| ■ 2002/06/12 「四ヴギ」と「太陽を盗んだ男」 |
|
今日は、私のサイトからもリンクを張らせてもらっていますネットラジオ・コンテンツ「四畳半ヴギ」が更新されています。 それにしても、ついこの間前回の更新があったばかりだと思っていましたので、今回の更新を聴き、今更ながら「時間の過ぎるのが早いなぁ」と思ったりしています。 暢気に聴かせてもらっている私でさえそんな風に感じているくらいですから、その放送を実際に出していらっしゃる当の吉田さんと土井さんはさぞや時間に追いかけられるように番組作りをされているのでは、とお察しします。 それはともかく、今回の更新分の主なラインナップは以下の通りです。
上のラインナップには登場していませんが、映画コーナーである「ピーコと晴郎と吉田」で、普段は話にあまり絡まない土井さんが今回は珍しく(?)自分から進んで映画の話をされています。で、その中に登場した1本の映画がいい意味で意外でしたので、私もソレに絡んでみたいと思います。 その作品は何かといいますと、土井さんが映画好きの友だちから「これは絶対にいいから観てみ〜」と勧められた映画のビデオ3本の中の1本で、な、なんと、それは『太陽を盗んだ男』(1979年|「YouTube>太陽を盗んだ男【予告】」)なのでした。 何を隠そう私はこの作品は邦画作品の中では5本の指に入れたいほど大好きな1本でして、と書きつつ映画館では観たことがないのですが、、、f(^_^;)、LD(=レーザー・ディスク)で持っていて、気が向いたときに繰り返して観ています。 監督は、知る人ぞ知る“奇才”長谷川和彦で、彼はこの作品の他には水谷豊と原田美枝子が主演した『青春の殺人者』(1976年|→ 『青春の殺人者』ビデオジャケット)が1本あるきりです。 ついでまでに『太陽を盗んだ男』について簡単に触れておきます。 主演は若かりし沢田研二で、彼は冴えない中学校の教師役です。 自分を“9番”(※全世界の核保有国が、映画が制作された時点では8カ国あり、自分は9番目の核保有に成功した、というような意味)と名乗る彼はいつもガムをくちゃくちゃ噛みながら学校へやって来ます。教科は理科を担当している彼は、授業では、教科書とは全く関係なしに(?)、“原子力”についてとうとうとしゃべったりするヘンな教師です。 その“9番”が、茨城県・ いわば、造りたいから造るだけ、という原子爆弾オタク、原子爆弾フェチですね。 その後、原子爆弾製造に見事成功した!、、、ものの、いざ出来上がってみると、ソレで何をしたいのか自分でもわからなくなり、「俺は自分で原子爆弾を造ったんだゾォ。どうだ、スゴいだろう!」と世間に自慢したいこともあり、聴取者参加のラジオの生番組に電話をかけたりします。 そのラジオの人気パーソナリティの役を演じるのが池上季実子です。 「オ、オレ、9番ていうんだけどよォ、げ、原子爆弾持っているんだゼ」 彼女の言葉に促されるように(?)、9番は時の政府に対して、原子爆弾を盾に、ローリング・ストーンズの日本公演実現を要求します。ちなみにこれは現実の話ですが、ローリング・ストーンズの公演は1度企画されたものの、メンバーがドラッグをやっていることが発覚して取りやめになっている経緯があります。 脅迫をする犯人である9番と政府の間に入って交渉をする“不死身”の身体を持つ山下警部の役を演じるのは菅原文太です。 9番と山下警部が一対一で対峙するクライマックスは、ローリング・ストーンズの日本公演が予定されている日本武道館を望むビルの屋上です。 その結末は観てのお楽しみということで書きませんが、147分という長編作品であるにも拘わらずその長さを少しも感じさせないほど愉しませてくれる邦画離れした(?)娯楽巨編の1本です。 何だか私の映画コーナー「ピーコと晴郎と吉田と土井とインディ」みたいになってしまいましたね。失礼しました(^.^; そんなわけで(どんなわけ?)、今回はこの辺で、サイナラ、サイナラ、サイナラ、、、。 【本日の豆教訓】:個人で原子爆弾を造る際は、被爆事故にだけはくれぐれも気をつけましょう。 【本日の豆情報】:“消しゴム版画家”にして辛口コラムニストとしても知られますナンシー関さん(「YouTube>ナンシー関の部屋」)が急死されたそうです。享年39歳。タクシーで帰宅される途中で容体が急変しそのまま帰らぬ人になられたそうで、まさに急死という言葉が似合いそうです。ご冥福をお祈りします。 |