| ■ 2011/04/18 「日常に非日常を見る」師岡清高さん |
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本日も、本コーナーは思いつきの独り語り「気まぐれトーク」の形式にて更新しています。なお、いつもは前日の夜にトークだけを行い、翌日に本ページの更新をしたりしますが、今回は今朝にトークをし、そのあとにページの更新をしています。 本日分の内容につきましては、音声ファイルでご確認下さい。で、そうされない場合は、下にトークを要約して書き起こしていますので、それをお聴きになって、トークのだいたいの流れをご想像下さい。
なお、音声ファイルはmp3方式にて紹介しています。再生箇所は前後に自由に移動させることができる(?)、と思いますので、下の書き起こしで見当をつけ、聴いてみたい部分だけを“つまみ聴き”するようなこともできます。ご自由にお楽しみ下さい(^ー^)ノ
トークを要約した書き起こし今回は早朝にトークを始めた。話し始めてすぐに時刻は午前5時6分。私の行いは、いつも気まぐれであり思いつき。だからこれも狙ったわけではないが、今日の東京の日の出がちょうど【午前5時6分】。 4月も半ばを過ぎ、日がだんだん長くなってきた。ちなみに、東京の今日の日の入りは【午後6時16分】。ということで、今回は結果的に、日の出とともにトークを始めたことになる(「YouTube>The World is waiting for the Sunrise - Benny Goodman 1980」)。 天空を目指してぐんぐんと昇っていく朝陽のように、今回の私のトークも勢いのあるものになると(・∀・)イイ! が、そんなことは 東日本大震災(「ウィキペディア>東北地方太平洋沖地震」|「Yahoo!>震災情報・東日本大震災」)から1カ月以上経ったが、いまだに余震や別の地震(?)が続き、早くても1年間、長ければ向こう5年間もこんな状態が続くという見方まである。 この地震についても近いうちに取り上げてみたいが、「がんばろう東北」「がんばろう日本」的な話にまとめるつもりは毛頭ない。果たして純粋な自然災害なのか? という疑問を持つようになった人も少なくないと聞く。そんなようなことを、私なりの視点で近いうちに話してみたい。が、うまく話せるかな('・c_・`)? トークをするσ(^_^)私にはお構いなしに、膝の上で我が家の愛猫・にゃんこオチビちゃんファミリーの“お兄ちゃん”こと お兄ちゃんはもともと甘えん坊だが、地震はにゃんこにとっても恐ろしいのか、最近は今まで以上に私に甘えてくる。今朝も私の膝の上で眠ることで、安心感を得たいのだろう。こちらとしても、お兄ちゃんが膝の上にいてくれると、招き猫(「YouTube>Maneki Neko」)ならぬ“守り猫”といった感じで安心できたりするので、互いが互いを支え合っている、ことになるのかな(^m^)? お兄ちゃんに支えられながら(?)、今回は話し慣れたデジ一(=デジタル一眼レフカメラ|「価格.com>デジタル一眼レフカメラ」|本サイト内関連ページ→ 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・16・17・18・19・20・21・22・23・24・25・26・27・28・29・30・31・32・33・34・35・36・37・38・39・40・41・42・43・44・45・46・47・48・49・50・51・52・53・54・55・56・57・58・59・60・61・62・63)の話をしてみることにする。 デジ一で写真を撮り始めてちょうど2年になるが、それ以前はフィルムの一眼レフカメラ(「価格.com>一眼レフカメラ」|本サイト内関連ページ→ 1・2・3・4・5)で写真を長いこと楽しんだ。だから、テレビでカメラや写真に関する番組が放送されると気になる。 私が今、毎週楽しみにしているのは、BSジャパン(「ウィキペディア>BSジャパン」)で毎週土曜日の午後7時30分から30分間放送されている「キャノン・プレミアム・アーカイブス 写真家たちの日本紀行・未来に残したい情景」(→ 本サイト内関連ページ)。 この番組では、基本的にひとりの写真家に2週続けて登場してもらい、番組のスポンサーであるキヤノンのカメラとレンズ(「価格.com>レンズ」)を駆使して撮影する様子と、撮影された作品を紹介している。 