■ 2009/02/21 あ〜あ、やんなっちゃう今の状況┐('ー`;)┌

その昔、お茶の間のテレビで活躍するコメディアンのおひとりに牧伸二さんがいました。牧さん自身が考え出したものか、ウクレレをポロン、ポロンと奏でながら世の中を風刺し、最後に「あ〜あ、やんなっちゃった〜♪ あ〜あ、驚いた〜♪」(「YouTube>牧伸二 ウクレレで客引き合戦 その1」)で締めくくる芸で一時代を飾りました。

今も活動されているのかどうか知りませんが、今のご時世を牧さんが風刺したなら、どんな味わいとなるでしょう。私は最後のフレーズだけお借りし、「あ〜あ、やんなっちゃった〜♪ あ〜あ、驚いた〜♪」と嘆かせていただこうと思います。

ホントに嫌になるご時世ではありませんか。え? 麻生太郎首相が内閣のだらしなさが嫌になる? それとも、中川昭一前財務相の醜態が嫌になる?

違います。私が嘆かわしいのは、多くの国民のメディア・リテラシーの欠如です(→ 本サイト内関連ページ)。このことは、多くの国会議員や自民党議員も当てはまるかもしれません。

朝日新聞が本日朝刊の一面で伝えていますが、同社が19日夕から20日夜に実施したという電話による全国世論調査の結果、麻生首相の早期辞任を求める解答が【71%】に達したそうです。もしかしたら、自民党の若手議員に同様の調査をしても、似たような数字がはじき出されるかもしれません。

でも、ちょっと待ってくださいよ。いいですか? 昨秋、自民党はすぐに総選挙に突入することを前提に総裁選挙をブチ上げ、他の候補を圧倒する形で麻生さんを首相に担ぎ上げました(→ 本サイト内関連ページ)。あれから半年も経っていません。それなのに、この事態です。

自民党の若手議員からも、「麻生さんでは選挙選を戦えない」といった声が次々飛び出しているということですが、あまりにも無責任といわざるを得ません。

国民も国民です。マスメディアのいいなりで麻生政権への大批判です。政権発足後、昨年11月頃までは支持と不支持が40%前半で拮抗(きっこう:勢力・力がほぼ等しく、相対抗して互いに屈しないこと=広辞苑)していました。それが、12月に入った頃を境に不支持と支持が急増し、その差が一気に開いています。

現政権を扱う記事には、“街の声”(→ 本サイト内関連ページ)と称して一般国民の声が添えられますが、そのどれもが現政権を非難する声や失望したという声ばかりです。新聞やテレビで日夜そうした“声”を見聞きするうちに、全体の空気が麻生不支持であるように錯覚させられている印象です。

こうした動きを見るにつけ、私は日本人に民主主義は無理ではないか、と半分冗談を含めて考え始めています。ならば、その代わりにどんな政治体制がいいのかと問われても答えは持っていませんがf(^_^)

不支持の割合が急増した理由は知りませんが、もしかしたら、麻生首相の“漢字の読み間違いネガティヴ・キャンペーン”が展開され始めたのもこの頃でしたか? この漢字云々の話題については本コーナーでも以前取り上げましたが(→ 本サイト内関連ページ)、支持・不支持に直結するような問題ではないでしょう。

文章を読んでいく中で、誰でも読み間違いや読み飛ばしをしたことがあるはずです。しかし、あとでその間違いに気づけばその都度訂正すればいいだけで、本質を大きく間違うこともないでしょう。麻生さんの読み間違いによって、国家の運営に支障を来した、といった話も聞きません。ですから、麻生さんが漢字を間違って読んだからといって、それが不支持につながるように私には思えないのです。

要するに、どんなことでもケチをつけ、国民に悪いイメージを植え付けることが狙いなのでしょう。

中川前財務省のケースでも同じことがいえます。本サイトでは、毎日、朝日新聞の「天声人語」を朗読した音声データを紹介するコーナーを設けていますが、昨日(20日)分の文章中に「お酒ごっくん」というのがありました。

