■ 2001/04/24 汽車の音|談志「愛おしいもの」

「週刊 音発見」のページを更新しました。これは、私がいつも聴いていますFM「サンセット・パーク」というリクエスト番組の月曜日の中で放送しているコーナーです。

今週のテーマは汽車の音で、汽車を楽器によって表現したクラシック音楽が2曲紹介されました。

今では汽車は乗ることも見ることもなくなりましたが、現代の電車とはまた違った人間に近い温もりを感じさせる乗り物ですね。

そういえば以前、NHKのあのクイズ番組、何ていいましたっけ? ド忘れしてしまった。え〜と、、、古舘さんが司会をしている番組で、「思わず目から鱗ものです」なんていったりする番組で、『ためしてガッテン』ではなく、、、(ド忘れしたクイズ番組名は『新・クイズ 日本人の質問』でした。調べてようやくわかった)。

ともくその番組で、「ロンドンが発祥の地といわれる地下鉄ですが、それでは最初の地下鉄を動かすのに使われた動力源は何だったでしょう?」という問題が出題されたのを今思い出しました。

何だと思いますか? 馬? それとも、他の何か? もちろん、まだ電気のない時代です。

答えは_こちらなんですけれど、意外でしょ?

意表をつかれたのか、その時のスタジオ回答者も全員が見事に(?)不正解だった、と記憶しています。

いずれにしても、今でこそ郷愁を誘う蒸気機関車ですが、それは便利な現代に暮らしているからこその郷愁で、実は、その当時の人たちは、あの吐き出される黒々とした煙の煤などに悩まされ、早く煙の出ない快適な乗り物ができないものか、と現代の電車の登場を待ち望んでいたのかもしれませんね。

【本日の豆格言】:蒸気機関車が走っていた時代、隣の芝生は煤で青黒く見えていた?


「桜の季節はとうに終わった」なんていい方は、もしかしたら自分の住んでいる土地だけを基準にしたいい方で、北の地方ではこれから花見だというところもあるのかもしれません。いずれにしましても、そうした4月も早下旬。今週も巡り巡って火曜日になってしまいました。そんなわけで、私のサイトからもリンクを張らせてもらっています「立川談志の世相講談」が更新されています(火曜日に定期更新)。

今週のお題は_「愛おしいもの」です。

「(家元の庭の桜の前にて。風強し)三波春夫さん(「YouTube>三波春夫〜俵星玄蕃フルバージョン〜」)は『桜と富士山が好き』といっていましたが、アタシも桜と富士山と米の飯の好きなのが日本人だと思っているわけですが。見てください、この桜。毎年咲いてくれるんですよ。とっても愛おしいと思います。一つ一つに頬ずりしたくなります。『今年も咲いてくれてありがとうよ』と。この季節、アタシはいつも桜と一緒に過ごしています。それをセンチメンタルだといいたいのであれば、いえ。人間、利潤、効率、流行を追い求めるのもいいでしょうが、いってみればそうした“文明”にばかり目を向けることに現代人は疲れていませんか? それに対して、“非文明”とでもいいましょうか、自分の中の歴史の基準とでもいうのかな、そんなようなものを持つのが今とっても大切なことのように思います。桜を愛(め)でながら酒を飲んでいるととっても豊かな気分になります。何だか、センチメンタルになってしまいましたが、こうした想いもアタシの中には山のようにあるということです。エライ! 自分で褒めてやる。見習え、コラ、円蔵