・・・◇・・◆◇◆ 湯宿温泉湯巡り その1 ◆◇◆・・◇・・・
◇◆・・  Back Home  ・・◆◇
+++++ 憧れのまんまるお風呂に浸かるため +++++
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 気がついたら新潟にいた。ぼけぼけついでに1湯 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

前々からど〜しても浸かりたかった湯宿の湯に逢いに出かけることにした。
無事1番湯が狙える時間に起きる事も出来て、湯本館に事前に立ち寄り湯の時間なんかを問い合わせ。
今回メインのまあるいお風呂が混浴なもんで、いつになく慎重なわけであります。
それに前夜色々と調べてたら、暇なら貸し切れるよ・・・なんて有り難い文面を発見したんで、お聞きしてみると
貸切はやってないんで無理だけど、平日だしお昼頃なら誰もいないんじゃないかなとの事。
応対してくれたのはたぶんお宿のご主人だと思うけど、電話の声からも物腰の柔らかい優しげな雰囲気が良く伝わってきて好印象。
混浴だからって出かける前からネガティブな想像の世界を繰り広げていたんだけど、電話だけで宿に親近感持ってしまったので、ちょっと前の躊躇が嘘のように消えてもう出かけたくってワクワク(^^♪。

大宮から新幹線で上毛高原まで1本。
乗り換えもないし余裕で好きな音楽なぞ聴いていたら降りるの忘れて、気がついたら何故か越後湯沢の駅に佇んでいた(ーー;)。
お外は冷たい雨がシトシト・・・まるで今の私の心ん中のよう(T_T)。

引き返すまでの時間をど〜すんだよ・・・とブルーな気持ちで駅内をぶらぶらしてると『ぽんしゅ館』なる地酒メインなお土産売り場の奥にお風呂発見!

酒風呂『湯の沢』
800円でタオル、バスタオルも付いてて電車待ちの空いた時間にちょいと風呂でもってノリで浸かる事が出来て便利。脱衣所は大小の100円コイン返却式ロッカーあり。

営業時間は4月1日〜12月19日、11:00〜17:30との掲示があった。

専用の浴用酒を入れた湯は高温単純泉との貼り紙がお風呂入り口にあったけど、同時に掲示してある成分表は
湯沢の第1配湯所からの57.3度のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
ちなみに循環。


酒と一緒になったせいか、ちょい白濁ぎみの湯はまろやかで、浴室に入ったとたん硫黄のような香りもする(おそらく酒が醸し出したものかもと思うが、一緒の入浴となったご婦人方もほのかな卵を感じたらしい)???
そんな豪華なわけでもなく広くもないこの感じが妙に落ち着くところが気に入っちまいました。
この感じからいつも意外と穴場的静けさを保っておるのではないかと推察するが、実際はどうだろう???

下の人形はぽんしゅ館入り口より中に進むに従って酔いが増し、最後には反省ポーズ。
酒好きには他人とは思えない親近感。
一緒に酔っ払って記念撮影をどうぞ・・・館主・・・との立て札が思わず笑えた。


xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx まずこの風呂に浸からなきゃ話が始まんない xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

何とか無事に上りの上越新幹線にて上毛高原まで戻り、ボケたおかげで出来た猿ヶ京行きバスまでの時間も、目の前で暇そうなタクシーの誘惑にも負けずにやり過ごし、湯宿温泉のバス停に降り立ったのは予定していた時間よりも遥かに遅いお昼過ぎであった。

で時間も時間だし、さっそく今日のメイン狙いの湯本館に向かう事にした。
(ちなみにバス停前には湯宿温泉の案内マップもありやして湯宿初心者には有難かったっす。)

バス通りから1本奥に入ったすぐの所に、その宿は何ともひっそりとそれでも老舗な威厳を漂わせつつ佇んでいた。
宿の看板は玄関左横に置かれてある感じで、門構えはちょいお金持ちの立派なお宅のよう。
門にはおそらく旦那さんの名前が掲げられており(しかしこのお名前が『湯本作太夫』・・・由緒正しさぶちかましておられます(^_^;))、玄関右横には自転車、スクーターなどが駐車されてて微妙な生活感もありで『・・・個人宅?』な雰囲気も漂わせております。

