ。いかに打者が待ちきれなかったかがわかる。
5回表、ここまで快調に飛ばしてきたミラバルが7番立川に根負けして四球を与えると、これまでの快投が嘘のように崩れ始める。8番清水将が1ボールからの2球目をしっかり送ると、9番小坂が2ボールから右中間へ同点二塁打。1番の堀は三振に倒れるもルーキー西岡が1−3からプロ初打点となる右中間二塁打で逆転。ランナーを背負うと落ち着かなくなるミラバルの悪い癖が出た格好だ。勢いに乗るマリーンズ打線、続く福浦が痛烈な打球を正面へ。打球は「ボコッ!」という音とともにミラバルの左膝裏を直撃、こぼれ球を古城が処理して難を逃れる。ミラバルはここで無念の降板。良い投球をしていただけに、これがホントの"痛い"降板だ(…あ、つまらない。こりゃまた失礼(笑))。
6回表、止まらないマリーンズ打線は代わった芝草から一死後5番ショートが右前に放ちチャンスを作ると6番初芝がすかさず右越二塁打を放ち二、三塁。7番立川も詰まりながらも右前に落とし2点追加。清水は前打席に続きしっかり送るも小坂が右直に倒れこの回2点止まり。それでも1本がなかなか出ないマリーンズ打線としては上出来だった。

6回裏、俊介は相も変わらず1安打投球を続け順調に二死を取るが、100球を越えたところで奈良原に右中間二塁打を浴びる。奈良原は結局全打席で5球以上放らせるという見事な仕事振りだった。続く石本が左前に綺麗に流し1点を返し迎える打者は首位打者・小笠原。小笠原は1ボールからの2球目を思いっきり叩き打球はレフトスタンドへ。が、惜しくも左に切れファウル。結局三邪飛に倒れ追撃ならず。俊介は100球を超えたこの回でお役御免。順調な投球だっただけにもう少し投げさせて欲しかった。結果的にこの交代が裏目に出た訳だし。
7回表、投手は井場に。球はそこそこ速いものの浮いたり抜けたりする球も多かった井場。先頭の堀を2−3から左直で打ち取るものの嫌な予感がする。こりゃ3人目が危ないな、と。続く西岡は三振に切ったものの、3番の福浦への2ストライク目が最高の球だったために更に嫌な予感が。そりゃ決め球に使うべきだろうって思った瞬間、福浦の打球は快音を残してライトスタンドへ。♪嫌な予感は的中〜、狙いは〜彼女〜♪…じゃなかった(このネタ以前にも使ったような)、予感的中、最悪の事態に。
ちなみにこの時の余談として、冒頭に出たつまらん野次をする人がこのHRに貢献していることを報告しておく。実は福浦が打席に入る前から、ずぅっとその某氏が福浦に対して「中途半端ハゲっ!」と散々野次っていたのだ。もちろん野次のよく通る観客数だけに福浦の耳にも入っていた事と思う。品の無い、というかセンスの無い野次だけに嫌な気分にもなったものだが、この福浦のHRにはちょっとすっきりもしてしまった。これをきっかけにこの人、しばらく黙りこくっちゃったからね。やっぱり野次はセンスが良くないとね。野球に関係無い野次なら笑えるものを、そうでなければプレーに対して核心を突くような事を。周囲を不快にしかさせない野次は最低だね。せめて一部でも笑えるもんじゃないと。ま、そのデッドラインは難しいんだけどさ。
そんな訳で点差を広げられたファイターズの7回裏、投手は川井に。一死後俊介に全くタイミングの合わなかった5番坪井が綺麗に右前に放つと続く藤島も左前に。ここで3回にHRを打った幸雄が代わった小林宏之から右越えの二塁打で1点返しなおも二、三塁。ここで古城の代打上田の4球目に暴投があり労せずして1点差。その上田もキッチリ右前に弾き返し同点。その後奈良原も右中間二塁打を放つが逆転には至らずこの回終了。試合は振り出しに。
8回表、投手は伊達に。イマイチ安定感に欠ける投球も何とか抑え打線の援護を待つ。
8回裏、この回先頭の小笠原が右邪飛に打ち取られたところからドラマは始まった。4番木元が左前に見事に弾き返すと坪井が右前に続き一、二塁。ここで迎えるは藤島誠剛。その初球、ドームは歓声に包まれ、打球は一直線にライトスタンドへ。見事決勝の3ラン。一塁スタンドは総立ちで藤島を迎えた。もちろんつまらん野次の人も(笑)。そしてその興奮冷めやまぬうちに幸雄が追っかけHR。ここまで宏之が打たれるのは久し振りだ。ファイターズビッグバン打線もまだまだ捨てたもんじゃないな、と再確認。なんで札幌でそれが出来ないのか。是非とも夏の6連戦ではこの打線を爆発させて欲しい。
4点差を追うマリーンズは9回表、リリーバー建山を襲い一死一、二塁と最後の粘りを魅せる。迎える打者は福浦、ここで幸雄のHRが生きてくる。もしあれがなければ一打同点、かなり危ない場面だったはずだ。先の某氏も学習したか黙ったまま。果たして福浦は中飛に倒れた。すると某氏、満を持して(笑)例の野次を復活させる。なんとも情けない奴だ。ちなみにその人はごく普通の中年サラリーマン風だった。結局、最後は守備に入っていた渡辺正人を三振に切って取り試合終了。見事な逆転劇だった。

余談ですが、席が席だけに私のところにもファウルボールが飛んできました。落下点まではしっかり行ったのですが、何を考えたか持っていたスコアで受けようとして思いっきり弾いてしまい、ゲットすることは出来ませんでした(笑)。いやー、頭悪いですねぇ。せめてスコアを置いて素手で取りに行っていれば今頃ファウルボールをゲットしたか、近くの子供にあげる事くらいは出来たのに。結局何も出来なかったんでちょっと後悔しております。で、その代わりと言っちゃなんですが、試合終了後に私の元に飛んできたファイティー君はしっかりゲットしておきました。…って、こんな巡り合せも凄いもんですが。まぁ、これは「ファイターズファン移籍契約書」として受け取っておきます(笑)。これやるからちゃんと心を切り替えろよ、という神の啓示だと。そうでも考えんとこの巡り合わせは信じられん。
まぁ、とにかく札幌ではしばらく見ていないファイターズの公式戦快勝を見る事が出来てよかったです。次回は札幌で、是非!
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