◇◆越後湯沢温泉 『雪国の宿高半』(部屋)◆◇ 
・・◇◆風呂食事◆◇・・

◇・・『雪国』の世界にドップリ浸るために・・◇ 
2004年11月末、温友さんの追っかけも兼ね越後湯沢に訪れました。実は川端康成の『雪国』が好きで、雪見風呂に出かける時には旅の友にしたりしてたヤツですので、その小説が執筆された宿にお泊りできるとあって、結構期待感でドキドキです。モチロン今回も行きの電車の中から文庫本のページをめくりつつ、駒子の世界に浸りながら越後湯沢の駅に降り立ったのです。立ち寄り湯を楽しんだ後宿に連絡すると、程なく駅前に送迎車が迎えに来てくれました。走ること数分で、車は温泉街の高台にある宿の玄関前に横付けされました。普段私が泊まり慣れてる宿に比べ規模も大きく豪華です。玄関からフロントへ進みながら『よく一人泊OKしてくれてるなぁ・・・』とシミジミ思ってしまうほどでした。同じフロア奥には右画像のようなカフェもあります。ココにはご自由にどうぞなPCもあって、夕食後の湯上りに自分の掲示板にカキコしたりして遊んでしまいました。誰も居ない静かな夜の時間は、カフェというよりどなたかの書斎か応接間にでもお邪魔させていただいているような、お洒落でありつつ、かつ重厚で落ち着ける雰囲気でした。ちなみにココは『不老Cafe』というらしいです。なぜ不老なのでしょう・・・???ちなみついでにコーヒー一杯500円でした。


こちらが今回の宿泊部屋です。東館614号室。平日2食付一人泊で12000円でした。洗面・トイレ・バス付きの部屋は広縁付き。ベランダもあって湯上りに涼むのに気持ち良かったです。
冷蔵庫は自動計算式の引き抜きタイプではありましたが、商品の入れられてないスペースも下の方にだいぶありフリースペースとして使えるようでした。製氷コーナーも付いてました。ちなみに冷蔵庫内商品価格は、ビール(中瓶、ドライ)788円、越後ワイン(ハーフ)1155円、クリスタルカイザー(ミネラルウォーター)284円でした。

洗面にはドライヤーあり。他にコーセーの化粧水と乳液(たぶん女性用化粧品)、シャワーキャップに櫛。それと部屋風呂用に1回使いきりサイズの袋入りシャンプー・リンスとボトルのボディソープ。髭剃りもありました。トイレは洋式でウォシュレット付き。中央画像は部屋からの眺めです。私をココまで運んできた上越新幹線の線路も望めます。遠く景色の奥に延びる線路というのも旅情をかき立てるというか、味があって良いです。結構というか思い切りひたれました(笑)。頭の中では山口百恵の『良い日旅立ち』がBGMで鳴り響いておりました。まあ、ベタといわれればベタですがね〜。しかして旅はベタな方が楽しめるとこもあるようなのです。

お茶請けは牛蒡煎餅とお饅頭の2種類。お茶もティーパックタイプの煎茶と、昆布茶の2種類ありました。


アメニティはバスタオル付き。浴衣は身長別サイズ案内書も添付されてました。なお子供浴衣もあるそうです。部屋風呂にもどうやら温泉が引かれているようです。が、時間給湯で、かつ、掛け流しにせずに七分目に溜めての入浴お願いしますとの事でした。階下への水漏れ防止の為らしいです。部屋風呂で源泉独占出来るのは嬉しいですが、ザコザコに掛け流せないのはなんとも残念ですね〜。なので利用はしませんでした。

館内には『雪国文学資料室』が設けられています。こちらには川端康成氏が滞在し雪国を執筆したという『かすみの間』が当時のままに保存されています(中央画像)。その部屋前に仲良く並べられた下駄が、まるで島村と駒子のもののようでリアルで、ドキドキしてしまいました。私の文庫本に、島村の部屋の窓辺に座る駒子さんの後姿の挿絵があるのですが、自然頭の中で、このかすみの間の窓辺に座らせてみてしまいました。後ろではまだ島村が布団の中でまどろんでたりしてもいます。島村はびみょ〜に嫌いなのですけど、根がオヤジな私も、もし男で多少の余裕あれば行きつけの湯町に馴染みの女性が・・・しかも自分に惚れててくれて、今度は何時と思いつつ待っててくれてて・・・なんてシュチエーションには少なからず憧れるかもです(笑)。(実は登場人物の中では葉子が一番好きだったりするのですがね)

シアター設備もあり、昔懐かしい『雪国』が上映されています。約2時間の映画が日に2回。16時〜と20時半〜の上映時間です。なにぶん古いからなのでしょうが、私が見た時には後半終わり近くに映りが悪いとこがあって残念でした。今は大丈夫になっているかもしれませんが・・・。

山奥の宿で夜は真っ暗で景色も何も・・・という場に泊まる事が多いので、夜景を眺めるというのもとっても新鮮でした。宿に着く前に立ち寄った『神立の湯』で買ってきた温泉と、持ち込んだブランデーを、宿で作った氷でもって濃い目の水割りにしてチビチビ飲みながら、夜景を肴に朝近くまで楽しみました。

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