| ・・・◇・・◆◇◆ 柳沢鉱泉 『清水屋』 ◆◇◆・・◇・・・ |
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| □ | 大雨の中静かな湯に | □ |
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| 大雨降る平日で鉱泉宿という事もあり、事前にお宿に確認の電話をいれてから訪問しました。別荘地のような中を向かいましたが、 チョット分かり辛い道で、もしナビが無かったら辿り着けなかったかもしれません。 雨の中でひっそり息を潜めているような宿です。玄関で呼びかけると女将さんが出てきて応対してくださいました。 そういえば電話で話したのも女将さんだったと思います。 浴室は階段を下りた所にあって、一つが使用可能だったようです。 小さな宿ですが思ってたより脱衣所も広さがあり、新しさはないものの清潔に保たれてました。 |
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| こちらが浴室です。洗い場・湯船ともタイル張りで、洗い場に使われてるタマゴ形タイルなぞは、昔実家で使われてたこともあり、個人的にも郷愁そそるものです。湯船周りは見事に鉄サビ色に染められており、湯の濃さを物語るようで浸かる前から期待高まる景色です。 しばらく誰も浸かっていなかったのか、湯面にはビッチリとお湯成分の結晶で膜が形成されてます。カルシウム分とかなのでしょうか? これを割って湯に沈む感じです。割られたとこが静かに湯中に沈んで行って、ささ濁りというのでしょうか?黄褐色色の湯色が顔をだします。 湯温はやや熱めになってます。岩壁の下辺りにぐるぐる巻きになったホース状のものがあって(右上画像)、これで鉱泉を温めているようです。湯上りにお聞きしたところ、昔は薪で沸かしていたとの事。お客さんの好みに合わせたりと、一日ほぼつきっきりで湯温管理が大変だったらしいです。(ちなみにこの湯はスケールも凄いらしく、このホース状のとこもビッチリ板のような状態になってしまうそうで、取り除くと余裕でバケツ一杯の量になるそうです。という事は今は取り除いてからさほど時間経過していないのでしょうか?) 湯船のとこの蛇口から出るのは水ではなく鉱泉のようで、口に含むとすんとした甘さのような後、口の中がスッキリするような感覚でした。源泉温度6度というわりには温かめに感じました。微かに鉄な感じもしたかもしれません。湯船のお湯からは、無知な私は何と表現したらよいか悩むような複雑な香りがします。あえていうなら有機系な印象でしょうか? |
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| 浸かっている時もそうですが、出てからもかなりの温まりを感じる湯です。しばらく経っても汗がじわ~っとでてきました。一人な事もあるでしょうが、気持ちがほどける様な風情の浴室です。窓の外の雨音を聞きながら静かなお風呂で出たり入ったりを繰り返しました。湯面に浮いてる結晶はザラザラした感じなのですが、肌に付いて乾いた物を触るとサラサラのパウダー状に変化します。この湯膜を遊び相手にしながらノンビリ時間が過ぎていきます。湯底にはサビ色の成分がたまっていて、お尻や足裏に色が付きます。身体を拭いたタオルも少し染まりました。 湯上りに話を聞かせてくださった女将さんは穏やかで気さくな方でした。宿を守っていくのは大変でしょうけど、是非ともずっと此処にあり続けてほしい宿です。浸からせていただいた有り難さがいつも以上にシミジミ感じられてしまいました。 |
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