| ■ 2002/03/12 『アメリカの夜』|談志「小泉純一郎」 |
|
本サイトのトップページには、私が個人的に関心を持ったテレビ番組をご紹介するまことに自己満足テイストに溢れるコーナー「私のTV指定席」があります。 その本日の欄にも書いておきましたが、NHK衛星第2でなんとあの映画が放送されます。 「もったいぶっていないで、何という映画か教えろ!」という声が聞こえそうですが、その映画とは_ジャ〜ン! フランソワ・トリュフォー監督の『アメリカの夜』(1973年/フランス、イタリア)です(NHK衛星第2/13日 01:25〜03:30)(→ 本サイト内関連ページ|「YouTube>Francois Truffaut's La Nuit Americaine Theme」)。 これは副題に「映画に愛をこめて」とあることからもわかりますように、映画の舞台裏を描いた作品で、主演は私の好きなジャクリーン・ビセットです。 ちなみにこの作品の原題は、"La Nuit Americaine"といいます。 その意味について以前聞いたことで憶えている限りでは、それは、フランスにおける映画の撮影技法の用語だそうです。 撮影技術の進んだ現代ではどうか知りませんが、当時、夜の野外シーンを撮影する場合、本当の夜間、といういい方も変ですが、その時間帯に撮影することはなかったそうです。 なぜなら、真っ暗な中では撮影できず、かといってライトを照らしてしまってはまるっきり台無しで、夜の静寂(しじま:静まりかえっていること。静寂。「夜の−」=広辞苑)など表現できなくなってしまうからです。 ならばどうするかといいますと、そこは専門的な技術が用いられます。 具体的には、ムービー・カメラのレンズの前に赤色のフィルターをかぶせたのち、太陽が照りつける日中に撮影するのだそうです。そうして撮影したムービー・フィルムを見ると、実際の夜に撮影したよりもより“夜らしい”表現ができるというのです。 その撮影技法をフランスでは"La Nuit Americaine(アメリカの夜)"と呼び、「偽物の夜」の意味を持つのだそうです。 私がその昔趣味でやっていた8ミリムービーの例でいいますと、撮影用のフィルム(※フジカ・シングル8の場合。確かコダックのスーパー8の場合は、同一のフィルムを用いながら、カメラ側にあらかじめセットされているフィルターで切り替えて撮り分ける方式だった記憶あり)には、日中の色温度に適合するデイライト・タイプと、照明下での撮影に適合するタングステン・タイプの2種類がありました。 で、そのタングステン・タイプのフィルムをわざと日中の光の中での撮影に使うと、全体に強い青みを帯びた映像がフィルムに定着されてしまいます。そして、それを逆手にとって使うことで夜の疑似効果を出すことできます。 私はプロ用のフィルムについての詳しい知識は持ち合わせていませんが、あるいは似たような技法である、のかもしれません。 以上は映画の撮影技術に限った話ですが、現実の世界でも似たようなことがいえるのかもしれません。 たとえば、そうですね、、、真実をありのままにしゃべるよりも、嘘話をオーバーに話す方がより本当らしく聞こえてしまう、というようなことがあるような気がするのですが、いかがでしょうか? 何はともあれ、今回の作品を1度もご覧になられたことがないという方は、映画のオープニング・シーンでスコーン! と気持ちよく 他にも、撮影テクニックの“裏技”(←多少クラシック?)が随所に見られ、その点だけでも楽しめる作品に仕上がっていると思います。 と、書いていながら、私自身もストーリーはほとんど忘れてしまっていますので、今回の放送を観返そうと思っています。が、その時間(夜中の1時頃)まで寝ないで生で観るのはきつそうですので、ビデオに録って観ることにしますか? 今年は例年になく春の訪れが早く、日増しに気温がグングン上昇しているせいでしょうか、日々の移ろいが早く感じられます。ついこの間本コーナーを更新した感覚でいましたら、もう今回の更新日となってしまいました。それはそうと、先日、電車の中で袴姿の女子大生を見かけました。剣道の稽古の帰り、、、のわけはないですねf(^_^) 卒業式のシーズンです。ちょっと心をセンチにさせる弥生3月の今日火曜日は、私のサイトからもリンクを張らせてもらっています「立川談志の世相講談」が更新されています(火曜日に定期更新)。 今週のお題は_「小泉純一郎」です。 「(空からはカーカーとカラスの鳴き声。家元、そのカラスに向かって)カーカーばかりでなく、たまにはモーと鳴け! その内地球上から鳥類が絶滅して、あの時代は地球に鳥というものがいたらしい、なんてことになったりして。ま、そんな話は置いといて、小泉首相ですかぁ? もうどうしようもないんじゃないですか。支持率だってガタ落ちだそうですし。ただ、あの支持率ってのは何なんですか。そんなこといったら、落語家の中での支持率なんて、アタシよりこぶ平(※現在は林家正蔵)の方がよっぽど稼ぐと思いますよ。所詮そんなものでしかないということです。で、今更の愚痴ですが、どうして高支持率の時にバーンと改革なりなんなりを打ち出せなかったのかなぁ、と思いますよ。『嫌なら解散するゾ』で押し通せたハズなんですがね。支持率を失った今となってはその手は、とてもじゃないけど使えないですよ。アタシは小泉さんは2流だと思っていました。アタシ自身もその意味では超2流だと思っていますが。要するに、芸人でも何でも、3流は間違って1流になるってことはありますが、2流はどう頑張っても超2流にしかなれないってことです。その2流の小泉さんが首相になって『あれっ? もしかして3流だったのか?』と思い直し、大化けを期待したわけですが、今となってはそれも望み薄です。所詮は空騒ぎが好きなテレビというメディアに踊らされていただけで、実態は何もないのと同じです。それにしても、政界もマスメディアも好き勝手にワーワー騒いでいるだけ。マジメな話、日本は今大変な時期を迎えているハズなんですけどね。日本のことなんかオ〜ラ知らねぇ、、、と」 |