■ 2001/05/17 気象予報士としての石原良純

最近何かと話題の石原家石原慎太郎・東京都知事一家)ですが、石原良純(いしはら・よしずみ:昭和37年、神奈川県生まれ。慎太郎氏の二男であり、同時に故石原裕次郎の甥。1984年、映画『凶弾』で俳優デビュー)さんも負けてはいません。

彼の場合、肩書きは俳優ですが、実はもう一つ別の肩書きも持っているそうです。それは、気象予報士(平成9年に資格を取得し、『スーパーニュース』のウエザーキャスターとしても活躍中)です。

この組み合わせ、異色といえば異色です。

私が決まって毎週目を通す産経新聞・木曜日の1コーナー「高城剛のデジタル塾」今週の対談者はその石原良純さんです。ただ今回の石原さんの場合、デジタルを巡る対談の場であるのに、彼は自他共に認める(?)アナログ人間であるようです。

その対談記事によれば、彼自身気象情報のデータを分析することが好きなのは当然のこととして、他にも地図や時刻表を見るのもことほかお好きなようです。ま、共通しているといえばいえますけれどね。

それで、高城氏の

カーナビは使いますか?」

という質問に対しても、

「使わない。道に迷った自分なんて許せませんね」

とキッパリ答えてみせたりしています。

きっと彼の頭の中には長年にわたる入力によって裏打ちされた地図情報と天性のコンパス(磁針がほとんど南北を指す特性を利用し、船舶・航空機などで方位を測定する用具。羅針盤。磁気羅針儀=広辞苑)が備わっているのでしょう。自他共に認める方向音痴の私からすれば何とも羨ましい彼の特性です。

そういえば以前、何気なく観たドキュメンタリー番組に石原良純さんが出演されていました。記憶は定かではありませんが、アメリカの竜巻多発地帯でその道の専門家と一緒に現実の竜巻を追うといったような内容だったと思います。

今思えば、彼磁針、、、? イヤ、彼自身の趣味と実益を兼ね備えたような仕事だったわけで、どうりで大乗り気で竜巻を追っていた、ような記憶があります。

そんな、機械よりも自分の皮膚感覚を優先する彼の持論は_「携帯電話・テレビゲーム・音楽用携帯プレイヤーの三つをなくさないと日本は亡びる」だそうです。

上の三つ、現代の若者の必須アイテムといえそうです。

ちなみにそれらを私に当てはめてみますと、電話嫌いですのでもちろん携帯は持っていませんし、携帯の音楽プレイヤーも持っていません。唯一テレビゲームは嫌いではありません。が、このところとんとご無沙汰しています。というわけで、私に限っていえば、上の三つはなくても生きていけそうです。

いずれにしましても、気象情報は各種メディアから受け取るにしても、その一方、自分自身の皮膚感覚も大切にして、天気の変わり目を自分でキャッチできるような、そんな“野生の感覚”も鈍らせたくない、と思ったりしているところです。