■ 2008/9/04 公明党の権力支配?

福田康夫首相が職に留まる意志のないことを表明したことで、政局(せいきょく:政治の局面。その時の政界の有様。政界のなりゆき=広辞苑)が慌ただしい動きを見せています(「Yahoo!ニュース>福田康夫内閣」)。

緊急記者会見があったのは9月1日夜。その夜も、私はいつもの習慣で午後9時前には入眠しています。ですので、翌朝新聞を手に取るまで、そんな大変なことが起きていたとは夢にも思っていませんでした。まさに「歴史は夜作られる」。そんな歴史的な夜(?)にも私は定時に寝ていた、という“歴史”が私の人生に書き加えられました(´・ω・`)

翌日の新聞各紙は、このニュースで埋め尽くされていました。が、どの解説記事や街の声に目を通しても、腑に落ちません(ふにおちない:合点がいかない。納得できない=広辞苑)。

かゆい箇所がそこだとわかっているのに、みんなして遠巻きにコチョコチョやっている感じです。そうされることで、余計にかゆみが増し、できるものなら自分の手でボリボリ、ガリガリと思う存分きむしりたい気持ちになった、といってみればその時の感情に近いでしょうか。

福田首相が首相の座から下りる決心をした原因をジャーナリストや識者が本当に知らないでいるのか。そんなことはないと思います。本当は知っていて、それでも気を遣って知らぬ振りをしているのではないかと私には思え、それが歯がゆくて仕方がないのです。

福田首相に早期の退任を迫ったのは、自民党と10年ほど連立を組む公明党で間違いないだろうと私は考えます。その根拠は、私から説明するまでもないと思いますが、今の政局を動かしているのが自民党ではなく公明党だからです。もっといえば、公明党の支持母体といいますか中核の新興宗教団体にすぎない創価学会(→ 本サイト内関連ページ)の中心人物の一存で日本という国の政界人事が進められている、といっても決して過言ではない状況にある、と私はにらんでいます。

公明党は、連立を組む自民党が昨年の参院選で歴史的な大敗を喫したことで(→ 本サイト内関連ページ)、10年ほど前に乗り込んだ“自民舟”がもしかしたら沈没してしまうのではないかと危惧し始めました。その選挙後、参議院では与野党の勢力が逆転しました。そして、頼りの衆議院も福田内閣が支持率をちっとも元に戻せずにいました。

公明党の危機感はいよいよつのり、ついには与党の船頭を務める自民党を「泥舟」とまで揶揄(やゆ:からかうこと。からかい=広辞苑)し、身体を半分船外に放り出すようにして見せ、「いつでも降りる覚悟がこちらにはあるぞ」と船主の自民党を挑発し続ける始末です(→ 本サイト内関連ページ)。

その態度表明以降、公明側から矢継ぎ早に注文が飛び出しました。どれも公明の都合に沿ったものです。

最も重点が置かれた注文は、衆院の早期解散です(「nikkei BPnet>田原総一朗の政財界『ここだけの話』>今回の人事の裏を読む! 内閣改造2つの事情」)。任期いっぱいまで務め上げた後に解散となれば、選挙は来秋です。それに対し、公明はできるだけ早い解散を求めました。なぜ公明はそうした要求を解散権を持つ自民に強硬に要求しているのでしょう。

それは、来年の7月に東京都議会議員選挙を控えているためにほかならないようです。

私はこれまでそれほど意識してきませんでしたが、住民票というものは扱いがルーズで(?)、割と簡単に別の地方自治体へ移動できるそうです。で、ここで問題となるのは、選挙権を持つ人間の住民票です。

選挙が近づきますと、自分が住む役所の選挙管理委員会から有権者一人ひとりに投票所への入場券が郵送されてきます。この入場券は、住民票をもとにして郵送するのでしょう。また、転勤などでほかの地方へ引っ越した場合は住民票を引っ越し先の役所へ移します。で、もしも、住民票を移動してから3カ月以内(?)に選挙があった場合、選挙権があっても投票できない仕組みになっているのだそうです(※3カ月ではなく【6カ月】みたいです?)。

今回のポイントはこの3カ月です。

都議会議員選挙が実施されるのは来年の7月です。ということは、住民票の移動という手続き上の“新住民”は遅くとも4月頃までには住民票を都内に移しませんと、東京都内で実施される選挙で権利を行使できなくなってしまうというわけです。

大都会東京ですから、人の出入りは激しくても驚くに当たりません。が、その変化にある一定の法則が発見された場合、自然な人の流れ以外の原因があることになります。たとえば、東京の目黒区を見てみます。すると、国政選挙や地元の区議選における公明党の得票数にはそれほど変化がありません。ところがなぜか、都議会議員選挙の時だけは公明票が異常に増えているのです。比率にして約2倍です。

なぜでしょうか?

