| ・・・◆・・◇◆◆ 東鳴子温泉『馬場温泉共同浴場』 ◆◆◇・・◆・・・ |
![]() ![]() ![]() 2004年の湯巡りを締めくくるべく宮城の川渡に連泊を決め込んだのは、治りそうで治らないシツコイ腰痛のせいでもあったが、何を隠そう、どなたもが絶賛しているこの湯に浸かりたいがためだったりする。 お泊り宿の高東のご主人に歩いていく事を勧められ、前日積もった雪と寒風の中頑張るも、腰は強張ってくるし、履き慣れない長靴で靴擦れたらしく、かかと辺りの激痛に負け、途中、中鉢温泉でハーフタイム入れたりなんかしてようやく辿り着いた馬場温泉。 まず↑左画像手前の建物にて入浴料を支払う。 此処には庭の共同湯の他に旅館の風呂もあるのだけど、受付の女性も初めは旅館の方の入浴希望だと思ったらしく、庭の方に是非入りたくて来たと言うと、混浴だけど良いのかと聞かれる・・・勿論!何の問題も御座いやせん! ただ、写真で見た感じでは、小さめの浴槽だったから、やはり先客が浸かっていれば待つしかないだろうなぁ〜・・・などと考えつつ覗いた小屋の中には誰もいなかった。。。おっしゃぁ〜っ!!(歓喜の拳握りつつ♪) ![]() 庭の共同湯は湯船1つに脱衣スペースだけの小さな小屋で、最近建て直されたらしく外観はおにゅ〜で可愛らしい。 入り口入ると目の前がすぐに目隠しもなく脱衣スペース。勿論男女の仕切りなど無い。脱衣スペースより2,3段の階段を降り低くなった所に湯船がある。 湯船は2,3人ぐらいな大きさで、コンクリ打ちっぱ。 しばらく誰も浸かってなかったらしく、湯面はアワアワしてる。 貸切の状況が勿体無いのでそそくさと脱衣し掛け湯をすれば、湯は結構熱め。 12月のこの寒さの中は有り難いけど夏などはちょっと辛いかもかな? あ゛〜〜っと体内の空気を絞り出しつつ、そろそろと湯の中に浸かる。湯が濃いせいかピリピリ来る熱さというより、ずし〜っと重みを感じる子泣きじじいな熱さに抱きつかれてるみたいで、ジワジワと真綿状態で効いてくる。 明り取りから差し込む陽の光を跳ね返して、湯面が艶々黒々と見えたけど、浸かってみればその光で透かして見える湯底の足は、下左画像のように、あったかいオレンジ色の中に沈んでいるように見える。 ![]() ![]() ![]() この湯の香りは複雑でボキャブラ乏しい私には簡潔に表現するのは、はなから無理。 モールにアブラなんだろうけど、このアブラも何て例えたら良いのやら???石油に例える方もいればコールタールに例える方もいたりして・・・つまりはどちらの要素も併せ持ってて浸かる人によってとらえどころが微妙に違ってくるって事かな? この前に中鉢に浸かってきた私は、中鉢に似てる?って単純に思ったんだけど、中鉢よりちょい重で男性的なイメージ持ったりした・・・んだけど、ど〜なんだか・・・(ーー;)、自信も確信もナッシング。 まぁ、ようは個人の主観の問題って事でお許しくださいませ。 ![]() ![]() 肌触りは気が付くとまとわり付いてる可愛い気泡の粒粒のせいで気持ち良いヌルスベ。 つまり、身体が泡で覆われたら手でなでて・・・って気泡遊戯が楽しめる湯であります。 訪れる前の予習によると、これだけ熱い湯での泡つきは珍しいんだそうで、ただ今この太い二の腕に付着している可愛い気泡は、かなり貴重な存在ってことかな・・・?などと思いつつぼ〜っと見つめる東鳴子の午後。 濃くて熱くて新鮮な湯だから湯力が凄いのか、短く浸かっては出るを数回繰り返してるうちにかなり疲れてきた。 30分制限の入浴時間も気になったので上がる事にする。 上がってみるとあら不思議、あれだけズシズシくる湯だから、さぞかしヘロヘロになるだろうと思ったのに、意外にすっきり爽快だった。 良い湯に浸からせて頂いた感謝を告げた時の、先ほどまでクールに見えた受付のご婦人の笑顔が印象的だった。 それにこの方実はスンゴイ良い人で、帰りの心配してくれて、バス停で後数分のバスの到着を待っている所まで来てくれて、今うちの者が出かけるとこだから是非車に乗ってけばと親切に勧めてくれたりした。 人の出会いとタイミングで湯の印象も変わるもの・・・モチ、お姉さまの優しさが貸切の極上湯にプラスαで、私の中の馬場は計測の針が振り切れるほどのマックスの数値をたたき出したのはいうまでもない。(2004年12月) 住所・・・宮城県玉造郡鳴子町大口字馬場102 利用時間・・・4:00〜16:00 定休日・・・無休 料金・・・300円(30分以内)、 旅館に宿泊可 ├・・0229-83-3378(旅館) 公式サイト・・・無し。 電車でのアクセス・・・JR陸羽東線 鳴子御殿湯駅から徒歩約15分。 JR東北線 古川駅から鳴子温泉駅行きバスで約1時間、馬場温泉下車すぐ。 風呂・・・混浴内風呂1 備品・・・桶 泉質・・・純重曹泉 (黄色透明、甘味、微硫化水素臭、中性) |