■ 2008/10/07 印象操作に懸命な?NHK 公明=創価篇|豆誤変換

映画という表現手段で一番の決め手となるのは何でしょうか。もちろん、土台となる台本が良いというのは必須条件です。あ゛、もしかしたらこれこそが「一番の決め手」になるかな(´・ω・`)?

書き出してから、自分で結論を導き出してしまった気がしないでもない。ということで、本日分の更新は短めですがこれにて終了とし、あとは絵でも描いて過ごしますか? というわけにもいきません。第一、これでは私が本日分で書きたいことにつながりません。そこで、台本が一番というのはひとまず置き、二番目、三番目の決め手を探ろうと思います。

といいますか、自分の中には初めからその候補が確定しており、それを書くために話の枕として持ってきたわけです。

映像表現ですから、撮影済みの良い素材があることは一大条件として、その素材を映像表現者の意志ひとつでつなぎ替える「編集」作業というのが、とても大切な行程ではないかと狙いを定めました。

昨夜、PCで録画してあった黒澤明監督(本サイト内関連ページ→ )を描いたドキュメンタリー番組(→ 本サイト内自作DVD画像)を観たのですが、黒澤監督は、撮影に入るまでの台本作りに十分すぎるほど時間をかけ、また、一旦撮影に入ったなら、とことん完璧をめざしたそうですが、編集作業になると、他の行程では見せないような楽しい気分をスタッフにも隠そうとはしなかったそうです。この逸話からも、映像表現における編集の重要性がわかる気がします。

その大切な編集ですが、表現者の意図を観る者に伝えるための編集作業は、悪意を持ってそれを行った場合、意図的に誤った印象を観る者に与えることができる、という“危険性”を持ちます。

その誤った意図を持った編集作業を経た映像に、私は昨夜のNHKテレビ午後7時のニュース番組「NHKニュース7」で遭遇しました。

私は、基本的にはテレビのニュース番組をリアルタイム(←「放送されている時間に生で」ぐらいの意味で使っています)で観ることはしません。例外は午後7時のニュースの冒頭部分です。本サイト内には私のお天気コーナーともいえる(?)「空模様でボ・ソ・リ」があり、その更新のために、私は1年365日(※閏年うるうどしは366日←この辺りがくどさが信条であるσ(^_^)私の面目躍如たるところ?)午後7時前に放送になる気象情報を観ることを欠かしません。

同番組は、メモを取りながらの視聴となるため、PCで録画しつつ再生させます。それで、再生途中で録画が終了し、PCがスリープ(※Windows XPの「スタンバイ機能」に相当するVistaの同等機能)になってしまっても厄介ですので、午後7時5分まで録画するように設定してあります。

そうした極めて個人的な事情により、「NHKニュース7」も冒頭の数分間だけ付き合うことが多くなります(※これは朝の気象情報とニュースでも同じ)。それで昨夜のニュースなのですが、その冒頭部分では、昨日から始まった衆議院の予算委員会が取り上げられました。

私が見た場面では、「公明党北側一雄幹事長(本サイト内関連ページ→ )の質問→それに答える麻生太郎首相→自民党の保利耕輔ほりこうすけ政務調査会長→それに答える麻生首相」の順で撮影済みのVTRがつないでありました。そのあとには民主党の長妻昭ながつまあきら議員(→ 本サイト内関連ページ)の質問場面が続くのですが、本日ここで問題にしたいことからは外れますので、その部分は割愛かつあいして話を進めます。

上の3人の登場場面は、NHK報道局の編集マンによって以下のように編集されました。

  1. 北側幹事長:現在進行形の世界的な金融不安に絡め、日本国内において新たな経済対策をしっかり打ち出すよう首相に求める。
  2. 麻生首相:経済対策が必要となれば、当然のことながら対応する。
  3. 保利政務調査会長:人々の関心は衆院がいつ解散するのかにあるが、麻生首相は「自分が決める」といって自分の胸を叩かれたそうですね。
  4. 麻生首相:景気の先行き不安が強い今、補正予算の成立が最優先課題で、今の段階で衆院の解散は考えはない。