ネットの大規模掲示板「2ちゃんねる」でも、中川さんが自分の行為を弁明する発言の中で発したという「ごっくん」をはやし立てる書き込みをいくつも見かけました。

これは“いじめ”行為そのものです(→ 本サイト内関連ページ)。相手の嫌がることをわざといい、それを聞かされた相手の反応をさらにいたぶる。おぞましい限りです。麻生さんの漢字読み違いにしろ、中川さんの弁明を逆手に取った「ごっくん」の冷やかしにしろ、いい大人が得意になってすることではありません。

また、それらをマスメディアを通じて見聞きした一般国民が、一緒になって同じようにこき下ろすというのですから、牧伸二さんではありませんが、「あ〜あ、やんなっちゃった〜」とこぼさずにはいれない気持ちになります。

私は今の自民党を積極的に支持しているわけではありません。それでも、今すぐに解散して欲しいとも思っていません。今解散すれば、ある勢力の思うつぼだと考えるからです(→ 本サイト内関連ページ)。

私がベストだと考える展開は、自民の支持率が低いまま7月の東京都議会議員選挙と同時のダブル選挙です。その結果、自民党は一度下野(げや:官職を辞して民間に下ること。政権を失って野党になることにもいう=広辞苑)することになるでしょうが、その過程で公明党との連立解消が実現できると踏むからです(本サイト内関連ページ→ )。

諸悪の根源は、創価学会(→ 本サイト内関連ページ)に操られた公明党が自民の与党政権にいることです。

おそらくは、自民としてははじめは数を頼んで公明党を与党に引き入れたのでしょうが、いつのまにか母屋おもやを乗っ取られてしまいました。そもそも、福田康夫元首相から今の麻生首相に代わったのも、創価学会=公明党の意向が強く反映された結果です(本サイト内関連ページ→ )。

「ねじれ国会」といいますが、これほどの“ねじれ”もないでしょう。創価学会員が日本国民に占める比率はたかがしれたものですが、その少数勢力の意向がこの国の長の首をもいとも簡単にすげ替えられるだけの力を持っていることになるのですから。

マスメディアの大切な役割のひとつに、「不正をただす」ことがありますが、今、その役割はまったく果たされていません。それどころか、マスメディアの多くは、公明党の背後にいる創価学会に気を遣い、公明党が不利になりそうな報道はすべて自粛しています(→ 本サイト内関連ページ)。

安倍晋三元首相の政権下では、打ち出の小槌の如く、次から次に閣僚の事務所経費処理問題が持ち上がりました(→ 本サイト内関連ページ)。ところが、公明党の浜四津敏子同党代表代行(本サイト内関連ページ→ )に同様の疑惑が持ち上がっても、それは追及する素振りも見せません(→ 本サイト内関連ページ)。

今、新聞や民放テレビ局は資金難にあえいでいるといいます。経済情勢の悪化もあり、各企業からの広告収入が目に見えて減っているからです。ここのところ、新聞が薄くなっています。記事の半分までしか広告は認められていないそうで、載せる広告に困って記事まで減らしてしまっているのでしょうか。そんな中、俄然存在感を示し始めているのが創価学会だといいます。毎日の紙面を注意深く見ていれば、創価学会が新聞社をどれほど裏から支えているかに気づかれると思います。

いってみれば、今や創価学会=公明党は大事なスポンサーさまです。ですから、スポンサーさまを怒らせるような記事を載せるなどもってのほかなのでございましょう。

道理で、定額給付金「Yahoo!ニュース>定額給付金」)を巡る小泉純一郎元首相の問題提起の発言(→ 本サイト内関連ページ)も、創価学会=公明党に配慮して、「影響なし」と予防線を張ることに懸命とならざるを得なかったことにもなるほどでございます。産経新聞まで、「小泉発言 与党『影響ない』 野党も冷静な対応」と見出しをつける有様です。一刻も早く可決して欲しいといっているかのように。

