・・・◇・・◆◇◆ 塩原元湯温泉 『ゑびすや』◆◇◆・・◇・・・
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今日の一番風呂に
湯巡り2日目、泊まった新湯から最初に訪れたのは、塩原元湯温泉。こちらにはそれぞれ個性的な湯を持つ宿が3軒ありますが、今回は前回あまりの混雑に画像どころでは無かった『ゑびすや』さんにある意味リベンジ訪問です。ここは2つのおもむきの異なった湯を楽しむ事が出来る宿です。
宿に着いたのは、ちょうど日帰り開始時間の11時。玄関入ってすぐ左側が帳場、右側に応接セットなどのあるロビーのようなスペースがあり、湯上りなどの待ち合わせに使えました。お土産品などを並べたコーナーもあります。玄関にはもう6月だというのにストーブが置いてありました。
この辺りではまだ朝夕の寒さ防止に必要なのでしょうか?そういえば雨が降っていた事もあり昨夜も肌寒かったです。

お風呂は階段を降りた所に二つ並んでいます。新装なった女性湯と、昔ながらの造りの混浴も可能な男性湯です。女性湯を改装した際に造られたのか、新しげな飲泉所も設けられてます。こちらでは梶原の湯を飲泉する事が出来るようです。二つの源泉の分析表もここに掲示されていて、それと並んで『源泉湯宿を守る会』の源泉利用状況表などもありました(弘法の湯のもの)。

男性脱衣所は分かりませんが、女性脱衣所は綺麗で新しく、かつ可愛いです。キュートな布地で装飾された脱衣籠など、自炊湯治も出来る宿の渋いイメージ吹き飛ばされました。大きな鏡のあるスペースにはスツールとドライヤーが置いてあります。

まずは新しくなった女性風呂です。湯船・洗い場とも木造りで、長方形の湯船には『弘法の湯』がなみなみと注がれ掛け流れております。
浴室は前回訪れた時と比べると明らかに湯で成長しています。湯口にも湯船縁にもコッテリと白く析出したお湯成分が良い感じです。
前回は女湯も混んでいて5~6人ほどで賑やかに浸かったのですが、今回は独占で天下取った気分です。
弘法の湯は男湯の方向から導かれていて、間欠泉で5~6分おきに湯が出ますと注意書きがあります。熱い湯なので加水蛇口からはチョロチョロと水が足されてました。それでも充分きりっと熱めの湯温です。

大きい画像はお湯成分で固まりつつある湯船縁です。この成長スピードでは新しい湯船が風情かもし出すのにも、それほどの時間は要しないかもしれませんね。淡く黄色がかったようなクリーム色の湯色で、湯面近くに持って来てどうにかこうにかで大根の存在が分かるかなぁ程度の濁り具合でした。
洗い場はシャワー・シャンプー類完備です。
ここでマッタリ決め込むのも良いかもしれませんが、女湯には男湯に直接行く事の出来る扉があるのです。この向こうにはこっちより数十倍素敵な世界が待っているので、新しいお風呂にはさっさとお別れです。

こちらが男性風呂です。湯船は二つあり、左が梶原の湯、右に弘法の湯が溢れてます。画像でも湯色の違いが明らかですが、浸かっても全然個性の違う湯です。私はマッタリ出来るぬるめの梶原の湯が好きなのですが、この湯に浸かりたいなら、男性側に来るしかないのです。でもなんで女湯を新しくする時にあっちにも梶原の湯の湯船を造らなかったのでしょう?もしかしてそれほどには湯量が多くないからなのでしょうか?まぁ宿によっては浸かりたい湯が男湯にしかなく、男女交代制も無ければ混浴も許されていなくて諦めざるおえない場合もありますから、このお宿のように混浴可能なシステムを作ってくれているのは有り難い限りです。

カスタードクリームのような濁りの弘法の湯の右の湯船は女湯以上に激アツです。絶対に46度以上はあるんじゃなかろうかと思われます。肩まで浸かれてもほんの少しですし、ピリピリして湯中で固まってしまいます。出てもしばらく膝下がヒリヒリ痛かったです。でも、この湯口は楽しくて迫力です。5~6分の時間間隔でドババ~ッっと噴出す様が見事です。ぬぼっと忘れて梶原に浸かっていると噴出す音に思わずギョッと振り向いてしまいます。
梶原の湯と比べると、こちらの方がツルスベした肌触りだったような気がします。

ほとんどずっと左の梶原の湯の湯船で過ごしました。塩原最古の湯だそうです。弘法に比べると薄く感じる濁具合のせいか、灰色がかったような湯色に見えます。大根も湯面近くに持って来れば形が判別できます。汗をかくには相当の時間を要するだろうほどの湯温で、寝てしまえそうです。
口に含むと初めにしゅわっと炭酸が来ます。甘味は無くて若干の塩味を感じました。

前回は大混雑に加え、謎のポリタンク軍団がやって来て、浸かってるそばから10個近くに梶原の湯を汲み出して行くという、レアではあるけれど全然落ち着けない状況下での入浴だったので、今回はやっとこさリベンジ叶い満足でありました。マッタリ濃いタマゴな香りに包まれて、洗い場などの見事なナミナミ模様を眺めつつ、落ち着く風情の浴室で塩原最古の歴史ある湯に浸かる・・・こうして言葉を並べてみると贅沢極まりないですね。いつか泊まってみたいものです。