私がここで問題にしたいのは、上記のように編集されたニュース映像をボンヤリと見た視聴者にはどのような印象が残るであろうか、ということです。

これは私個人が受けた印象で、「これが普遍的な印象である」と主張するつもりはないのですが、このシーンのポイントは(4)の麻生首相の「解散は考えていない」にあると思います。そして、(1)の公明党・北側幹事長の質問から、経済対策について質問した部分だけを選んで編集したことで、同党幹事長も「解散を先延ばししてでも経済対策に時間をくべきだ」というように誤った印象を視聴者に植え付けはしないか、という危惧を私は抱いたのでした。ちょっと深読みしすぎ、かもしれませんf(^_^)

公明党と連立を組む自民党にしても、首相が福田康夫さんから麻生さんに替わる過程では、衆院の早期解散が大方の考え方であったことも事実です。

これは私の想像ですが、福田元首相も途中までは口出しがすぎる公明党(本サイト内関連ページ→ )に業を煮やし(ごうをにやす:腹立たしさに、心がいらいらする=広辞苑)、何とか自民党ペースに持ち込みたい考えがあったのではないかと思います(→ 本サイト内関連ページ)。しかし、自分にはどうにもならないという考えに達した福田さんは、麻生さんが次期総裁になることを前提に職から退いたのではないか、というのが私の考えです。

「次期首相には麻生太郎」を強く求めたのは自民党の補佐役でしかなかったはずの公明党です。同党は、ヨーロッパの国からは「カルト」に認定されている極めて危険な宗教団体の創価学会(→ 本サイト内関連ページ)を護る目的で残された政党です(→ 本サイト内関連ページ)。従って結果的には、同党の意向は創価学会の意向ということになり、麻生首相を強く望んだのも創価学会の中枢ということになります。

いってみれば創価学会という組織の“都合”で我が国の首相の首がいとも簡単にすげ替えられているという実に恐ろしい構図がここに明らかになるわけですが、それはひとまず置くとして、公明=創価が当初思い描いた展開が今、修正が難しいほどに狂い始めているように思います。

公明=創価は、自民党総裁選(「Yahoo!ニュース>自民党総裁選」|→ 本サイト内関連ページ)をできるだけ派手にブチ上げ、人々の耳目を与党政権に集めるだけ集めて支持率を高め、その余勢が冷めないうちに衆院解散総選挙へ打って出るつもりだったのでしょう。

結局、公明=創価にとり、麻生首相というのは“選挙の顔”としか見ていなかったことになり、見た目が明るく、バイタリティ(vitality:活力。生気。活気=広辞苑)に溢れるかに見える麻生さんという偶像(?)で有権者を惑わし、選挙戦という難局に勝利しようという計算だったのでしょう(本サイト内関連ページ→ )。

この麻生首相誕生の決め手となったのは、麻生さんが公明党の北側幹事長と懇意にしていたこととされています。その事実を私は総裁選が始まる前の新聞記事で初めて知りました。記憶に残る記事としては、福田さんの内閣改造で幹事長についた麻生さんから、北側さんが食事に誘われて喜んだということが書かれていました。何でも、それ以前の自民党幹事長には、北側さんは同じような誘いを受けたことは一度もなかったそうです。

この麻生さんと北側さんの交流がどの程度のもので、いつから始まったのかはわかりません。ここで穿うがった見方が許されるなら、前回の総裁選で思いがけずに“麻生フィーバー”が巻き起こり(→ 本サイト内関連ページ)、その麻生人気に目を付けた公明=創価が、ある意図を持って麻生さんに接近したのではないか、という推理もできないではありません。いや、これには何の根拠もないことは断るまでもありませんが。

ここで一旦、昨夜のNHKニュースに戻っておきますと、昨夜放送になったニュース・ビデオは、あたかも公明党も衆院選を先に延ばしても経済対策を優先すべきという誤った印象を視聴者に与えかねない編集ではなかったか、といったことを私は指摘してみました。

で、肝心の公明党の本心がどこにあるかですが、これは各方面でもいわれていますように(※NHKではほとんど触れませんが)、衆院の早期解散です。それを自民に迫る公明の真意は国政選挙を飛び越した来夏の東京都議会選挙にあることは、以前の本コーナーでも触れています(→ 本サイト内関連ページ)。それがために、遅くとも来年年初までには是が非でも解散させたいのが公明=創価の本心です。

