■ 2007/05/14 アブラとの長い付き合い

ヘンな話、付き合いは結構長いのですが、ここにきて、ようやく、ようやく、ようやく相手の性格がつかめてきました。

といっても、人付き合いがほとんどない私のこと。その相手は人間、ではありません

油絵具です( ;^ω^)

このアブラとは、もうどれくらいの付き合いになるでしょうね? 具体的にここで何年と書くと、私の油彩描画の“発達の遅れ”が明らかになってしまいそうですから、○年とぼやかしておくことにします。

具体的には、私は自分がアクリル絵具で描くときのような描き方で油彩も描けないものかなぁ、と試行錯誤してきました。しかし結局、アクリルとアブラは、その性質が水性と油性であるように、「水と油」。それを同じように扱おうとすること自体、土台無理な注文でした(?)。

おバカな私は、長いことかかってようやくその事実に気づき、ここに至ってようやく、「使用する画溶液を最小限にし、チューブからしぼり出した絵具をそのままカンヴァスに載せる」描き方に辿りつきました。

それでも、その描き方を採った当初は、「これじゃ、印象派と変わらないな」と自分の中では、物足りない思いが渦巻いていました。が、今は、その思いも払拭ふっしょくされつつあります。

今私が描いている支持体は、最近手に入れたばかりのおニューのカンヴァスです(→ 本サイト内関連ページ)。描く題材は、毎度おなじみの堂々巡り(?)。自分の顔、『自画像』です。ソレに今日、2度目の加筆をしていますが、「何となく、いい感じ」という手応えを感じています( ゚Д゚)∩

ただ、油絵具という画材は「曲者くせもの」で、今「いい感じ」と思っていても、それを日を置いて見ると、「こんなものかな?」→「うーん…どうだろ?」→「もう少しがんばりましょう」と「自己評価の目減り」をたびたび起こします。

思えば、この「曲者画材」油絵具とは昔から、幾多の日本人画家は格闘を繰り返してきました。

昨日の日曜日、いつもの習慣で観た「新日曜美術館」(NHK教育/日曜09:00〜10:00 再放送20:00〜21:00)でも、この曲者と懸命に格闘した画家たちが描かれました。題して「あこがれと苦悩と 洋画家たちのパリ」

番組では、その時代にパリへ渡った6人の画家、黒田清輝くろだせいき浅井忠あさいちゅう安井曾太郎やすいそうたろう梅原龍三郎佐伯祐三さえきゆうぞう小出楢重こいでならしげが2人ずつ、3つの世代に分けて紹介されました。

いずれの画家も、日本画壇に多大なる影響を与えた偉大な方、ばかりなのでしょうが、正直な話、私はこれまで、彼らに特別の思い入れは持って来ませんでした。

彼らが残した作品は、当時としては、それぞれに革新的だったのでしょうが、今それらを何気なく(←強調)見る私は、特別感心させられることがなかったりするんですよね。もっともこのことは、おそらくは見る私の側に問題がある(?)のであり、そこから何かしらを感じ取る力を欠いている、ともいえそうなのですが。

6人の中でも、小出楢重が描いた絵には、実に不遜なことに、「この絵がちっとも上手くは見えないなぁ、、、」と思ってしまったりするバカ正直なσ(^_^)自分がいたりします。

【本日の豆懺悔】:「小出楢重」は「こいで・ならしげ」と読みますが、私は間違って、「こいで・たるしげ」と読んでしまったことを、ここに懺悔(ざんげ:キリスト教で、罪悪を自覚し、これを告白し悔い改めること=広辞苑)いたします(;´Д`)

おっと。カンヴァスに向かっている途中、思いついたことを打ち込んでしまいました。

このあとまた、キーから筆に持ち替えて、カンヴァスに向かい直したいと思います。その前に、新鮮な気分を取り戻さないと。

1時間ばかり、気分転換の運動でもしようかな?


【本日の豆訂正】:今月初めの本コーナーで、動画共有サイト「YouTube」「Google(グーグル)」に買収された際の買収額を、うろ覚えで「、『Google(グーグル)』に買収され、会社設立から2年足らずで、ふたりは名声と巨万の富を手にしています。確か、数十億円(数百億だったかな?)を手にした」というような書き方をしました(→ 本サイト内関連ページ)。が、コレ、記憶違いでした。ケタ違いです。今日の産経新聞の記事に「正解」が書かれていました。その際手にした額は、「16億5000万ドル(約2000億円)」でした(!)。さては、一生そんな大金には縁のない私のこと、「16億5000万ドル」を「16億5000万円」とインプットしたな(^m^)?