| ■ 2001/06/22 聖域なき改革|おいしいビールの飲み方 |
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今日の朝日新聞一面「天声人語」には、小泉内閣が盛んに提唱する「聖域なき構造改革」を話の端緒とする形で、「聖域とは何ぞや」ということが書かれています。 「聖域」。例によって広辞苑を当たりますと_「聖人の域。聖人の境地。神聖な地域。犯してはならない区域。比喩的に、手を触れてはならない分野」とあります。 政治的な話題の際に用いられる聖域とは、意味の最後にある「手を触れてはならない分野」という意味合いでしょう。 では、その場合、「手を触れてはならない」としているは誰なのでしょう?それはいうまでもなく、それによって既得権益を得ている、と思われている人たちです。 こんな風に書くと、何かものスゴい地位にある人たちだけの話のように思われるかもしれません。確かに、中央政治の場合のソレは膨大な金額が絡む話なのかもしれません。ただ、小さな既得権益なら私たちの身の周りにもゴロゴロ転がっている話でもあるような気がしないでもありません。 でも、ま、中央政治の話からすれば_小泉内閣が真っ先に掲げる“改革すべき聖域”に郵政があります。新聞などマスメディアの報道を見ますと、そこにも“郵政族”と呼ばれる国会議員がいるという話です。 私はそうしたいわゆる族議員がどのような“活動”をしているのかは知りませんが、想像するに、郵便事業が有利に行われるような方策を採り、その結果、議員自身が“利益”を得ているのではないかと思います。 そうした族議員は自民党だけに限った話ではなく、野党にもいるのだそうで、話は単純ではありません。 そうした背景もあってか、先日(20日)の党首討論の中でも、民主党の鳩山由起夫代表の質問に反応する形で、小泉首相は次のように語気を強めた発言しています。 何をいっているんですか! これまで、自民党のみならず、野党のどこも郵政民営化を(恐くて)言及出来なかったではないですか! 小泉内閣になって初めてそれを公に議論できる環境になったんです! 誰よりもどこよりもその改革の意志を明確にしているのが小泉内閣ではないですか! 小泉首相が盛んに打ち上げる言葉に「改革」があります。 国民は現代に閉塞感を感じているため、その首相の意気込みを後押しする姿勢が支持率80数パーセントという驚異的な数字となって表れています。そのように、改革そのものに国民は等しく賛成しているわけです。が、しかし、それがいざ自分に関わってくるとなると話は別になってしまう、ようです。 たとえば、昨日の朝日新聞に載っていた「国立大学再編」の“改革”への反応などもその一例といえます。 その記事によれば、今月14日に行われた国立大学学長会議の席で、文部省の 具体的には、「国立大学数の大幅削減」「国公私トップ30育成」といった文部省プランです。 大いに結構な話ではないですか。これまでがあまりにも横並び意識が強すぎたのです。個人的にはバンバン推進して欲しいと思います。 ところがその話が出るや、当の痴呆、、、いや、地方国立大学側は戦々恐々としているようなのです。滑稽な話ではありませんか。 もちろん全部が全部ではありませんが、テレビなどのマスメディアの場では改革の必要性を唱えておきながら、いざ自分たちの周辺で改革が起こり、それによって不利益を被るかもしれないとなると、途端に「改革反対」に身を転じてしまうのですから。 同じ事は行政にもいえます。 マスメディアなどの報道を通してみる限り、各地方自治体は国からの補助金の分捕り合戦を展開している、ように一視聴者の眼には映ります。で、そうやって獲得した税金を何に使うのかといえば、活用される機会の少ない市民ホールなどの建設費に当てられたりするのです。 そしてまた、そうした地方への補助金の無駄を見直そうとすると、今度は途端に「地方行政を切り捨てる気か」と反論に転じたりするのです。それは、自由化の時点まで続いた米価、米の政府買い上げ金問題にもどこか通じる話のように思えます。 ところで話は変わりますが、大阪府知事を務めたこともある横山ノック氏は、ご存じのように、選挙運動中のハレンチ事件が元で大阪府知事の座を追われました。しかし、あれは単なる“ハレンチおやじ”の陳腐な事件として片づけてしまってもいいものでしょうか? 私は横山氏が在職中、NHKのドキュメンタリーで、当時から巨額の財政難に 彼はまず、大阪府の職員削減を試みました。人件費が最も財政を圧迫していると試算したからです。しかし、職員労組(?)の猛反発に遭い断念せざるを得ませんでした。 職員の数を削れないのであれば、と今度は職員の賃金カットを検討しました。しかし、これもほぼ同じ経緯を辿ることになりました。そして、その後の事件発覚となり、府知事の失職へとつながっていったのです。 で、もしかしたらなのですが、そうした“改革派”の横山氏を煙たく感じた府職員内の“反横山派”が府知事を追い落とすために、(注:ハレンチ行為の対象となる女子大生を雇ったかどうかは別にして)ハレンチ事件を仕組んだのではないか? というような考えが浮かんだ、というわけです。もちろん何の根拠もありませんし、それを証明する手だても当然のことながら私は持っていません。 ですからここはひとつ、一部マスメディアがそのことに着目して、別の事実があるのなら、明らかにして欲しい、と願うのみです。 