放送された回によって、興味を引かれるものと、そうでもないものがある。16日に放送された回は、自分にとっては興味深い内容だった。結局のところ、素人ながら、自分の得意とする被写体や撮影の仕方があり、それに通じる撮影スタイルを持つ写真家に興味を抱くということだろう。 16日に放送された回に登場された写真家は、 しかし、間が悪いことにというか、九州新幹線の鹿児島ルートが開業したのが、あの大震災の翌日の3月12日。大地震以降、震災報道一色となり、大々的に報じられるはずだった九州新幹線の報道は、片隅に追いやられてしまった。もしかしたら、国民の中には、鹿児島まで新幹線が開通したことを未だに知らない人がいる、かもしれない。 鹿児島中央駅といわれる駅は、元は鹿児島西駅といわれていたと番組で紹介されていた。昭和50年代の駅の周辺を撮影した写真も登場したが、その頃と比べると、辺りの様子は一変しただろう。 師岡さんは40数年ぶりに鹿児島へやって来たと話していた。私は高校の修学旅行が九州一周の旅で、長崎から反時計回りでぐるりと周り、宮崎からフェリーで神奈川県の川崎港まで戻り、そこで解散したことを思い出した。 私は旅行は好きではないので、それいらい鹿児島へは行ったことがないが、桜島を見ながら遊覧船に乗ったことは憶えている。九州の旅では、長崎にあるグラバー邸の跡地(「ウィキペディア>グラバー園」)からの眺めや、熊本の熊本城から見た風景などが記憶に残っている。 話がちょっと飛んでしまうが、私は落語が好きで、昔はテレビで古典落語の放送が深夜にあると、録画してよく観たものだ。今はそうしたことが減っていたが、この日曜日の早朝(午前4時半頃から)に 若い女が幽霊になって出てくる話で、話が話だけにはじめはそれほど取り上げられなかったようだが(?)、のちに話に滑稽味を加え、今ではよく演じられるようになったそうだ。 それはともかく、話の枕として、道楽というものは、とかく道具に凝るという話をされていた。これは写真道楽にも通じる話で、仕事でカメラを使うわけでもない素人が、プロの写真家顔負けの道具を揃えたりする話はよく聞く。 逆の見方をすると、プロの写真家が、素人があまり見向きもしないレンズで作品を撮っていたりすることがある。今回番組に登場した師岡さんも、そうした写真家のおひとりになる、かもしれないと思った。 自分もカメラで写真を楽しんでいるため、使用するカメラやレンズがどうしても気になる。トークで、「下手の横好き」というべきところ、“好きの横好き”などと口走ってしまったf(^_^) もちろん、キヤノンの提供の番組なので、キヤノン製品で登場されてくるわけだが、師岡さんがお使いになっている機材は、プロの方が好んで使うレンズでないように見えたので調べた。 師岡さんが、番組の撮影が行われたときに実際に使われていたレンズは以下の3本であることが確認できた。
キヤノンの高級レンズは「Lレンズ」といわれ、レンズの先端に赤いラインが入っている。これをよく知る人たちは、「赤い鉢巻き」などといったりしている(^m^) 師岡さんが好んで使われていたレンズには赤ではなく緑のラインが入っているように見えたので、「あれは何というレンズだろ?」と興味を持ち、あとで調べたというわけ。 それは焦点距離が【70〜300ミリ】の望遠ズームレンズであった。プロや愛好家が使うキヤノンの望遠レンズは白く塗られたいわゆる“白レンズ”であることが多いが、師岡さんは外国へ行って街角を写真に収められる仕事をされているそうで、よりコンパクトで写りのいい“白レンズ”でない望遠ズームを好んで使われているようだ。それにはたしかに緑のラインが入っている。このあたりにも、物から入りがちな素人(?)とは違い、ご自身に必要にして充分な機材をお選びになられているのであろうことが想像できる。 番組を紹介するサイトには、今回の取材で撮影された写真のうち30枚を観ることができるようになっている。いずれも使用されたカメラとレンズ、撮影データが載っている。それを見ると、ISO感度【400】で撮影された写真が多いことに気がつく。 フィルムのカメラで撮影していた頃は、日中に外で撮影するときは【ISO100】というのが基準となっていた。私が好んで使っていたポジ・フィルム(=リバーサル・フィルム)の「コダクローム64」(→ 本サイト内関連ページ|「YouTube>Paul Simon 1991 Tokyo 01/14 Kodachrome」)などは、さらに低い【ISO感度64】であった。 