■ 2010/11/18 尖閣抗議を宗教の観点から見れば

本日も、本コーナーは思いつきの独り語り「気まぐれトーク」の形式にて更新をしています。なお、トークは前日の夜に行っています。

本日分の内容につきましては、音声ファイルでご確認下さい。で、そうされない場合は、下にトークを要約して書き起こしていますので、それをお聴きになって、トークのだいたいの流れをご想像下さい。

なお、音声ファイルはmp3方式にて紹介しています。再生箇所は前後に自由に移動させることができる(?)、と思いますので、下の書き起こしで見当をつけ、聴いてみたい部分だけを“つまみ聴き”するようなこともできます。ご自由にお楽しみ下さい(^ー^)ノ

インディの鞭の気まぐれトーク〔2010.11.17〕(27分4秒)

トークを要約した書き起こし

今回も夜にトークを始めた。が、いつもより30分ほど遅いスタート。私は毎晩午後9時前に眠る習慣のため、その時刻まで残された時間は1時間弱。

私のような“気まぐれトーク”にしても、自分の頭で考えながら話すため、何もせずにボーッとしているときよりは、いささかなりとも脳が活動し、興奮状態にもなるだろうと思う。ということで、30分前後話したあと、すぐに寝付けるかどうか心配しながらのトークとなった(゚o゚)

始めたときは、すぐに眠れるか心配したが、それは杞憂(きゆう:将来のことについて、かれこれといらぬ心配をすること。取り越し苦労=広辞苑)というものだった(^m^) トークが終わった瞬間に脳が入眠態勢に入ったかのように、いつものように午後9時前に、コトンと眠りに入った。

私はこれまで、不眠症になったことはない。しかし、私の場合は条件付きで、同じ場所・同じ環境・同じ時間という条件が揃わないと寝付けないかもしれない(「YouTube>究極の眠れるCD」)。

それだからか、私は旅行というのが好きではない。もしかしたら、環境の異なる旅先では、眠れずに悶々とし、羊の数を朝まで延々と数え続ける、、、ことになったりして( ̄、 ̄@)(→ 本サイト内関連音声ファイル ※これは、2003年ひつじ年〕1月27日に放送された「サンセット・パーク」〔←当時はまだ「FM夕べの広場」といっていたかな?〕の「週刊 音発見」コーナーを音声ファイルにしたもの。おしゃべりをしているのは、小野恭子さんと伊丹賢太郎アナウンサー。なお、お聴きになるにはReal Playerが必要)

今回も道草(→ 本サイト内関連ページ)せずに真っ直ぐおうちに帰るσ(^_^)ボクちゃん良い子(?)といった感じで、寄り道することなく本題にすんなり入っている。

今回取り上げる話題は、このところ連続して取り上げている「尖閣事件」「Yahoo!ニュース>尖閣沖の中国漁船衝突事件」|本サイト内関連ページ→ )。

“事件”の“加害者”は、ネットに流出した“尖閣ビデオ”を見ても明らかなように、石垣海上保安部巡視船に“体当たり”してきた中国の漁船。

であれば、日本側は“被害者”になる。それなのに、なぜか、「弱腰外交」と非難を強める野党の批判の矛先が自分の国の政府へ向かっているという矛盾(ΘoΘ;) この対応こそが、弱腰というか柳腰というか、腰の引けた対応のように私に目には映ってしまう。非難する相手を間違っているでしょ? と(「YouTube>コント55号 夏屋台 1/2」)。

政府に対する勢力は、衝突事件から目を逸らすためにビデオを流出させた犯人捜しに躍起になっているというが、追及する側も同じ穴のむじなではないのか(→ 本サイト内関連ページ)。

中国に賠償を迫るのであれば話はわかるが、どうして自国の政府の対応ばかりに問題を持っていくのか。それで思い出した。森喜朗議員(「YouTube>森喜朗『羽田孜元首相って半身不随で動けない役立たず』と発言」|→ 本サイト内関連ページ)が首相だったとき、日本の水産高校の実習船が、突如海底から浮上してきたアメリカの原始理力潜水艦グリーンビルの強烈なぶちかましで沈没する事件があった(「ウィキペディア>えひめ丸事件」)。あのときも、野党とマスメディアは、事件直後の首相の対応を非難するばかりで、批判の矛先がアメリカに向かうことはなかった(→ 本サイト内関連ページ)。