事情をよく知る人の話では、公明党は国政選挙以上に都議会議員の選挙を重視し、国政選挙で負けるならまだしも、都議選で負けて野党になるわけにはいかない事情があるのだそうです(「TBSラジオ ストリーム>9/2〔火〕福田総理電撃辞任表明!〔上杉隆&武田記者〕をダウンロード」 ※Windows Media Playerでの再生になりますm(_ _)m)。

とここまで書いてきたところで、今回も歯科医院の予約時間が迫ってきました。今日は木曜日で医療機関は休診のところが多いです。私が通う歯科医院でもいつもは木曜休診ですが、今週に限っては特別に診療があるようで、予約を取ってもらいました。ということで、これから自転車で行ってきます。空は曇っています。雨が降らないといいのですが。一応傘を持っていくか、迷っています。それでは、またのちほどお会いしましょ〜(^ー^)ノ(※ここで一度ブラウザの 更新をお願いします)

行ってまいりました(;´Д`) 土曜日に臨時休診するということで今日は臨時に診療をしたそうです。ほかにも虫歯が見つかり、まだ通うことになりそうです。帰りに書店に寄り、気になっていた雑誌と目に止まった本を買ってしまいました。今日の治療費の倍の出費です。でも、ま、本は脳の肥やしということで。

さて、先ほどまでの続きですが、公明党は国政選挙以上に都議選を重視するということを書きました。そうまでして都議選に注力する理由ですが、宗教法人許可が東京都であることと破綻はたん状態に近い(?)新銀行東京を通じて、自民党と一緒になって公明党も関連企業へジャブジャブ融資したことを世間の目から隠蔽(いんぺい:人または物が目につかないようおおうこと。かくすこと。隠匿=広辞苑)しておくためにどうしても与党で居続けなければならない、というのが今の公明の至上命題なのだそうです。

2番目の理由があるのであれば、石原慎太郎東京都知事とは一蓮托生(いちれんたくしょう:善くても悪くても行動・運命をともにすること=広辞苑)の関係にあることになりそうです。であるのなら、総裁候補に別の派閥から都知事のご子息・石原伸晃のぶてる議員が担ぎ出されるようなことにでもなれば、公明党が麻生太郎幹事長から石原ジュニアに乗り換えることがないとも限らないかもしれません。

【本日の豆情報】:今発売中の雑誌『WiLL』に、長年公明党と闘う元国会議員の白川勝彦さんの談話が載っています。それによれば、自公連立が誕生する直前、白川さんらはそれに強く反対したそうです。が、多くの自民党議員が連立賛成に流れる中、最後まで一緒に連立反対の行動をしてくれた議員が18名いたそうです。その中に石原伸晃議員の名前があります。ということは、今もその考えに変わりがないとすれば、公明党が石原伸晃議員の総裁立候補にのってくる可能性は限りなく低いと見ても間違いなさそうです。ちなみに、ほかのメンバーは以下の通りです(※敬称略)。江口一雄、江渡聡徳、奥谷道、小澤潔、小此木八郎、尾辻秀久、小林興起、小林多門、佐藤剛男、自見庄三郎、鈴木俊一、原田義昭、平沢勝栄、保積良行、武藤嘉文、森田健作、渡辺具能。

朝日新聞の今日の「天声人語」に政治の世界は「一寸先が闇」とありますが、たしかに、今の日本の政治状況がいつどのように動いていくか正確に見通すことは困難です。

それを連日伝える新聞各紙はどうかといえば、まるきり公明党が思い描くレールに載せられたようにといいますか、創価学会のてのひらの上でいいように転がされているが如く、公明党の言い分をなぞり、次期総裁には麻生太郎、来夏の都議選の関係上、衆院解散総選挙もいち早く行うべしとの主張を展開しています。

マスメディアは、このたびの福田さんの辞任表明を「だらしがない」と批判します。その批判は甘んじて受けるとしても、そのように批判するマスメディアはどうなのですか? ということです。下部組織の公明党(?)の動きを高みから監視している創価学会の最高権力者の意向に沿うかのような世論作りに精を出しているのではありませんか?

一国の政治権力と報道をたったひとりの人間が握っているというのであれば、近隣の某国の権力者と何ら変わらないことになりはしませんか?

それやこれやに思いを巡らせたとき、今の非常に悪い状況を何としてでも良い方向へ変えなければならない、という強い思いに駆られます。この最悪状況の改善ということでいけば、政治信条の右や左は関係がなくなり、公明党を支持するごく一部の創価学会員を除いて、そのほかの大多数の国民共通の望みはたったひとつであろうと思います。まあ、一般市民でしかない私がひとりでいくら気を揉んでもいてもしようがないわけですけれど…(´・ω・`)