26日
早朝八方尾根駅に到着、ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ
9:20いよいよ登山開始、もう高山の花々が目に付き始めます。ケルンも次々と立っていました。
八方池は沢山の人の姿を映していました。雲の流れは速くしかし雨は降らず大助かりです。丸山ケルンを過ぎれば唐松山荘がありました。
リュックを置き唐松岳(2695m)
14:10到着無事第一の山制覇です。道の両側には可憐なコマクサが咲き疲れた中でも笑顔をとりもどしました。
27日
4:30起床 5:50出発、はじめから厳しい岩の道です。
登り下りと息を呑むような谷底を見ながら進みました。険しい高低では幾たびも続きます。大黒岳のコルをすぎ
五龍山荘についた頃私の体は鉛のようになっていました。背中が異様に重たく感じ始めたのです。
何とか五龍岳(2814m)登頂から北尾根の頭へと歩きが出来ました。その間ずっと自分との戦いです。
休憩時間はあるとはいえ10時間近く歩きキレット小屋が見えたときは助かったと思ったのが本音でした。
息着く暇のない難所続きの行程2度と歩くこともないでしょう。
28日
4:30起床、雨の予報が嬉しい誤算、外は明るく朝日が輝いていました。
5:35キレット小屋出発、最初から厳しい難所通過です。直立の山を上り詰めるとこの世と思えぬ美しい雲海の姿が
見られました。ここに立つ人だけに見ることのできる美しい光景です。今思えばよくも怪我もなく歩けたと思う箇所ばかり、
3日目も淡々と指導を受けながら進みました。時にはあえぎ、深呼吸しては息を整え、幾度となく越える山又山それでも
7:15には北峰分岐到着、まず鹿島槍北峰登頂後、広い雪渓で記念写真や雪遊びに興じたり楽しいひと時でした。
9:20ついに鹿島槍南峰(2683m)登頂、この2本の足で一歩一歩進んだと思うとこみ上げるものがありました。
10:40には布引山を越え冷池山荘には11:50到着、時間が早かったので宿泊予定変更で
14:20には爺ガ岳(2669m)登頂、
15:15、3泊目の種池山荘へ到着しました。ぐったりと疲れた体を横たえる耳には虫の声が聞こえるのでした。
山はすっかり秋の気配さえ感じました。山荘の周りは清らかに咲く高山の花々がいっぱいでした。
もうすぐ真っ白い世界へと変化していく山の姿を想像しながら眠りにつきました。
29日
5時起床、種池山荘を7時出発、10:05頃には柏原新道へ11:10にはついに
扇沢へ到着、バスの姿を見たときは思わず万歳をしてしまいました。最後の最後まで滑りそうな山道は気を緩めることは出来ず緊張の
連続でした。皆さん本当にありがとうございました。その気持ちでいっぱいになりました。帰りには「大町山岳博物館」まで見学が
出来ました。鹿島槍への縦走はいつまでも心に残る山行となりました。