その時と今は与野党が逆転しているが、立場が変わっても反応は一緒。毎度お馴染みの弱腰外交を見せられる国民は堪ったものではない。威勢がいいのは自国の政府を得意になって攻めるときだけ。外に向かっては弱腰どころか、腰そのものがない。それでは、水の中では威勢がいいものの、地上に上がったときは腰がなくて立ってもいられないクラゲのようなものではないか(→ 本サイト内関連ページ)。

と、まあ、本当の事件が事件とされず、周辺の問題が“事件”にされ、そのあと思いがけない“尖閣ビデオ”流出騒動(?)が起きた、といったようなあらましをひとくさりしたあと、本日分の本題に入っている。時間にして【7分】ぐらいから。

尖閣せんかく諸島海域で9月7日に起こった衝突事件の模様は、衝突された2隻と近くにいたもう1隻、合わせて3隻の巡視船の乗組員がビデオカメラ(「価格.com>ビデオカメラ」)で撮影し、合計約10時間分の映像が残っているという。

先ほども書いたように、この事件があって以降、野党とそれを応援する勢力は、そのビデオの全面公開を求めた。同じことが自民党政権のときに起こっても、おそらくはすんなりとビデオを全面公開することはなかっただろうと思う。

国と国のつきあいは、一般庶民が考えるほど単純なものではなく、そこにはそれなりの配慮が求められるだろう。また、「ビデオを公開しろ!」と強く要求する側は、何のためにそれを要求するのか

真実を明らかにするため、ならいいが、それは綺麗事の建前。ひとつの理由は、公開を渋る政府を攻撃するため。もうひとつは、公開されたビデオを使ってさらに政府を攻撃するため。要するに、それらの勢力にとっては、ビデオそのものはあまり重要ではないのだろう(?)。要するに、ビデオを相手の攻撃材料に使っているだけなのだろうと私には思える。

それはともかく、政府がビデオの公開を渋るあいだ、ネットを中心に尖閣事件を巡るデマが流された。いわゆる、今回の事件で海上保安官2名が殉職し、1名が負傷したというデマ。

ドイツ在住のノンフィクション作家(???)クライン孝子さん(71歳)もこのデマを真に受け、国民に見られてはまずい映像があるからビデオを公開できないのだ、と決めつけていた。

このクライン孝子さんだが、その後、個人的に交流を持つ「チャンネル桜」「ウィキペディア>チャンネル桜」)で社長をする水島さとるさんに梯子はしごを外されてしまった。

クライン孝子さんが自信満々に述べていた「殉職者云々の話は99%デマ」と公式に発表されてしまったからである(「YouTube>【尖閣ビデオ】sengoku38氏への支援表明と海保職員殉職のデマ[桜H22/11/11]」|本サイト内関連ページ→ )。一応、“言論活動”もどきをされている人がデマをデマと知らずに話してしまったら、取り返しがつかないほど恥ずかしいことだろう。その恥ずかしい目にクライン孝子さんは遭ったことになる。お悔やみ申し上げますm(_ _)m

そのことについて弁明する水島社長は、政府がビデオを公開しないからそうしたデマが流されたといっているが、強弁(きょうべん:無理に理屈をつけていい張ること。また、いいわけをすること=広辞苑)が見苦しい。本心は、どんなデマでもそれが政府の攻撃に使えるのなら、デマと承知でも使おうと思っていたのだろう。「デマと承知でそれを煽りの材料に使ってしまいました。ごめんなさい」と素直に謝ればいいと思う。が、謝れやしないだろうと思う。

同じように、デマと承知でそれをテレビでいいふらしていた輩がいる。東京都知事の石原慎太郎さん(「YouTube>石原都知事『海に落ちた海保職員を中国人が銛で突いた』」)と佐々淳行さっさあつゆきさん「佐々淳行のホームページ」)である。おふたりともテレビの番組で、このデマを真実であるかの如く話している。佐々さんの場合は、心底信じているようである(「YouTube>【尖閣】11.8 佐々淳之氏 『海保隊員は海に突き落とされた』」)。