ところで、そのマスメディア自身ですが、それとても“改革”に柔軟であるとは必ずしも思えません。 たとえばそれは、田中康夫長野県知事(本サイト内関連ページ→ 1・2・3・4・5)が決定を下した(?)長野県庁内の「記者クラブ制度廃止」に対するマスメディアの反応に表れています。 その制度存在自体の是非はわかりませんが、少なくともマスメディア自身にとっては有利な制度ではなかったかと思われます。見方を換えればマスメディア自身にとって都合の良い制度と言い換えることも出来ます。 ですから、田中知事からその制度の“改革”をいい出されるや、日頃は改革に熱心なハズのマスメディアが、ああでもないこうでもないと“反対のための理由”を持ち出し、盛んに難色を示しました。 ことほど左様に、改革の必要性を唱えているハズの団体でさえも、改革の火の粉が自分に降りかかるとなると話は別になってしまうもののようです。 ここでまた、小泉首相が唱える「聖域なき構造改革」という言葉を思い返してみましょう。 本当に、教育から行政からマスメディアから、世の中のありとあらゆる聖域を取っ払った改革を実行してくれるのなら、私は小泉現内閣を大いに支持してもいい、と現時点では思っていたりします。 いずれにしましても、マスメディアが聖域の存在を批判するのであれば、他ならないマスメディア自身の中に一切の聖域を作らないというだけの覚悟をする必要があるように私は思います。 6月も下旬となり、気温も高くなってきている、といいたいところですが、暑い日、涼しい日がまだら模様の様に繰り返されています。今日も朝の内はちょっと涼しめかな、とも思いましたが、その後天気を持ち直し、それに伴い気温も上昇しました。 ともあれ、そんな夏間近を思わせる日の夕暮れにピッタリな飲み物といえば? そ! ビールです! 私自身はといいますと、アルコールに弱く、飲むとみっともないくらい(?)赤くなってしまうため人前ではあまり飲むことが出来ません。それでもビールが好きという人も多いと思いますので、ここでおいしい飲み方というのを伝授致しましょう。 _とエラそうな書き方をしていますが、実は、今日の夕方、『首都圏いきいきワイド』(NHK総合/月曜〜金曜 17:05〜18:00)をそれとなく観ていましたらそのものズバリ、「おいしいビールの飲み方」というのが放送されていて、それの請け売りをしようというわけですf(^_^) それではポイントごとにみていきますよ。 まず、ビールの冷やし方ですが、冷蔵庫で冷やすのが一般的ですね。その際、冷蔵庫のどの部分にビールを入れていますか? エ? ドアポケット? それはいけません。ビールは冷蔵室の一番奥に静かに寝かせて置くのがいいそうです。 確かにドアポケットの部分ですと、すぐに取り出すことが出来て便利なのですが、反面頻繁に開け閉めすることになり、そのたびに振動を与えてしまい、ビールの成分を痛めることにつながるのだそうです。 なお、冷やす時間ですが、だいたいの目安としては冷蔵庫で2時間ぐらいがちょうど良いそうです。 ここでワンポイント・テクニックです。「急にビールを飲みたくなった。でも冷蔵庫に冷やしたものがない」というときにはどうすればいいでしょう。 これにも良い方法があります。 それは、原始的といいますか、氷水に缶や瓶ごと入れて冷やすのが一番だそうです。専門家の話によりますと、意外なことに(?)このやり方の方が実は冷蔵庫よりも遥かに速く冷えるそうで、缶ビールで約20分、瓶ビールでも約30で飲み頃になるそうです。お急ぎの方はお試しあれ。ただし、すぐに氷がない場合はアウトですけれど、、、(^_^; 続いてのポイントはグラスです。 ギンギンに冷えたビールを飲みたい、ということでグラスを冷凍室で冷やしている人はいませんか? これも感心出来ません。グラスは常温に置いたものがベストです。それに、冷凍室に限らず冷蔵庫内でグラスを冷やしますと、往々にして庫内の嫌な臭いがつき、ビールの風味を損ないかねません。 さらにグラスの大きさですが、できるだけ大きめのもので、できれば缶や瓶に入ったビールが丸々一本入る程度のものが理想だそうです。 さて、それではいよいよグラスにビールを注ぐわけですが、ここにもポイントがあります。 ゆるゆると注いではいけません。勢いよく注いで泡を十分に立てましょう。 これでグラスにはビールが注がれました。泡も十分に立っています。それでは一気に、、、といきたいところですが、もうちょっと待ってください。 勢いよく注いで出来た最初の泡を、カニが吹いた泡に見えることから、“カニ泡”と呼び、専門家は嫌う(?)そうです。なぜなら、その部分の泡にはビールのアクが含まれているからです。 ですから表面の泡を取り除いた後、さらにビールを注ぎ足して下から綺麗な泡を盛り上げるようにします。 さ、これで「おいしいビールの飲み方」の準備は完了です。あとは心おきなく飲んでください。 あ、どのように飲んだらおいしいか聞くの忘れていた。それとも、飲み方はご自由に、てことでいいのかな? それはそうと、アルコールを飲んでも顔に出ない人が羨ましいです。 私は最初にも書きましたように顔がすぐに赤くなってしまうため、人前で飲むときには一気にグイッとは飲めないのです。従って、チビリチビリ これじゃ、いくらおいしい飲み方を教わっても、私の場合、ビールの旨みが散々逃げた後に飲み終わることになりそうだ、、、。 ◆本日のオマケ静止画→ 「アマガエルの“ミドリ”(2)」 |