| ■ 2007/08/17 朝日に見る「空想」と「現実」の対立|おチビちゃん画像 |
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本日は、昨日の朝日新聞「社説」にお付き合いしようと思います。そこで、“お付き合い”の素となります昨日分の「社説」を以下に転載させていただくことから始めましょう。
これを読んで私が真っ先に感じたのは、朝日の「手持ちぶさた」です。そして、安倍首相誕生直後に書いた「社説」でも、今回分に通じるようなことを書いていたことを思い出しました(→ 本サイト内関連ページ)。俗っぽいいい方をすれば、「叩き甲斐がない」ということでしょう。 朝日の叩き甲斐を高めるには、安倍首相が実際に採った選択の逆をしろ、ということになります。端的ないい方をすれば、「特亜(=特定アジア=中国・韓国・北朝鮮)の怒りを誘うような選択をしろ」となります。 直近では、8月15日の「終戦の日」に正々堂々と靖国神社を参拝し、 安倍さんが首相になった暁には、それを実行するに違いないと朝日は考え(→ 本サイト内関連ページ)、心配、いや、手ぐすねを引いていたことでしょう。それが、首相になって真っ先に訪問した先は特亜の中国であり韓国でした。ここで、両国首脳とにこやかに握手を交わし、朝日的マスメディアの出端を華々しく 首相としてスタートした直後に“ 靖国神社参拝にしても、安倍首相は前小泉首相とは戦略を変え、「参拝したともしないとも表明するつもりはない」と態度を明らかにしました。 そうした安倍首相の言動を見て、私は安倍首相を「現実主義」的な考えを持つ政治家なのではないか、と考えたのでした(→ 本サイト内関連ページ)。私がここで「現実主義」という用語を用いたからといって、厳密な意味のソレに限定して考えているということではありません。 第一、私は「現実主義」というものを理解しているわけではありません( ;^ω^) 私がここでいうのは“素朴な感覚”で、「空想」や「理想」に対する「現実」ぐらいの意味で考えています。 このことは、先日観て昨日の本コーナーで報告した中で触れた『映画 日本国憲法』を観ながらも(→ 本サイト内関連ページ)、私の頭の中ではしきりに「空想的平和主義」という用語がグルグルと回っていました。 そのドキュメンタリーでは、日本が終戦時、アメリカの進駐軍(=連合国軍最高司令官司令部)からほぼ一方的に押しつけられた「日本国憲法」を日本人はどのように受け取るべきか、といった視点で世界の著名人にインタビューし、それをひとつのドキュメンタリー作品にまとめられています。 といいますか、ここで強調されているのは「日本国憲法は是」とするごくごく限定された視点だけから語られた「憲法押しつけ映画」です。 私はこの作品の予備知識を全く持たずに観ていたため、そのあまりに一方的な描き方に辟易(へきえき:閉口すること=広辞苑)させられ通しでした。あらかじめ描かれた内容を知っていて、これ1本だけの上映だったなら、お金を払ってまで観ることはあり得ません。お金をもらってでもご免です。 スクリーンに登場して、蕩々(とうとう:おだやかなさま。ゆったりしたさま=広辞苑)と日本国憲法の有益性を語る人物たちが胡散臭さ(うさんくさい:どことなく疑わしい。何となく怪しい=広辞苑)全開です。 そんなに日本の戦争放棄が「素晴らし」く「宝物」であるのであれば、それを日本に押しつけたアメリカが率先して日本型の憲法に改正しなければ筋が通らないでしょう。結局のところ、日本を「何をしでかすかわからない国」と決めつけ、今後一切「出しゃばった」ことをさせないよう、戦争の放棄を真っ先に憲法に盛り込んだだけのことです。 そのまやかし(⇔まやかす:まがらかし、あざむく。ごまかす=広辞苑)は、押しつけた当人が充分すぎるくらい知っているはずです。そんな彼らは、自分たちの理性を守るため、逃げ込む先は「空想的平和主義」です。「空想」なのですから、どんなに突拍子もなく、破天荒な考え方であっても許されてしまいます。何しろ相手は「空想」。