意外に小心者なんで、こりゃ、まるっきり前知識無しだったらひくかもだな(の前に気づかんか(^^ゞ)・・・てのが第1印象。

玄関入って呼びかけると、何とも上品な笑みを浮かべつつ電話で応対してくださったご主人のご登場。
(入浴後、湯宿のお湯についてご教授いただいたんだけど、電話で受けた好印象どおりの方で、雑な生まれ育ちの私は、このおじいさんの醸し出す物腰の柔らかい上品な雰囲気に1度でやられちまいました。)

今朝電話でお話したものだと自己紹介すると、今の時間なら風呂には誰もいないんじゃないかなとの嬉しいお言葉。
はやる気持ちで少しの時間も惜しくて、それこそ転がるように浴室へ向かった。

脱衣所はがらんと広くて男女一緒。
仕切りもないので女性には開き直り、男性には心遣いが求められる。

勿論浴室内もしかり。
ましてまんまるお風呂なんで男女の住み分けは難しそうだしね。

まるで脱皮したかのように一瞬で脱衣完了させ、
浴室への引き戸を開けると、ほのかな湯気をまといながら眼前に憧れの湯船が鎮座していた。







すぐお隣のこの宿のお庭の断層がまんま顔を出してるという小山の洞窟辺りから自然に湧いてる湯は、新鮮この上ない有り難い状況で湯船を満たしている。

見て下されませ、この湯口の岩の見事な装飾具合。
見事さに夢中になって、挙句このマクロ画像がウザッと御座いやす。
しかし、この湯口の造り、変わってて好きかも・・・。
此処に木の柄杓もありやして、飲泉するに喉ごしまるい美味な湯で、何度も柄杓を往復させちまいました。









この見事な岩の下あたりからも湯が出てるみたい。
ちょっと意味無しな感じの画像ではありますが、
この揺らめき具合よりちょびっとでも湯ざわりなんぞを感じていただければと思ったしだいでごぜぇやす。

激アツなんではと聞いていたわりに浸かりやすい湯温でちょこっと拍子抜け。
しかし程好く熱い湯の浸かり心地はまさに至福で、
貸切状態で出たり入ったりを何度となく繰り返し。
洗い場ペタ座りの幸福なトドの横には湯宿オリジナルケロリン桶。



+++++ 『湯本館』 +++++
泉温62.7度  ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
(弱アルカリ性低張性高温泉)(芒硝性苦味泉)
Na+ 274mg, K+ 5.0mg, Mg2+ 0.14mg, Ca2+ 169mg, Mn2+ 0.04mg, A13+ 0.2mgなど
ちなみに他にも男女別、家族湯とありまして、誰もいなかったので全部浸からせていただきました。


xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 共同湯巡り xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
湯本館のおじいさんのお話では湯を分けているらしい(詳細はメモるの忘れて記憶無し)近くの窪湯、小滝の湯あたりから攻めて行くことにした。

貯湯タンクの配湯らしくすぐ近くにタンク小屋あり。


小滝の湯からと思ったら鍵が掛かっていてバツ。
なので、最初に窪湯から浸かる事にした。

最近改装されたであろう立派な建物のドアにはオートロックの閉まらぬように上部に木板が挟んであって、
此処だけは外来者利用時間内(12:00〜22:00)はもいつでも入浴できるようだった。

そのドアには『痴漢が出たから注意してちょんまげ』との貼り紙がガムテープにて頑丈に貼り付けられていた。
中に入ると脱衣所内には金属製の善意の箱があり、『外来者は感謝の気持ちを100円以上入れてね』とある。

気持ち良く湯が掛け流れる洗い場からして熱くて、長湯などは論外。
掛け湯を十分にして、気合で浸かる。
あんましトロトロしてると膝まででもう痛くなってくるんで、素早く浸かる。
湯の中でしばらく固まり、出るときには最後まで取り残される膝下が悲鳴を上げる。
出た後両手で押さえて、痛みのひくしばらくの間うずくまる・・・ってな入浴。
なもんで湯の感触なんざを聞かれても返す答えは『ピリピリ・・?』以上でごぜぇやす(^_^;)。


