■ 2004/07/02 株価の動きはじゃじゃ馬並み?

これは今に始まったことではありませんが、相場というものはとてつもなく難しいです。最近、その難しさをひしひしと感じるようになりました。

一つには、私が超初心者ということがありますが、それにしても、このところの値動きは度を越えて難しいように思います。

昨日も、東京市場は、日銀短観で発表された内容が事前に予想されたものよりも良かったため、さぞかし株価の上昇があるのかと思いきや、拍子抜けするほど反応に乏しいもので終わってしまいました。

その、株価上昇を妨げた大きな要因の一つに、ゴールドマン・サックス証券による、日本の大手銀行、いわゆる「メガバンク株の投資判断引き下げ」があったようです。

そして、日本の機関投資家は、既に証明済みのように、自分で投資先を判断する能力をほとんど持たないようで、外国人勢が「GO!」のサインを出してくれないと自信を持って買うことはできず、結局、メガバンク株は売りに出され、大きく値を崩しました。

そして、経済の中心セクターの値崩れが市場心理を一気に冷やし、総崩れ的に市場全体の上昇機運をそぎました。

そして今日ですが、前日のニューヨーク市場が大きく急落したことが伝えられ、「これは東京市場も大きく値を崩すな」と身構えて市場が開くのを待ちました。

本当をいえば、今日はちょっと観たい映画があり、相場は休んで行くつもりになっていましたが、結局はそれも断念し、朝からPCの前に座ることに決めました。

元はアイドル・タレントで、現在は株式投資の「銘柄アナリスト」(?)のあいはら友子さんの言葉を借りれば、日本の株式市場はアメリカの「コバンザメ」(※私にいわせていただければ「腰ぎんちゃく」)のような存在で、アメリカが「コラ、ニッポン! あっちゃ向いてろっ!」と一声命じれば、一週間でもそれに従っているような情けない存在です。ですので、ニューヨーク市場の急落の影響を受けないわけがありません。

案の定、さすがコバンザメ、早速大きく値を下げて始まりました。

しかし、このところ、日経平均株価で数百円単位の急落を経験してきたせいか、限定的な下げのようにも感じられました。現に、私が保有している銘柄も驚くほどの下げにはなっていません。

ただ、これは終わってみての感想で、市場が開いた直後は、「今日は大暴落になるに違いない」と半ばパニック状態にあるもので、保有株が一斉に下がり始めた瞬間には気が気でなくなり、早速、損を覚悟で売りの注文を入れました。

しかし、相場というものは簡単には儲けさせてくれないようにできているようで、昨日仕込んでおいた「SBI(ソフトバンク・インベストメント)」株を開始直後早々に【129,000円】で全て(といっても【3株】(^O^;)売り払ってしまったところ、その後、あれよあれよという間に値を吊り上げ、前場(09:00〜11:00)の終値は【135,000円】の高値をつけました。

これが典型的な「狼狽(ろうばい:あわてふためくこと。うろたえて騒ぐこと=広辞苑)売り」というヤツですね。

同じ証券株の「マネックス証券」株でも、それに似た悔しい思いをさせられました。

こちらは数日間ホールドしていた株(これも【3株】)があったのですが、それらは昨日のうちに【129,000円】【130,000円】【132,000円】でそれぞれ利益確定してしまっていました。

ただ、こちらは手放したあとにニューヨーク市場の急落があったわけで、グッドタイミングで売ったと内心誇らしい気分でいました。ところが、いざ取り引きが始まるや、SBI以上に急上昇のカーブを描くではありませんか。

所詮はこんなものなんですね。買った瞬間に値を下げ、手放すと急に値を上げる。そんなことの繰り返しばかりです。株の神様は相当に意地悪な性格の持ち主に思えてきました。

その「意地悪さ」の象徴のような銘柄が「ソフトバンク」株です。

この銘柄は個人投資家好みで、そのヴォラティリティ(volatility:落ち着きのない〔うわついた〕性質,移り気=研究社中辞典)の故に値動きが半端でなく激しく、デイトレ(=デイトレード)向きの銘柄といわれています。

しかし、その値動きときたらまるでじゃじゃ馬で、次の瞬間、上げるのか下げるのかを見極めるのさえ至難の業です。おそらくは、ソフトバンク株を上手に乗りこなすことができたなら、他の銘柄は容易く売買できるのではないか、と思えるほどです。

で、今日も今日とて、複雑怪奇で派手な値動きを披露してくれています。

実をいいますと、私は昨日、同銘柄をデイトレ目的で【1株】購入したのですが、結局は利益を得ることができず、今日まで持ち越してしまっていました。

そして今日は、昨日の終値よりも【100円】ほど値を下げてのスタートとなりました。そこで、買い値付近に戻るまでの間、下値でもう1株買い、ソレで少しでも利益を得ようと【4,650円】で【1株】購入しました。しかし、そこがその時点での一つの頂点(=と勝手に私が判断してしまっただけ)で、買った瞬間にするすると値下がりしていきました。そこで、またしても塩漬けにしてはならじとばかりに、再び上昇してきた瞬間に、買い値よりも【10円】安い【4,640円】で売り戻してしまいました。

ところがどうでしょう。そのあとに値をさらに上げ続け、10時過ぎには【4,760円】の値(※今日の高値)をつけるではありませんか。結果論をいえば、値下がりの恐怖心に負け、みすみす儲けどころを逃したことになります。

さらには、昨日購入してあった【1株】の買い値は【4,730円】だったわけで、今日の高値で売り抜けていれば、ほぼとんとんで手元に取り戻せていたことになります。しかし、その時はまさに希望の芽がほころびはじめている瞬間で、「もしかしたらこのあとグングン値を伸ばしていくかもしれない!」と勝手な想像を膨らませて、売ることは考えもしていませんでした。つまりは、欲の皮が突っ張りまくっていた状態です。

そんな欲深さを察知するかのように、相場の神様は、絶好の売り場を一瞬与えただけで、またしても値を下げるように仕向けたのでした。

結果的には、終了まで30分ほどの時点から幸いにも値を戻し始め、そこでようやく、買い値と同じ【4,730円】で売り払うことに成功しました。儲けは【0円】。これぞ、「骨折り損のくたびれ儲け」の典型ですね、、、(^_^;

所詮、素人のやる相場とはこんなものです。

こんなことなら、今日は休んで、さっさと好きな映画でも観に行くべきでした(少なくとも、SBIだけは無駄に売って損することはなかった計算になりますもんね)。俗に「休むのも相場」といわれますが、まさにそれを実感させられた今日一日ではありました。

しかし、ま、済んだことは仕方がありません。明日とあさっては映画でも観に行き、気分転換でも図ろうと思います。

ああ、今になって疲れがドッと出てきた、、、。