それに比べると【400】をベースにして撮影するというのは意外な気もしたが、デジタルの時代にフィルムの時代の常識を無理に当てはめることの方が間違っているのかもしれない。 デジタルになったことで、「ISO感度が低いほど高画質」という理屈は合わなくなくなっているかもしれない。であれば、高いISO感度の方が撮影には有利になってくる。そういえば、私も今年の正月、公園に撮影に行ったときも、ISO【320】をベースにして撮影している(→ 本サイト内関連ページ)。 ネットの「価格.com」で見かけたクチコミ掲示板(「価格.com>クチコミ掲示板・ユーザーレビュー」)でも、デジ一で動画を撮影することを熟知しているのであろう人が、「ISOは通常【320】にしている」といった書き込みを読み、なるほどと思った(「価格.com>5Dmarkii で映画を撮りたいのですが、ご教授お願いします。」)。 デジタルで写真を撮るようになってから覚えたテクニックのひとつは、その場の光の状態でISO感度をまず決め、あとはカメラの撮影モードをほとんどオートの「P(=プログラム)モード」で撮影してしまうこと。なお、プロの写真家の もちろん、そのときどきでモードは変更するが、スナップ撮影のときは、絞りやシャッター・スピードの組み合わせにあれこれと頭を使うより、構図とシャッター・チャンスに集中する方がいいと考えるから。 また、「絞り優先モード」にして自分でいろいろと絞りを変えているつもりでも、意外と同じ絞りで撮影してしまうことが多い。ならば、カメラに任せてしまう方が、よりその場に適した絞りとシャッター・スピードをカメラが提示してくれたりする。これもデジタル時代の即した“撮影作法”といえる(?)、かもしれない。 師岡さんの作品や撮影の様子に興味を持ったのは、独特の視点で切り取っているのがわかったから。結局のところ、撮影するという行為は、広い現実世界のどこに自分が興味を持ったのかということ。それが明確であればあるほど、その人の考えが一枚の写真の中に強く出るだろう。 番組の冒頭、師岡さんの写真に対する考えを問われ、「日常生活の中に非日常を見る」というように答えていた。街の中を歩きながら写真を撮ろうとすると、いかにもといった撮り方をしてしまいがちだが、師岡さんは別の視点で切り取っている。 たとえば、アスファルトにレンズを向けたりする。何を撮っているかと思えば、地面に出来た水の流れたあと。別にどうということもないが、それにカメラを向けてシャッターを切ることで、それが造形的に面白いことを気づかせてくれる。 また、鹿児島市内のランドマークのような存在の観覧車(「YouTube>早すぎて乗れない観覧車〔suan lum nightbazaar〕」)を真横から狙い、空に真っ直ぐ一直線に伸びるように撮した一枚もある。普通は、観覧車とわかるように撮影してしまうだろう。 要するに、当たり前に眼前にあるものを、楽しんで見てしまおうということなのだろうと思う。私自身は、楽しんで見てやろうというところまではいかないが、昔から一貫して何の変哲もないものを飽きずに撮り続けてきた。だから、私の場合は「日常生活の中に日常を見る」ことをずっと続けてきたように思うが、ほかの人がなかなかカメラを向けないものに向けてきたとはいえ、そのあたりがほんの少し師岡さんに近いように感じ、今回の番組を興味深く観ることができたのだろうと思う。 あと、これはトークでは話していないが、師岡さんが好んで使うテクニックが披露されている。街の中を歩いていて、ショッピングウィンドーなどで面白い場所を見つけると、それを“舞台”のようにし、その前で“登場人物”が現れるのを待つ。 “登場人物”といっても、街の中を歩いている人々で、“舞台”と絡めて撮影することで、何気ない日常を劇的空間に仕立てることができる、といったようなことか。これはすぐにでも応用できそうだ。 得ようと思えばどんなことからもいろいろなことが得られる。今回の師岡さんの番組を観ることで、無闇にいい道具を揃えればいいものでもないことを教えられた。もっとも、師岡さんがお使いになっている道具も、決して安物ばかりではないが。 私も、今手元にある道具で、精一杯写真を用いた表現を磨きたい、などと殊勝なことを考えたりしている(^ω^) |