ネットでは、海上保安官が殉職した証拠だとして、「二階堂ドットコム」というようなサイトでは、死体を入れた棺の写真まで載せたそうだ。それを見たネットユーザーだろうか。石垣島にある葬儀会社をおそらく調べ、そこへ問い合わせの電話が殺到し、業務に支障をきたしているそうだ。会社側から当サイトに届いたメールによれば、まったく関係ない方の遺体で、遺体に付きそう家族の写真まで紹介されてしまったことで、各方面に迷惑がかかってしまっているということだった(→ 本サイト内関連ページ)。

相手を攻撃したいために熱くなっているのはわかるが、なんの関係もない人に迷惑をかけるのは問題である。こんな時こそ頭を冷やし、冷静に判断し、行動したいものである。佐々さんは今でもデマをデマと疑っていないのだろうか(´・ω・`)?

デマを無警戒に信じてしまうという人が一定数いる。そのおひとりが佐々さんなのかもしれないが、もしかしたら佐々さんも何か信仰している宗教があったりするのだろうか。

で、宗教といえば、先週号の『週刊ダイヤモンド』「ウィキペディア>週刊ダイヤモンド」|→ 本サイト内関連ページ)は、「宗教とカネ」を特集し、私は興味を持って買い求めた。それをテキストにし、今回のデマ騒動も絡めて話してみることにする。

同誌の特集によれば、日本には約2万ほどの新宗教の宗教法人があるそうだ。規模は上と下で大きな差があるだろうが、その中で良くも悪くも知られているのが創価学会(→ 本サイト内関連ページ)。

宗教団体が宗教だけに専念してくれたら、それに関わらない国民にまで被害が及ぶことはない。しかし、創価学会の場合は非常に困ったことに、公明党という“下部組織”を持って国政にまで首を突っ込み、困ったことに自民党がその組織を自分たちの政権を存続させるために与党に引き込んでしまったため、この10年、日本はおかしな方向へ行ってしまった(「YouTube>亀井が創価学会をフルボッコ」「YouTube>国会中継中の問題発言 P献金問題」「YouTube>2●『公明党を支えている宗教団体』一川 保夫〔民主党〕 創価学会」)。

自民党が公明党を政権に引き込んで以降、首相の首を次々にすげ替えさせたのも、衆院の解散権の時期を決定させたのも、すべて公明党が指令を仰ぐ創価学会であったことになり、この国の決定事項の多くに一宗教法人の意向が反映されていた、という超異常事態の中にあったことになる(本サイト内関連ページ→ )。この話は、近いうちに宗教の問題を話す中で取り上げてみたい。

このように、公明党を与党に送り込むことまで実現させた創価学会のあとを追いかけるように現在勢力を急拡大させている新宗教の宗教法人に幸福の科学がある

今回本コーナーで取り上げている『週刊ダイヤモンド』先週号の特集によれば、信者数は創価学会を抜き、【1100万人】とある。これは全世界でということなのか? 日本だけでこれだけの数としたら、10人に1人が信者になってしまうが(´・ω・`)? ま、それはともかく、ここへ来て、同教団は政治への進出もめざし、幸福実現党という政党まで作り、選挙のたびにたくさんの選挙区に候補者を送り込んでいる(「YouTube>衆議院比例選挙政見放送『南関東』幸福実現党 大川隆法総裁」)。

今までのところ、幸いなことに、同党の候補者はいずれも落選している。それにしても、候補者はいずれも同党の信者なのだと思うが、日本を代表するような企業の出身者が多い。同誌の特集に書いてあることによれば、「大川総裁の経営論や教養に賛同する人、オカルト好きな人、現世利益を求める人」などが同宗教の信者になっているそうだ(「YouTube>【大川隆法(本名:中川隆)】どっちのカルトショー【鳩山由紀夫】」)。

そういえば、オウム真理教「ウィキペディア>オウム真理教事件」「YouTube>1-7オウム真理教-地下鉄サリン事件-Terror in Tokyo-1995」)に集った若者たちも、有名大学出身者が多かった。

私は宗教というものにまったくといっていいほど関心がないため、ほかの宗教と比較することはできないが、この幸福の科学という宗教団体の布教方法は、独特のように思われる。