ところが、思い通りに操れると高をくくっていた(?)麻生首相が、想定以上に抵抗し始めたことで、公明=創価が思い描いていた計画に狂いが生じているのではないかということです。その辺りに触れた記事が昨日の地方紙に載っています。見出しは「いらだつ公明」「麻生−北側ライン機能せず」です。

今の事態になる以前までは、麻生さんと北側さんの交流はそれなりに維持され、北側さんからは「麻生さんとは毎日ラブコールしている」といった軽口が飛び出すほどだったようです。ところが、麻生さんが首相に就任した以降、この関係に変化が生じたと記事にはあります。

具体的には、麻生さんから北側さんへの“ラブコール”は途絶え気味となり、「(衆院選は、当初の予定だった)11月2日から1、2週間遅れるかもしれない」と北側さんに耳打ちしたのも、麻生さんではなく、自民党の幹部だったといいます。

意のままに操れると見込んで公明=創価が麻生さんを首相の座に押し上げておいたのに、いざ麻生さんがその座に就いた途端、頼みの麻生−北側ラインが機能しなくなってしまったのでは、公明=創価としても危機感やイライラを募らせざるを得ないといったところでしょう。

事実、今、公明=創価内では、「福田さんは何のために辞めたんだ」「麻生首相がこのまま解散を先延ばしするのなら、解散さえもできない首相といわれる」と不満の声が出始めているようです。

そうした裏事情もあり、私は昨日の衆院予算委員会の中継映像を観察しましたが、麻生首相の顔つきが思っていた以上に険しく見えました。ただそれはあくまでも“顔つき”だけで、本心はまた別といった見方もできないではありません。しかし、私個人としては、ある種の決断がさせる“覚悟の顔”という風に受け止めてみたい気がします。

少し前に発売になった「週刊新潮」9月25日号に「麻生『新総理』改選せず!」と見出しのついた記事をジャーナリストの上杉隆さんが寄せています。それによれば、解散風の出もとは自民党の古賀誠選対委員長らしいです。

麻生さんと古賀さんの関係ですが、ふたりは選挙区が同じ福岡で当選回数も同じといったことから、かつては一緒に呑み歩くほど良好な時期もあったそうです。しかし今、ふたりの間には深い溝があるそうで、昨年の総裁選において反麻生包囲網の中心的存在だったのも古賀さんだといわれているそうです。

その古賀さんが盛んに解散風を吹かせていることを見れば、麻生首相がそれに簡単に乗るはずがない、と麻生首相寄りの人間は見ているというわけです。

「週刊新潮」9月25日号(※麻生さんが総裁選に勝利する以前に出た号)に載った上杉さんの記事は次のように結ばれています。

「総裁選で万が一のことがないよう、今は戦略上、党内の総意に沿うようにふるまっているだけです」(麻生選対・陣営スタッフ)
首相権限の強大さを知悉(ちしつ:知りつくすこと。詳しく知ること=広辞苑)している「麻生首相」、その行動を制限できる人物は、誰ひとりいないだそう。

この読み通りだとすれば、公明=創価にも麻生首相の行動を制限できない、といった見方もできます。とすれば、麻生首相の“決断”に期待をかける芽も膨らむ可能性がないではありません(→ 本サイト内関連ページ)。

冒頭のNHKニュースに戻りますが、こうした裏事情を差し置いて、視聴者に公明=創価も解散の先延ばしを理解するかのような誤った印象を持たせるのは止めるべきです。事実はその逆で、公明=創価は麻生首相の本意に大いなる疑いを持ち始め、警戒を強めているのです(→ 本サイト内関連ページ)。それを正確に伝えてこそ、「みなさまのNHK」です。仮に「公明=創価のみなさまのNHK」なのであれば、何も申しません。その代わり、創価学会のみなさまから受信料をたらふく集金してくださいませ。

さて今後、NHKは公明=創価のイライラぶりをどの程度正確に報道してくれるか。受信料という国民の善意で成り立つ放送局なのですから、ぜひとも正確なニュース編集をお願いしておくことにします。



【本日のお笑い豆誤変換】:×「筒井のブタか」→ ○「筒井信隆」(^O^;