お次は『小滝の湯』。
諦めきれずにしばらく前をうろちょろしてると、横の商店からおばあちゃまが不審な人物発見とばかりのいぶかしげな眼差しにて登場。
湯に入りたいなら窪湯に行けばとのお言葉に、今入ってきたんで是非こっちにも浸かりたいと懇願すると、
そう何度も風呂に入ってどうするよと怪訝がりつつ中から鍵を持ってきてくれた。

此処の湯は訪問時適温で長湯可能。
2つある湯口からは熱い湯がチョロチョロと出ており、可愛らしい析出物もあった。

どの湯もきりりと潔くて良い湯なのだが、
なにぶん初心者な私は雰囲気に左右されてしまう所もありで、
この時点でやっぱ最初に浸かった湯本の風呂が1番かもと自分の中では結論が出てしまった。


少し離れた場所にある『竹の湯』と『松の湯』は鍵が掛かっていて、開けてくださる方も見つけられず入浴する事が出来なかった。・・・残念っ(・・・斬りっ!!)

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 〆に訪れた宿にて♪ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

バス通り向こうの川を渡り『たくみの里』の方へ歩いてすぐのところに『なにはともあれ五郎兵衛うどん』なる看板を発見。さっそく湯上りの小腹を満たす事にした。








途中に『まゆの家』なる気になるお店あり。
趣きのある民家風な店構え。
ガラスの向こうに雑多な感じで除き見れる商品の数々。
2階の窓内に掛けられたまゆ群・・・気になるぞっ!

次回訪問時の課題であります。





平日お昼過ぎの店内は誰もいなくて、整然と並べられたテーブルなどがなければ、田舎のおばあちゃん家?な雰囲気を漂わせた薄暗い店内の奥の座敷の窓近くに陣取った。

まだ新蕎麦には早いんで天麩羅うどんとビールを注文。
双方ともなかなかに美味でありやした。




最後に浸かったのが湯本館前の金田屋さん。

玄関入ると湯本さんとは対比をなすお洒落で真新しい、女性に好まれそうな雰囲気。

お風呂もしかり。
『文殊の湯』と名づけられた総桧造りの湯船には、加水され浸かり頃の湯が掛け流される。
+++++ 『金田屋』 +++++
源泉名『窪湯』・・・泉温59.1度のph8.0。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 ・・・成分総計 1.31g/kg
Na+ 227mg, K+ 4.6mg, Mg2+ 0.50mg, Ca2+ 156mg, Mn2+ 0.04mg, Al3+ 0.21mg,
F- 4.1mg, Cl- 120mg, SO4(2-) 693mg, HCO3- 20.4mg, CO3(2-) 0.0mg

入浴後、のんびりしててしばらく上毛高原行きのバスの無い事にようやく気づき、頼んでいただいた車を待つ間、宿のご主人とお話しすることが出来た。
お湯好きのおばちゃんの湯巡り旅であることを告げると、おしっ!とばかりにたくさんの資料を見せてくださった。
此処のご主人は温泉アドバイザーでもあられるらしく、湯を語る様は熱くて、思いがびんびん伝わってくる。

入浴断念した松、竹の話をすると、『何だ最初にうちに来れば鍵貸したのに』とのこと!
『えっ?お泊りしなくてもですか?』『OK』
・・・なぁんだぁぁぁ〜それを知っていればぁぁぁ〜っ!!・・・と悶絶しまくったのは言うまでも御座いやせん(T_T)。

ちなみに此処のご主人スンバらしくお優しくて、ただの立ち寄りの客の車が去るまで玄関で見送ってくれた。
初めての経験なんで、車ん中でそ〜と〜恐縮しまくりました(^_^;)。

1人OKだそうだし、お泊り値段もお手ごろ。
ついでに群馬の師匠が仰るに料理も美味との事・・・こりゃ決まりかな(^^♪?
◇◆・・  Back Home  ・・◆◇