『週刊ダイヤモンド』で特集した記事によれば、同団体の総裁を務める大川隆法りゅうほうさんが、現代のイタコ「YouTube>ウザ怪奇番組」)のようなこと(?)をして、信者に総裁の考えを“布教”するそうだ。

はじめは、限られた幹部だけの前でその行為は行われて、一般信者にはそれを書籍にして出版する形で“お告げ”を広めていたそうだ。ちなみに、この種の書籍は、信者がひとりで何冊も買い、それを周囲に配るのだそうで、出版すればベストセラーとなり、その売り上げは同教団の収益に直結する仕組みだ。

今ではオープンな形でその行為が行われ、「公開霊言」の形を採っているらしい。やり方はシンプルというか、大川総裁が毎回違う人の霊に乗り移り、その人の思いを言葉にして発する。そばには幹部職員が座り、様々なことをインタビューし、それに総裁が答えていく、のだそうだ。

総裁に乗り移る霊は多岐にわたっている。古今東西、あらゆる人物の霊がこれまでに登場したそうだ。回数が増えて乗り移る人物が品切れになったからかどうか知らないが(^m^)、今は生きている人の霊まで登場するそうだ。

また、人間だけではインパクトがない、と考えたかどうか、霊言の対象は宇宙に広がり、金星人や火星人、プレアデス星人やウンモ星人なども登場したという。総裁は毎月平均170冊の本を読むそうで、さすが(?)“知識”が豊富だ。私はウンモ星という星を知らなかった。しかも、そこには生命体がいたのか( ; ゚Д゚)!?

総裁は想像力が豊かなのか、宇宙人は宇宙人でも、“ヤギ顔の宇宙人”やマントヒヒ顔の宇宙人”などの霊言も披露されたという。これらの宇宙人に乗り移ったときは、日本語でお話をされるのだろうと思うが、顔だけはヤギやマントヒヒのような顔をされるのだろうか(´・ω・`)?

同誌の特集には、“公開霊言”の模様を撮した小さな写真が載っているが、信者のみなさんはスーツを着、かしこまって聞いているように見える。それぞれ、社会で立派に仕事をされているであろう人々が、“マントヒヒ顔の宇宙人”の霊言を披露する大川総裁を見て、思わず「プッ (*^ 。^)o==3!」と吹き出してしまうようなことはないのだろうか。私だったら、たちまち吹き出し、その場からとっととつまみ出されてしまうだろうと思う。

しかし、世の中にはこうした“霊言”を吹き出すことなく大まじめに聞くことができる人がいて、そういう人がこうした宗教団体の信者になっていくのだと思う。

それで連想するのが、“尖閣ビデオ”がネットに流出する以前から流されていたデマを大まじめに信じてしまった人の存在。もちろん、それをデマと知りつつ相手を攻撃するための材料に使った人が大半だと思うが、中には未だに信じ込んでいる人もいるのかもしれない。

幸福の科学といえば、尖閣問題で建前上は中国に講義する反中デモ、しかし、その中身は日本の政府を攻撃するデモを繰り返す団体に「頑張れ日本!全国行動委員会」という保守系の政治団体がある。

この団体を応援する、たとえばクライン孝子さんなどは、草の根の人々が声を挙げているというように好意的に応援しているが、その中身は純粋でない部分が大部分を占めているように思われる。

同団体の結成メンバーのひとりに、韓国生まれの宗教団体統一教会「ウィキペディア>統一教会関連の企業と団体」「YouTube>【総連依頼】在特会が朝鮮学校を芝居恫喝09.12.04【将軍様お墨付き】」)と太いパイプをお持ちらしい(?)自民党参議院議員の山谷えり子さんも名前を連ねている(「YouTube>【山谷えり子】参院選を終えて思う国の行方[桜H22/7/20]」)。今日(17日)の参議院予算委員会でも山谷議員が質問に立っていたが、この議員についてネットで調べると、いろいろと気になることが載っている。この山谷さんについても、次回以降のトークで取り上げられればと思っている。

「頑張れ日本!全国行動委員会」を裏から動かしているのは「チャンネル桜」といった勢力で、これに幸福の科学も加わっているという話を聞いている。ここに出てくる人や勢力が一致する考えは、今の民主党政権の打倒であるだろう。つまりは、反中の形を借りた反政府活動を展開していることになるのであろうと私は考えている(→ 本サイト内関連ページ)。