| ■ 2002/03/16 議員辞職要求もいいけれど |
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このところはテレビのスイッチを入れても、新聞を広げても、目につくのは、集中砲火的に報じられています鈴木宗男衆議院議員の話題ばかりです。 私個人はいささか食傷気味ですが、世間一般の人の正直な宗男の内、、、? いや、胸の内はいかがでしょうか。 元はといえば、昨年東京で開かれたアフガニスタン復興会議への参加を拒否されかけたNGOの団体("JAPAN PLATFORM")に対し、鈴木氏が裏で参加できないように外務省側へ圧力をかけていたのではないか、ということからでした(「JAPAN PLATFORM>「ジャパン・プラットフォーム」、アフガニスタン復興国際会議に参加」)。 ところがそれは単なる発端でしかなかったようで(?)、次から次に鈴木氏の“悪事”が表沙汰にされ、ヘンないい方ですが、さながら“魔女裁判”(?)の様相さえ呈してきています。 中でも、商売熱心な(?)民放のワイドショー(※ワイドショー的な民放のニュースショーもこれに含む)がこの“おいしい話”に飛びつかないわけはなく、スポンサー受けの良さも手伝い、連日連夜重箱の隅をつつきまくっています。それはさながら利権に群がる悪徳議員と化した状態で、「これが類は友を呼ぶというヤツなのかなぁ、、、」と半分諦めの溜息が洩れてしまいます。 素人の私が疑問に感じるのは、それだけの“悪事”をマスメディア側が握っていたのなら、なぜもっと早い段階で“報道”しなかったのかということです。温存するには、それなりの然るべき理由でもあるのでしょうか。今回の問題“発覚”以前にそれが“報道”されていたのなら、鈴木氏の行動に少しでも歯止めをかけられたでしょうに。 鈴木氏を追及する野党も野党で、氏が自民党を(2002年3月15日付けで)離党しただけでは満足せず、「氏は議員を辞職するべきである」と追及の矛先を巧みに変更し始めています。今や世間の大方を味方につけているようですのでそれも実現不可能ではないとは思いますが、それが目標となってしまっていいものでしょうか。 今回の一連の騒動で一番喜んでいるのは、改革の必要が叫ばれている外務省そのもので、厄介者の(?)田中真紀子さんが去り、続いて目の上のタンコブだった鈴木氏の影響力が薄まり、今頃わが世の春を謳歌しているのではないでしょうか。 であるならば、今も書きましたように、それは当時の田中真紀子外相更迭という事態を招き、さらには鈴木宗男という外務省内の“圧制”の源を取り除く結果に荷担したことになる、といってもそれほど的はずれではないと思います。 それで外務省内の空気が一変し、自らの力で改革を進めてくれるのなら万々歳、、、ですが、そもそもそれが到底望めないからこそ小泉首相は改革を叫び、田中真紀子さんが持つであろうと見込まれた“じゃじゃ馬”の馬力でもって外務省の大改革を断行して欲しいと指示を出した、のではありませんでしたっけ? そんなことを考えるに、少なくとも現時点では、朝日新聞は改革推進とは逆の効果を外務省にもたらしてしまった、と私の目には映ります。ま、朝日新聞は常に“反自親野(自民党政権に反対し、野党に親近感を持つ意味)”(←もちろん私の造語)の姿勢を貫いているわけで、例のNGO代表の記事にしても、“反自”の気持ちが表れただけだったのかもしれませんが。 ともあれ、外務省職員、分けてもキャリア官僚は朝日に内心で喝采を叫び、改革を期待していた一般国民は逆に外務省を肥やす結果となってしまった現実に落胆するところとなりました。 野党は来週にも鈴木氏の議員辞職を強硬に求めるそうですが、国民の税金から高給を受け取っている国会議員が、そんな もちろん鈴木氏の“疑惑”は調査し、追及する必要もあるでしょうが、それはそれとして、他にも処理しなければならない重要な問題が山積みされていると思います。私個人としては、むしろそちらに力を注いで欲しい気持ちでいっぱいです。 もっとも熱しやすく冷めやすい日本人のことですから、その内に一般大衆は鈴木氏騒動にも飽き、野党は野党で内々に然るべきところから いずれにしましても、自民党はもとよりそれに対抗するハズの野党にも全く期待が持てず、役所は役所であぐらをかき、マスメディアは自分の都合で紙面を組み、製造業は目先の利益に平気で不正を働き、、、と誠に希望を持ちにくい世の中になってしまったものです、、、て、ちと暗すぎるかなぁ(-_-;) |