しかし、社会の木鐸(ぼくたく:世人を覚醒させ、教え導く人=広辞苑)であるべき新聞やテレビが、一勢力の思惑に配慮することは望ましいことでしょうか。

この定額給付金を巡るやり取りでは、自民党も野党もおかしな対応です。

小泉さんのお陰で国会議員になることができたいわゆる“小泉チルドレン”(「ウィキペディア>83会」|→ 本サイト内関連ページ)の面々も、なぜか、定額給付金に関する小泉元首相の発言に同調する向きはないそうです。結局のところ、自分の国会議員という立場を守りたいだけで、国民のことなどちっとも考えていないのでしょう。

筋を通すというのであれば、国民の大多数が反対である定額給付金の実施には反対すべきです。野党も野党で、定額給付金には反対といっていたのですから、小泉さんの発言に乗ってもっと反対の声を強めるべきところ、騒ぎが一段落するのを声を潜めて待つかのように、無反応なのは、おかしな対応です。また、マスメディアも小泉さんや野党と同じく、給付金は選挙対策の金のバラまき以外の何物でもないと批判していたのですから、もっと問題を大きくすべきです。が、テレビのワイドショーなどでこの扱いがピタリと止んでしまったのはどうした理由わけでしょうか?

と書きながら、その理由は簡単に推測できます。要するに、創価学会=公明党の意向を尊重されているからでございましょう(→ 本サイト内関連ページ)。事ほど左様に、今の日本の政治は、一勢力の意向で如何様にも展開される状況となっているのです。

そのため、あちこちでおかしなことが起きます。おととい(19日)に衆議院の予算委員会が開かれたことをもしかしたら知らない人がいるかもしれません。中川前財務相のローマでの記者会見が問題とされ、その座から退かれ、同じ席にいた関係者から事情を訊くということで関心を持たれましたが、結局、NHKは予算委員会の放送をしませんでした。

NHKといえば、かつてニュース原稿を途中でまったく別のニュースに差し替えられるという“放送事故”が思い出されます(→ 本サイト内関連ページ「YouTube>【事故?】NHKで公明党・創価学会のニュースが突如終了【圧力?】」)。先頃、創価学会=公明党は、NHKの番組のあり方に注文をつけるニュースが報じられたばかりです(→ 本サイト内関連ページ)。そんなことから推測するに、今回も自民党と与党にいる公明党から、審議の途中でどんな発言があるかもわからず、与党にダメージを与えかねない審議の中継はやめてもらいたい、といった注文が創価学会=公明党側からNHKにあり、それで放送を取りやめた、といったことも考えられないわけではありません。もっとも、今はネットで審議の模様は視聴できるようになりましたが(「衆議院TV>平成21年2月19日 ※表示されたページから“予算委員会”を選択)。

もうひとつ不思議なのは、中川前財務相の“騒動”を取り上げるワイドショーが一気になくなってしまったことです。私はその種の番組は観ませんので、新聞の番組表に載っていないだけかもしれませんが、“騒動”が発覚した時にはあれだけ騒いでいたものが、大臣が辞任して一件落着とばかりに姿を消したのは不思議です。

ワイドショーといえども、一応は取材の力も持っているのでしょうから、どうしてあれほどの事態になってしまったのか? や会見するのにふさわしくないのに拘わらず取材陣の前に中川前大臣を座らせたのはなぜか? といった原因を取材によって調べ、国民に明らかにして欲しいところです。それとも、明らかにすると何か自分たちにまずい事情でもおありなのでしょうか(→ 本サイト内関連ページ)。

途中でも書きました定額給付金ですが、私は反対です。選挙目的云々からの反対ではなく、創価学会=公明党の懐を肥やす疑いを持つからです。志を持つ国会議員が、ひとりでも多くそのことを懸念し、何か行動を起こしてくれることを期待しています。

創価学会=公明党がこの国の政治を思うがままに操り、それに尻尾を振る多くのマスメディア。それらに従い、「麻生政権はNO!」と声を挙げる7割の国民。

あ〜あ、やんなっちゃった〜♪ あーあ、驚いた┐(-。ー;)┌ヤレヤレ