・・・◇・・◆◇◆ かみのやま温泉 湯町共同浴場『ゆまちの湯』◆◇◆・・◇・・・
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◆◇・・◆ レトロでワクワクする風情の湯 ◆・・◇◆
目印の看板施設外観玄関から浴室方向を
今回のかみのやまで最後に浸かった『ゆまちの湯』です。新湯の共同湯からココに向かう坂は『中の坂』といい、武家屋敷が何軒か保存され見学できるようになっています。この中の坂はとても綺麗に整備された木立の生み出す影が雰囲気の良い道で観光客のおば様達が(私もですが(爆))連れ立ってそぞろ歩いているのをチラホラ見かけました。私も時間があれば歴史にチョットひたってみたかったのですが、もうそろそろ湯が混みだすだろう夕刻が迫ってきていたので、今回はあきらめました(だったらパチ屋行かなかったら良かったのですけどね)。
ゆまちの湯もこの前に訪れた『澤の湯』と同じく分かりにくい奥まった場所にあり、左画像の看板が無ければ私には辿り着ける自信がありません。外観はやや古びた普通の鉄筋の建物に見えたのですが、中に入ると思わず『おぉ~っ!』と溜息の出るような何とも素敵なレトロな世界が広がります。玄関先の券売機がまったく不似合いに思えてしまうほどです。何と言いましょうか、ただ古いというのでなく、醸しだす風情というか、建物が息づいてるような空気が極上なのです。

ボケてますが女性脱衣場洒落た標語
入浴券を受付に渡し、脱衣所に入るやいなや、すぐ後ろからご常連の元気なお姉さまが登場。ガラス戸越しに4名ほどの先客が入浴しているのを見て『あら、今日は混んでるわね~』と驚いている様子。勝手に人気の湯だと思い込んでいたので『そうなんですか?』と問い返すと、いつもは殆ど貸し切りか、多くても2人いるかどうかだというお話。明日月曜がココの定休日なので混んでいるのだろうとのお話にナルホドと思いつつも、今回の旅で未だ経験していない共同湯での独占湯を逃してしまった自分の不運を心の中で嘆いておりました。
脱衣所は広く、木の脱衣棚があるだけのシンプルな物。中央にベビーベットだったらしい椅子があります。



浴室の雰囲気も何とも良い感じです。浴室奥側にあるまん丸湯船は、やはり少々深めだったと思います。熱い湯だからと先ほどのお姉さまが気遣ってくれましたが、今日浸かったかみのやまの湯の中では一番ぬるめの44.6度。すでに熱い湯で麻痺しかけた身体にはマッタリ出来て有り難かったです。
切れてますが女性湯です

湯に浸かりながら湯口湯口上に成長してた綺麗な析出
湯口もこれまたシンプルです。屋根の雨どいから伸びてる排水管のようです。お話では上の方をど~にか操作すると湯量が変えられるらしく、ぬるい時にはもっとザコザコにするのだそうです。この湯口上部にはとっても綺麗な析出がありました。一流パティシエが技巧を尽くして完成させた砂糖菓子のようです。繊細なレースのようで滅茶苦茶綺麗で析出好きは我を忘れました。他の入浴客の方に了解を得て湯口そばに張り付きスゴイ・キレイを連発しながらマクロ撮影に没頭してしまいました。後ろから呆れつつも舐めてごらんと言われるままに、そっと触れた指を舐めたらしょっぱかったです。この塩味でこれを眺めつつ、ビール飲めたら、幸せすぎてにやけ顔が止まらなくなるだろうなと妄想してしまいました。

鶴の休み石と足湯足湯
入り口そばにシャワーがひとつと他にカランもありましたが、皆様丸い湯船の周りにある程度の間隔おいて座り、湯船の湯を浸かって身体を洗われていました。ご一緒する方々と場合にもよるのでしょうが、気さくで馴染みやすく、この時の湯巡り旅でも一番ホノボノさせていただいた共同湯でした。
もう1湯下大湯に寄って帰ろうかと思ったのですが、お姉様いわくココが源泉から一番近くて良い湯だからとの事で、だったらと止めてしまいました。
左画像は近くにあった足湯とその奥にあったかみのやまの源泉らしい鶴の休み石です。
湯上りの一服をしながらココで一休みしつつ今日の湯の思い出に浸ったのでした。

~基本データ~
 入湯日  2007年6月
 住所  山形県上山市湯町3-5-4
 時間  6:00~22:00(冬季間:6:30~)
 定休日  毎月第1・3月曜日
 料金  100円(洗髪は別料金、100円)休憩300円
 電話  
 サイト  http://www.yukatade.com/(上山市観光協会)
~アクセス~
 電車  JR奥羽本線 かみのやま温泉駅から徒歩約10分くらい?
 車  東北中央道 山形上山ICからR13経由で
~風呂~
 風呂  内湯 男女各1 
 備品  桶、椅子。 シャワー有り。

~温泉データ~
 源泉名  上山温泉1号源泉・2号源泉
 採水位置  上山市元城内6-26。上山温泉利用共同組合第一貯湯槽。
 泉温・PH  64.9度(気温 42.5度)、PH: 7.8
 湧出量(揚湯量)  ?㍑/分 
 泉質  ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 
 知覚的試験  ?

 水素 H     フッ素 F  4.1
 リチウム Li  0.6  塩素 Cl  738.4
 ナトリウム Na  535.0  臭素 Br  1.7
 カリウム K  12.7  ヨウ素 I  0.2
 アンモニウム NH    水酸 OH  
 マグネシウム Mg  0.5  硫化水素 HS  
 カルシウム Ca  354.0  イオウ S
 ストロンチウム Sr    チオ硫酸 S2O3  
 バリウム Ba    硫酸水素 HSO
 アルミニウム Al    硫酸 SO  791.7
 マンガン Mn    リン酸2水素 H2PO
 鉄(2) Fe₂    リン酸1水素 HPO  0.1
 鉄(3) Fe₃  メタ亜ヒ酸 
 銅 Cu    炭酸水素 HCO₃-  52.7
 亜鉛 Zn  炭酸 CO  0.3
 鉛 Pb    亜ヒ酸 AsO2  
 カドミウム    メタホウ酸 BO₃
 陽イオン計  計 902.8mg   陰イオン計  計 1589.2mg
~非解離成分~
 メタ硅  H₂SiO₂  50.5
 メタ硼  HBO₂  10.3
 メタ亜ヒ酸   0.1
~溶存ガス~
 遊離二酸化炭素 CO₂  1.4
 遊離硫化水素 H₂S  
・・・・・成分総計 2554.3mg/kg
 分析日:平成16年5月(施設内掲示より)


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