| ■ 2001/02/21 他人褌 |
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「 私自身もやれ新聞だテレビだの話題を ちなみに大相撲の褌の場合、正式には「 何か初めからいらんことを 私個人の率直な感想を書かせていただけば、未だにどうして森首相の退陣にまで結びつくのか理解できずにいます。 日本の原潜が緊急浮上した結果、アメリカの水産実習船を沈没させ、多くの犠牲者を出してしまった、、、わけではないわけですよね。現実の事態はその逆。いってみれば日本側は犠牲者です。なのに、何で日本の最高責任者が責任をとって辞任しなければいけないのか、全く理解できません。 「なんのなんの。その事故の一報があったときに、あろうことか、一国の責任者である首相は暢気にゴルフをしていたじゃないかっ!! しかも、その一報のあともゴルフを続けたのだからそれだけでも十分断罪打ち首ものっ!!」という反論があることは重々承知しています。確かに、情けないといえば情けないといえるかもしれません。が、しかし、だからといって、その一件だけで首相が退陣しなければならないものかなぁ、というのが私の素朴な感想です。 一方、“加害者”側の最高責任者であるアメリカのブッシュ大統領の責任問題は、マスメディアの報道を見る限り、私の耳には聞こえてきません。 仮にですよ、今回の事故が逆のケースであったらどうでしょう? 想像するだに恐ろしい事態になっていたことと思います。今回の退陣フィーバーどころではないだろうと思います。それは国内ばかりではなく、アメリカ側からは猛烈な抗議を受けることになっていただろうと推測します。さらには、その“外圧”に便乗した日本のマスメディアによる日本叩きが展開される、というお決まりといえばお決まりの(?)ねじれた現象まで巻き起こされていただろうと思われます。 今回のフィーバーは、マスメディアばかりでなく、当然のことながら、政治の世界でも活発になっています(「NHKニュース 〜野党4党首 森内閣即時退陣を〜」)。昨日のニュースでも、野党の代表が急遽集結して(?)街頭カーの上で森首相の早期退陣を迫るアピールを繰り広げる映像が流されていました。 私はその映像を観ながらも、また、「他人褌」を感じ取ってしまいました。所詮他人の褌なのですから、いかんせん迫力が感じられません。 また、同じ自民党の加藤紘一元幹事長も、そのフィーバーに便乗するが如く(?)、「3カ月前に我々のいったことが、党のコンセンサスになった」というような発言をし、息巻いています。「アレレ、、、」という感じですね。加藤さんの場合は、ただ単に、マスメディアに担ぎ出されて踊り出してしまっただけでしょうに。まさに「他人褌」の典型例。 野党側が常日頃いう「森首相が首相の器に相応しくない」というのが退陣請求の理由であるのなら、それは、今に始まったことではないわけですから、一貫して主張すべきことです。つまりは、人間の器というものはそうそう変わるものではないからです。 私が今回の騒動を見ていて思い出したのは、アメリカのクリントン前大統領の不倫疑惑騒動です。 あれは実に恥ずかしい事件ではありました。が、結局、アメリカの大統領はあの一件で職を辞することはありませんでした。日本であったなら、すぐに辞めるような事態になっていたこととと思います。 そこで、「ではなぜ、アメリカの大統領は辞めずに済んだのか?」について自分なりに考えてみました。 その私の結論は_アメリカの場合は、国民が直接大統領を選んでいるからではないか、です。国民の1票1票で選ばれている以上、マスメディアも議会も軽々しく退陣を迫ることはできません。 それに対して、日本の最高責任者の椅子のなんと軽いことか。そもそもが任期というものが定められていない(?)ため、“人気”がなくなれば「♪ハイ、それま〜でよ〜」。それもこれも、自分たちが直接選んでいないことが、自分たちの代表である人物であるにも拘わらず、なんら共感も信頼も寄せられない、といった事態につながるのかもしれませんね。 今回の事態を一番ほくそ笑みながら見ているのは、他ならぬ、アメリカ政府であるかもしれませんよ。こういうのを「高みの見物」といいます。そういうのって、何か悔しくはありませんか? 【本日の豆マジ格言?】:「政治の成熟度は、国民の成熟度に比例する?」。プラス、マスメディアの成熟度も、国民の成熟度に比例する、のかも? |