| ■ 2001/05/05 脳のデジタル化|私のTV指定席 |
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数日前の新聞から。 このコーナーでも時々取り上げています産経新聞で連載中の「高城剛のデジタル塾」(5月3日付け)について少し書いてみたいと思います。 そのコーナーは、デジタル・クリエイターの高城氏が、各方面で現在活躍中の方々にデジタル技術との関わり方をインタビューする、という内容となっています。 今回のゲストは_武邑光裕(たけむら・みつひろ / 昭和29年、東京都生まれ。東京大学大学院新領域創世科学研究科助教授。専門は先端映像技術を背景としたメディア・アートの研究)氏です。 対談は、私たちが普段身を置く自然の生態系としての現実世界と、今後ますますその比重を強めると予想されていますいわゆるメディアの生態系ともいうべきサイバー・スペースとの ところで、私には、その対談を読んでいて「アッ!」と思った箇所がありました。それは、次の部分です。 高城「ある日、僕はふと考えたんですけど、インターネットには個人のウェブサイトがいっぱいあるじゃないですか。死んでる人もいるのに、サイトは残っていくわけですよね」 私がなぜ「アッ!」と思ったかといえば、まさに武邑氏がおっしゃったようなことを私も“夢想”していたからです。 私の“夢想”は次のようなものです。 ある人が個人のサイトを持ったとします。当面はごく普通に更新を続けます。そうしてしばらく更新を続けていくことにより、その人が持つ文章やサイト運営の“癖”をPCが学習していきます。そしてやがて、生身の人間が更新をしなくても、PCが勝手にその人に替わってサイトの更新・運営を半ば永久に続けていけるようにはできないものか?_というものです。 同じ事を武邑氏は語り、既に「可能です」ともおっしゃっているわけです。 ここで話は飛躍しますが、以前観たテレビのドキュメンタリーを私は思い出しました。 それは、人間の脳についての番組だったか、それともコンピュータについての番組だったか判然とはしないのですが、それはともかく、このまま技術が進めば人間の脳(思考回路?)をコンピュータに記憶させることができるようになるかもしれない、といった内容のことが語られました。 たとえばの話、アインシュタインの脳をデジタル保存することで、彼の肉体が滅んだ後も彼の思考回路そのものは永遠に回転し続け、そこから新しい法則を発見することも可能になるかもしれないという仮説です。 そこまでの天才でなくても、仮に自分の肉親の脳をデジタル保存できるとしたらどうでしょう。 私は昨年相次いで肉親を失ったわけですが、コンピュータの中で肉親といつでも“会話”することができるのです。 番組の中ではもちろん、「人間の脳は無限ともいえる情報量が詰まっているため、それをコンピュータに保存することはまず無理でしょう」ともいっていましたが、現代の技術の進歩ぶりを見れば、それさえもクリアできるかもしれません。 ただ、それを肉体が滅んだ“人間”の側から考えたらどういうことになるのでしょうか? 自分の肉体から離れたところで自分の思考だけは永遠に維持され続けるわけです。そこには、感情といったメンタルな面も伴うのでしょうか? SF映画の『2001年宇宙の旅』(「YouTube>Kubrick at 2001 opening」)では、「 次第にHALが発する声は、テープをスロー回転させたときのように、スローモーになっていき、やがて全ての活動を停止しました。 それはまるで、彼によってHALの息の根を止められた瞬間でもあるかのようで、印象に残っています(「YouTube>2001 Space Odyssey. Dave turn off HAL」)。 あの映画の中のHALは、私たちが今後直面しようとしている自然とテクノロジーの境界線の曖昧さをまさに象徴しているのかもしれませんね。 【「日々の独り言」の中の独り言】:普段考えないようなことに頭を使っていたら、私のちっぽけな思考回路がヒートアップしてしまった(^_^; ああ、PCが私に代わって物事を考えてくれたらいいのに。そだ! パーマン(「YouTube>パーマン OP」)に出てくるようなコピーロボットがあったらいいなぁ。私の頭はパーマン、、、(∵) またまた私の得意技。思いつきのコーナーをスタートさせてみました。 その名も「私のTV指定席」といいます。 内容は何のことはありません。ただ単に私が「このTV番組観ようかなぁ」というのが見つかったらそれをリスト・アップしておこう、というだけのものです。 でもって、毎日のリスト・アップも履歴にして残しておこうと思います。だから、これを何年か続けたら私の“TV遍歴”が一目瞭然になる!? ま、そんなわけで、きりぎり力を抜いて気長にやっていくつもりですので、もし“刺激”されたら同じチャンネルに合わせてみてください。ちなみにTV番組は関東地方を基準にしていますので悪しからず。 |