■ 2006/03/29 「iPod」に首ったけ!

個人的に激しく「コレ、欲しいー!」と思ったモノを紹介する「こだわり専門店」(→ 本サイト内関連ページ)に本日、“こだわり品”をひとつ追加しました。

□ 今回追加の“こだわり品”→ 「iPod」

今さらという感じではありますが、ホントに心の底から「欲しいー!」と思ったので追加です。

とか何とか書きながら、実のところ、私はこの「iPod(アイポッド)」シリーズ(「Apple Store>iPod + iTunes」)には、これまで全くといっていいほど関心がありませんでした。PCで音楽が楽しめるフリー・ソフトの「iTunes」は、今もそれなりに便利に使用していますが。

ではなぜ、私が今まで「iPod」のようなデジタル・オーディオ・プレーヤーに関心が向かわなかったかといえば、単純な話で、「買ったところでガシガシ活用することはないだろう」と考えていたからです。電車の中でも、オーディオ・プレーヤーで音楽を楽しんでいる人はよく見かけます。でも、私がそのように楽しむことはないだろうということです。音楽は家でゆったり聴くものだと考えていました。

ただ、そうした考え方が少しずつ変化してきていたことも事実です。そのきっかけとなったのは、2月5日付日経新聞・一面コラムの「春秋」(※朝日新聞の「天声人語」に相当)です。その日の分には、「iPod」のことが書かれており、それまで無関心だった私も興味を惹かれました。

筆者はその中で、「(私は)他者の存在が目に映らないかのようなイヤホン族が、今までは嫌いだった」と書いています。そんな氏が、何の縁か、「iPod」を使い始めることになり、その結果、それまでの考え方が180度変わることになります。曰く、「『iPod』はかつての『ウォークマン』の進化形だと思っていたが、自分で使い始めて全く別物だと気づいた」。

ウォークマンとの一番の違いは、「ウォークマン」が単体のオーディオ・プレーヤーだったのに対し、「iPod」は「PCを経由してネットの膨大な情報と自分がつながっている点」だと書いています。そして、イヤホンから流れてきた音楽を聴き出した瞬間、目に映る見慣れた風景は「反転」し、「広大な仮想空間で生まれ変わったような心地よさ」を実感できたといいます。

それほどに劇的な感覚を味わえるものなのかどうか私にはまだわかりませんが、以前のオーディオ・プレーヤーが手持ちのオーディオ・テープやCDを外に持ち出して聴いていただけなのに対し、今のデジタル・オーディオ・プレーヤーは、ソフトとの合体によって、ネットからダウンロードした音楽もそれに加わることになります。そのことがあって、聴覚を通した自分の脳細胞がまるでサイバー空間の一部になったような気分になり、気分を高揚させるのかもしれません。

わかるような気がしないでもありません。

なんて、一応わかったことしにして_が、しかし、私が今回「iPod」に無性むしょうに惹かれたのは、そうした知覚ではなく、皮膚感覚と視覚から伝わってきたモノとしてのどうしようもないほどの魅力によってなのでした。瞬間的に、「そんなに使わなくてもいいから欲しい!」と極端な話思ったほどです。「ただ撫で回しているだけでも満足」そう思わせるほど、ソレは魅力に溢れた質感に溢れていたのです。

つい先日のことです。私は縁あって実物に触れる機会を得ました。その時の衝撃が上に書いたことです。それまでの私は、「iPod」についてネットや雑誌などの媒体を通して知っていたつもりでした。が、実際は全然知らなかったことになります、真の魅力の凄さについて、何ひとつ。

手にとって初めに感じたのは、その重さです。てのひらに載せると、ズッシリときました。次に裏返してみると、まるで鏡のように磨きぬかれた金属のボディが目に飛び込んできました。これにもやられましたですね(^-^;

現代という時代は、ともすれば(ともしなくても?)物造りの現場がかろんじられる傾向にあって、安価な製品を大量生産する関係上、コストは極限まで(?)削られています。その結果、そこから生み出された製品には、昔の物には備わっていたはずの、そのモノだけが持つ質感のようなものが失われてしまった気が私はしています。ま、全部が全部そうではないでしょうが。

私の好きなカメラの世界の話でいえば、今はデジカメが全盛の時代となってしまい、結果、フィルム・カメラはすっかり隅へ追いやられてしまいました(→ 本サイト内関連ページ)。で、問題なのは、変化したのが記録媒体だけではないということです。

どういうことかといいますと、私は昔から“物マニア”(?)なわけですが、そんな私にはそれ以上に問題だと感じられるのが、カメラという精密機器があまりにも安直(あんちょく:安易なさま。手軽なさま=広辞苑)なボディに成り果ててしまった、という現実です。

確かに、カメラという道具は、目の前の被写体を撮れればそれで事足りるわけで、指ではじいたらパカンパカン音がしそうなプラスティックでボディが造られていようが一向に構わないはずです。が、が! ソレに濃密な質感を求めてしまうのが“物マニア(あるいは物フェチ?)”の哀しい性(さが:もって生まれた性質や宿命=広辞苑)といえましょう。

つまりは、「カメラのボディはチタンに限る」とかいい出す“人種”です。ま、興味のない人にとっては、見知らぬ惑星から来た異性人のように思われてしまうかもしれませんね(´Д`;)

ついでなので(?)、カメラつながりで書いておけば、私はカメラを載せる三脚にもこだわりを持ちます。で、これにも当然のことながらピンからキリまでありまして、私はピンの部類の(?)「Gitzo(ジッツオ)」「G1276」という製品を長年愛用しています。

実際の話、私は自分の所有欲を満足させている面があり、頑丈な造りで重いことも手伝って、使用するのはもっぱら室内で、外に持ち出して使ったのは数えるほどです。ということで、高い買い物をしたこともないではありません。が、考えてみるまでもなく、手軽な物を買うと他の物にすぐに“浮気”してしまう私にとっては、他に“浮気”(=新たな消費)をしないで済んだ分、結果的には安い買い物だったといえます。第一、使っているだけで楽しくなってしまいます。

そんなこんなの、文字通り“物好き”なσ(^_^)私を一遍でとりこにさせたのが、今回の「iPod」なわけです。「iPod」はまた、ボディの魅力とともに、操作する楽しみも十分に計算して造られています。

ボディは、フラットな造りで、ボタン類など、邪魔な出っ張りは一切ありません。操作は、液晶画面の下にある【クリックホイール】と呼ばれるドーナツ状の部分で行います(「Apple Store>iPod」)。【MENU】部分をクリックして液晶画面にコマンド画面を表示させ、【クイックホイール】の上を右回りで親指を軽〜く移動させ、目的のコマンドを選びます。そうして、ホイール中心部分を軽くタッチして決定するです。

で、この一連の操作感が何ともいえず快感なんですね。クセになりそうなほどに(^_^;

以上本日は、「こだわり専門店」に新たに加えた私の“こだわり品”「iPod」について書いてみました。もし気になりましたら、カタログなどではなく、実物を手にとってみられることをお勧めしますが、それで私のように虜になってしまっったとしても、当方としては一切の責任は持てないことをご理解くださいf(^_^)



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