| ■ 2002/03/07 プラド美術館展 |
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上野の国立西洋美術館(→ 同館中庭のパノラマ画像)で開催中の「プラド美術館展 〜スペイン王室コレクションの美と栄光〜」(月曜日及び5月7日は休館 ※ゴールデンウィークは無休/開館時間:09:30〜17:00 金曜日は20:00まで)へ出かけてきました(本サイト内関連画像→ 1・2・3 )。 プラド美術館は、スペインにある世界でも有数の美術館の一つとして知られていまして、当美術館で最もよく知られている作品の一つにベラスケス("CGFA- Diego Velazquez")という画家の「ラス・メニーナス」(「宮廷の侍女〔じじょ:高貴の人の側近くに仕える女性。こしもと=広辞苑〕たち」/1656年・カンヴァスに油彩)があります。 これは、鏡を実に効果的に使った作品で、今まさにベラスケスの筆によって描かれようとしている、時のスペイン国王フェリペ四世と王妃マリアーナの目線によってその作品を鑑賞できる仕掛けになっています。 とても大きな作品で(276×318p)、しかも当美術館の目玉作品でもあることから(?)今回の企画展には、残念ながら、出品されていません。ですので、どうしても観ようとしたなら、スペインまで行く必要がありそうですね(^_^; ということで上記の作品は来ていませんが、他に「あ゛! コレも展示されている!」と驚かされるような作品がいくつも並んでいます。 展覧会目録をもらってくるのを忘れましたので正確には記せませんが、私が記憶している限り、ベラスケスの妻や義理の父の肖像画もありました。 そしてさらに、今回の展覧会のポスター(→ 同展ポスター画像)でも紹介されています「道化師セバスティアン・デ・モーラ」が観覧者の目を引いています。 ベラスケについてばかり書いてしまっていますが、本展覧会では他に、ゴヤ、ルーベンス、ティツィアーノ、リベーラ、ムリーリョ、エル・グレコ、スルバラン、、、と名前を挙げきれないくらい名だたる画家の作品が所狭しと展示されています。 あと私が個人的に魅了されたのは、緻密な描写で知られるフランドル(Flandre:〔フランス語〕ベルギー西部からフランス北端にかけて、アルトワ丘陵とスヘルデ川下流との間にあって北海に沿う低地地方。中世以来毛織物業が興隆、文化が繁栄した。オランダ語名フランデレン。英語名フランダース=広辞苑)の画家・ブリューゲル("WebMuseum,Paris -Bruegel,Pieter the Elder")の村の婚礼の行列を描いた作品です。 たくさんの村人たちがこれでもかというくらい実に丹念に、そして生き生きと表現されていて、いくら観ていても見飽きない作品です。 また、ゴヤの一連の作品も見落とせません。画集などでもよく知られた彼の自画像や「巨人」など、彼の晩年に描かれた作品は特に迫力を持って迫ってきます。 特に晩年の自画像ですが、当然の事ながらゴヤ自身が自分の目の前にそのカンヴァスを立て、鏡の中の自分と見比べながらその作品を描いていたわけで、それを想像すると尚一層感慨深く感じられます。 と、まぁ、駆け足で書いてきましたが、当展覧会は始まったばかりです(2002年3月5日〜6月16日)。 あとはご自身で会場に足を運んでいただき、実際にご自分の目で作品の出来映えを確認していただければ、と思います。 ともあれ、今年は桜の開花も早まりそうとの予想がされていますが、これから一年中でも最も華やかな時期を迎える上野公園で、花と共に絵画を 【本日の豆知識】:手塚治虫(→ 本サイト内関連ページ)の代表作『鉄腕アトム』(→ 本サイト内関連ページ)の主人公アトムは「10万馬力」といわれますが、それではどれくらいの馬力なのかといいますと、山田五郎さんの“解説”では、「奈良の大仏を25個持ち上げられるだけの力」だそうです。やりますね〜(※ 情報提供:「BSまるごと大全集『鉄腕アトム』」NHK衛星第2/2002年3月7日19:30〜20:30)。 |