「空」で「想」っただけのことなのですから。 「それはいくら何でも非現実的じゃないか?」と相手に詰め寄られても、当人の理性は守られます。当人の「空想」したことに過ぎないからです。昨夜見た夢を話す人に議論を吹っかける人はいないでしょう。それと同じ無力感がこれには漂います。 もしかしたら、「空想」を繰り返している内に、「現実」との境目があやふやになり、当人さえ「空想」を「空想」と認めることができなくなっている(?)のかもしれません。 そんな彼らを風刺漫画にしたどんな風になるでしょう? 今思いついたのは、至る所に危険な罠が仕掛けられた遺跡で、観光客をガイドが引率する図です。胡散臭そうなガイドが持つ小旗には「平和」の文字があります。ガイドに従う観光客はさまざま。中には、すぐ隣りに地雷があるのに全く気づかず、こちらに向かってピースを作り、ニカーッと笑っている呑気さんもいます。 どんなにブッ飛んだ「空想的平和主義」も全くの個人レベルであれば、周りにいる人からは迷惑この上ないかもしれませんが、まあ、それなりに許されるでしょう。しかし、それが国を預かる人間であった場合は 戦後レジーム(≒55年体制)下の野党勢力がまさにそれを地で行く空想的平和主義的考え方を採り続けました。彼らの言動は無責任そのもの。自分たちに責任を及ばないことを百も承知している彼らは、到底実現不可能なパラ色理想論であっても、気持ちを高揚させて主張し続けることができました。 ところが、今参院選(本サイト内関連ページ→ 1・2・3)の結果は、それまで呑気を決め込んでいられた彼らの真価を その点、戦後ほぼ一貫して責任政党であった自民党には、良くも悪くも、「理想」を超えた「現実」的判断が常に求められて来たため、問題をどのように処していくべきかのノウハウがあります。 このことは、別の機会にきっちり書こうと思いますが、北朝鮮の核の扱いを巡る6カ国協議では、日本側の思惑をよそに、アメリカが北朝鮮に譲歩する姿勢を見せています。先日の産経新聞1面で報じられた記事では、さらに進んだ状況が報じられ、北朝鮮側からアメリカに「真のパートナーになりたい」という意向が伝えられている事実(?)が報じられました。 ここでもし、アメリカと北朝鮮が合意できてしまった場合、6カ国の中で一番困るのはどの国でしょう。ド素人のσ(^_^)私が考えるに、中国であろうと思います。日本と韓国には米軍の軍事基地があります。その上、北朝鮮にまで基地が進出するとなれば、中国は追いつめられた心境になるでしょう。そうしたことを想像しての、中国不利を想定してみました。 安倍首相は、近く訪問するインドで、故パール判事のご長男と面会する計画が固まったそうです。パール判事とは、終戦後に東京で持たれた東京裁判(=極東国際軍事裁判)においてただ1人、戦勝国側だけの論理で日本を一方的に裁くことに疑問を呈し、被告人全員の無罪を主張した人物です。 日本政府は同時に、インドが計画している高速貨物専用鉄道建設ための資金を提供する約束を結び、日本とインドの結びつき強化を狙っています。インドはアジアでは中国に次ぐ人口を有し(←確か、そうでしたよね?)、今後、経済的な発展が見込まれています。これは、アジアの指導的国になろうと強く目論んでいる中国を牽制する意味合いもあるようです。 こうしたアジアや世界の情勢を「現実」的に見極め、その時々で理に 朝日としては、ここでまた靖国問題を持ち出して、何が何でも日本と特亜との対立を ここは一旦、靖国の問題は沈静化させ、日本が他国と有利な関係を結ぶことが「現実」的判断といえましょう。その上で、日本にとって好条件が整ったとき、改めて靖国を問題を持ち出しても遅くはありません。要は、臨機応変(りんきおうへん:機に臨み変に応じて適宜な手段を施すこと=広辞苑)にまいりましょう、ということです。 「静かな夏」は朝日にとって物足りないかもしれません。が、ここはひとつ日本の国際的立場を「現実」的に考え、「静かな夏」を楽しむ心の余裕を持ってはいただけませんか? 【本日のオマケ画像】→ 新しいお仲間にゃんこおチビさん(=^ω^=)(1) |