野球観戦記


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4月23日 西武ライオンズ VS オリックスブルーウェーブ
                        6回戦  札幌ドーム

              18時00分開始 21時26分終了  観衆13,000人(6,000人程度と思われ)

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BW0000040105
Fs1000021004
センターバックスクリーン左より
勝利投手:萩原 5試合1勝1敗2S
セーブ:
敗戦投手:森 9試合0勝1敗0S
HR:葛城4号(3ラン=6回・許)

 観客が少ない。



 試合開始前20分の時点で、目算で約1,000人。ここはマスターズリーグかと思ったくらいだ。いくらなんでもこれは無いだろう。実際、そんなに魅力の無いカードか? 別に応援しているチームじゃなくたって、プロの野球が見られるなら見に来て損は無いんじゃないのか? そんなに意識の中で 「球団>プロ野球」 の図式が大きいものなのか? 来年からは当たり前でも、今年はまだ滅多に見られないプロ野球。もう少し意識があって良いと思うんだが。

 とはいうものの、4,5月は毎週のようにどこかが見られる。いつでも見る事が出来る環境に慣れてない道民にはそれほど惹かれる存在ではないのだろうか。この分だと、下手すりゃ巨人が本拠地になっても集まらんな。巨人の圧倒的人気も身近になると食傷してしまうのかも知れない。年一回のお祭りだから騒いでいられる、と。

 まぁ、開始頃には倍近くにはなってはいたが(っていっても2〜3,000だが)、寂しい幕開けなのは間違いない。そんな中、試合が始まった。

 初回表、ライオンズ先発の許は2番の大島を歩かせ、ボール先行するも無難な立ち上がり。5回まで2安打3四死球とゲームを作っていく。

 対する金田は初回先頭の小関の内野安打を足掛かりに一死三塁のチャンスを作られ、カブレラには内野ゴロで併殺崩れの間に1点を失う。その後も抑えたと思ったら打たれ歩かせ、打たれたと思ったらキッチリ3人で抑える不安定投球が続くが何とか5回まで最小失点の1点に留める粘りのピッチング。両者、苦しみながらも投手戦を展開していく。



 5回終了時の観客の様子。さすがに試合前よりは数倍入ったが、それでも寂しい動員数。不思議なのは一塁側、内野は結構埋まっているのに、外野が指定、自由共にかなり寂しい。外野は応援団が9人、周りの観客100人ほどがメガホン叩いてついていく感じ。応援に参加していない人も含めて300人くらいだろうか。対する三塁側はファイターズ戦よりは幾分入ったものの相変わらず寂しい感じ。外野も指定席は何と21人、自由席は100人以上はいたかな? しかし、BW応援団は開始時10人から徐々に増え、最後には30人くらいの団体となっていた。不思議な事に半分位はコンサドーレのシャツを着ていたが。ちなみにBW応援団は基本的に応援道具が太鼓一つ。毎日が"球音を楽しむ日"を演出している。

 試合が動いたの6回表、先頭の2番大島を見逃し三振に切って取り球数が70球を越えてからだった。谷、山崎と連打を浴び一死一、二塁で5番葛城。高く浮いた球をしっかりと弾き返しセンターバックスクリーン右へ逆転の3ラン。続く塩谷は右直に倒れたもののオーティズが左前安打で繋ぎ、8番の塩崎が左中間に適時二塁打で4点目。ここで許はKO。あまりにも突然の崩れ方だった。

 対する金田も70球が分岐点。6回裏先頭の3番松井に75球目を右翼線二塁打で弾き返されると、続くカブレラに中前適時打を浴びる。マクレーン、平尾を打ち取り、後藤も二ゴロでピンチ脱出…と思いきやオーティズが打球を弾きエラーで1点差に詰め寄られる。ここで金田は降板、本来なら打ちとってチェンジだっただけに、ちょっと可愛そうな降板だった。

 7回裏、前の回から登板した戸叶から9番に代打の高木浩があわやHRかという右翼フェンス上部直撃の二塁打を放つ。が、1番の小関が初球を打って捕飛でチャンスを拡大出来ない。ここで投手が牧野に代わる。続く佐藤友の代打・大島の3球目に牧野が暴投すると、球を見失ってもたつく日高を横目に"クセ者"高木が二塁から一気にホームイン。ライオンズがソツの無い攻撃(でもないか、無死二塁で初球打ち上げるようじゃ)で同点に追いつく。

 同点に追いつかれた8回表、この回から代わった森に青波打線が襲い掛かる。前の打席でHRを放った葛城が左前安打、塩谷犠打、オーティズ遊ゴロで二死三塁、塩崎四球の後、9番日高が先ほどの汚名返上とばかりにセンター前へ。代打の後センターへ入っていた高木が無謀なダイブするも届かず勝ち越し。ちなみに高木、ダイブしながらも難しいバウンドになった打球をしっかり捌いていた。投球の間合い時に後ろを向いたりつまんなそうにしたりといい加減な素振りも見せたが、流石はクセ者、やるときゃやるらしい。

 結局、この1点が決勝打となり、最後は萩原が締めてゲームセット。

ポツンと立たされる日高  今日のヒーローは決勝打を放った日高、ちゃんとお立ち台が用意されインタビュー開始。が、寂しい光景がここでも目に入る。三塁ベンチ前ネクストサークルの近くに設置されたお立ち台だが、普通なら群がるであろう報道陣の姿が一切目に入らない。よって、日高とインタビュアーはポツンとだだっ広いグラウンドに立たされる事になった。って、いくら何でもこりゃ無いだろう。もうちょっと報道陣も考えてくれよ。お世辞でも良いから。

 余談だが、Lの柴田が打席に立つ時のテーマ曲が関東GTのファンファーレなのは笑った。まぁ、近親が柴田政人(うーん、競馬的表現(笑))だから別に良いんだけど、短いからってカットせず流すところがまた笑える。応援団のノリも手拍子とファンファーレ後に大歓声、とまるで競馬場の様。これからレースでも始まるのかと思ってしまった(笑)。…別に大した事でも無いと言えばそれまで何だが。

 これでBWは今季初の同一カード勝ち越し。レオの尻尾が見えてきた、と思って帰ってみると…

 なんと石毛監督 解任!の文字が。

 せっかく勝ち越したのに何でだろう、と思って情報を集めると、なんでもこの札幌遠征前に解任は決まっていたとの事。そんなもの、この戦力じゃ誰がやったって無理なのに過剰な期待をしすぎ、というか解ってない。現状の戦力じゃ監督の首を挿げ替えたところで代わりっこなんか無い。フロントの責任を監督に押し付けすぎ。…まぁ、後は"お言葉"の方で書きましょう。とりあえず、石毛最後の試合を観戦だなんて思わぬ福産物がついてしまったのは決して喜べるもんじゃない。石毛には今後も頑張って欲しい。

 5月もまたライオンズがやってくる。ファイターズ戦、そしてホークス戦。行ける時に行かないとバチが当たる。また足を運ぶとしよう。





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