~基本データ~
 入湯日  2006年6月
 住所  栃木県那須塩原市湯本塩原153
 時間  11:00~15:00
 定休日  無休?
 料金  500円
 電話  0287-323221
 サイト  http://www4.ocn.ne.jp/~ebisuya3/
~アクセス~
 電車  塩原温泉BTから上三依塩原駅行きで元湯温泉口下車。
 車  東北自動車道 西那須野塩原ICからR400経由で塩原方面へ。
 上塩原で元湯標識を左折。
~風呂~
 風呂  内湯  男女各1(男性風呂は混浴可)
 備品  桶、椅子。 シャワー・シャンプー類有り。


~温泉データ~
 源泉名  塩原温泉(源泉名 えびすや新堀) 弘法の湯
 湧出地  栃木県那須郡塩原町大字湯本塩原153
 泉温・PH  52.1度(気温 10度)、PH: 6.7
 湧出量(揚湯量)  20.8㍑/分 (掘削間けつ)
 泉質  含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 (硫化水素型・中性低張性高温泉)
 知覚的試験  無色澄明で強い硫化水素臭を有し、初め塩味、後に苦味を残す。
 知覚的試験(試験室)  やや白濁を生じ、硫化水素臭および塩味、後に苦味を残す。
 ~温泉利用情報~
 加水  源泉温度が高く、成分が石のようになるので加水しています。
 加温  無し。
 循環  無し。
 入浴剤  無し。
 塩素系薬剤の殺菌  無し。

 水素 H   0.0  フッ素 F  0.4
 リチウム Li    塩素 Cl  965.3
 ナトリウム Na  918.8  臭素 Br  2.4
 カリウム K  61.9  ヨウ素 I  0.0
 アンモニウム NH    水酸 OH  0.0
 マグネシウム Mg  97.53  硫化水素 HS  17.8
 カルシウム Ca  35.7  イオウ S  0.0
 ストロンチウム Sr  チオ硫酸 S2O3  0.0
 バリウム Ba  硫酸水素 HSO  0.0
 アルミニウム Al  0.0  硫酸 SO  19.9
 マンガン Mn  2.4  リン酸2水素 H2PO  0.0
 鉄(2) Fe₂  0.1  リン酸1水素 HPO  0.0
 鉄(3) Fe₃  メタ亜ヒ酸   0.0
 銅 Cu  0.0  炭酸水素 HCO₃-  1489.9
 亜鉛 Zn  炭酸 CO  0.0
 鉛 Pb  0.0  亜ヒ酸 AsO2  0.0
 カドミウム  0.0  メタホウ酸 BO₃  0.0
 陽イオン計  計 1165.6mg   陰イオン計  計 2495.7mg
~非解離成分~
 メタ硅  H₂SiO₂  129.3
 メタ硼  HBO₂  91.3
 メタ亜ヒ酸 
~溶存ガス~
 遊離二酸化炭素 CO₂  498.7
 遊離硫化水素 H₂S  40.3
・・・・・成分総計 4.421g/kg
 試験日:平成16年2月(施設内掲示より)



~温泉データ~
 源泉名  梶原の湯
 湧出地  栃木県那須郡塩原町大字湯本塩原153
 泉温・PH  39.7度(気温 10度)、PH: 6.5
 湧出量(揚湯量)  13.6㍑/分 (動力揚湯)
 泉質  含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 (硫化水素型・中性低張性温泉)
 知覚的試験  無色澄明で強い硫化水素臭を有し、初め塩味、後に苦味を残す。
 知覚的試験(試験室)  やや白濁を生じ、硫化水素臭および塩味、後に苦味を残す。
 ~温泉利用情報~
 加水  無し。
 加温  無し。
 循環  無し。
 入浴剤  無し。
 塩素系薬剤の殺菌  無し。

 水素 H   0.0  フッ素 F  0.4
 リチウム Li    塩素 Cl  695.1
 ナトリウム Na  649.6  臭素 Br  1.8
 カリウム K  44.3  ヨウ素 I
 アンモニウム NH    水酸 OH
 マグネシウム Mg  14.1  硫化水素 HS  7.8
 カルシウム Ca  177.5  イオウ S
 ストロンチウム Sr  チオ硫酸 S2O3  0.0
 バリウム Ba  硫酸水素 HSO
 アルミニウム Al  0.0  硫酸 SO  31.1
 マンガン Mn  1.8  リン酸2水素 H2PO
 鉄(2) Fe₂  0.1  リン酸1水素 HPO  0.0
 鉄(3) Fe₃  メタ亜ヒ酸 
 銅 Cu  0.0  炭酸水素 HCO₃-  1198.4
 亜鉛 Zn  炭酸 CO  
 鉛 Pb  0.0  亜ヒ酸 AsO2  0.0
 カドミウム  0.0  硝酸 NO  0.2
 陽イオン計  計 887.4mg   陰イオン計  計 1934.8mg
~非解離成分~
 メタ硅  H₂SiO₂  112.9
 メタ硼  HBO₂  69.3
 メタ亜ヒ酸 
~溶存ガス~
 遊離二酸化炭素 CO₂  635.7
 遊離硫化水素 H₂S  27.9
・・・・・成分総計 3.668g/kg
 試験日:平成16年2月(施設内掲示より)

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