| ■ 2001/02/04 人間の顔についての考察? |
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本サイト内で、1日か2日に1枚描いてはその絵を紹介するという、全く持って自己満足ともいえるページ「ポートレイトの小箱」に今日、白鳥英美子さんのポートレイトを追加しました。 白鳥英美子さん。ご存じの方はよくご存じでしょうが、かつてトワ・エ・モアという男女のデュオがありました。遙か以前のことになりますが、札幌冬季オリンピックが開催された際の主題歌(※ 正確には「札幌オリンピック賛歌」というそうです)に『虹と雪のバラード』(「YouTube>トワ・エ・モア 虹と雪のバラード〔ステレオ〕1997.8」)という曲がありましたが、それを歌っていたのがトワ・エ・モアで、そのデュオの女性が白鳥英美子さんであるわけです。 で今日、その彼女のポートレイトを描き始めたのはいいのですが、今回ばかりは描いていて、ホント、唸ってしまいました(?)。とにかく、難しいのです。 もっとも私の場合、人間の顔を描くのが好きとはいいながら、いわゆる“似顔絵”というのは苦手なのです。ですから、例えば漫画チックに本物そっくりな似顔絵をお描きになるプロの漫画家、イラストレーターにはただただ感心してしまうばかりです。 そんなわけで、いつももそれなりに苦心しながらやっとの事で仕上げているわけですが、今回の白鳥さんの顔は、いくら描いていても本人に似てこずに、途中から焦り始めました。 で、後半は「どうして似てこないのだろう、、、」と考えながら描くこととなりました。 その結果出した自分なりの結論は、白鳥さんの顔立ちそのものに原因がある、という至極当たり前な内容です。 私個人が、描いていて描きやすいのは欧米人の顔です。特に、年齢を重ね、その人独自の生き方が顔の表情にも刻み込まれているような顔というのは、特に描きやすいと思います。また、そもそも欧米人の顔の造りが、造形的に彫りが深く、そこに陰が落とされることにより、比較的容易に立体感を表現できます。 そうした要素が相まって、欧米では「肖像画」という1ジャンルが確立したのかもしれません。 それに引き替え、といいますか、私たち日本人を含めたモンゴロイド系(?)に属する人種の顔は一般的に扁平で、凹凸が欧米人ほど豊かではありません。結果、絵にする場合欧米人にはない難しさが生じます。 そんなことを考え、白鳥さんの顔を思い浮かべると、彼女の顔が典型的な日本人の顔立ちであることに改めながら気づかされます。 人間の顔には第一印象でパッと いわゆるアイディアや色使いが派手な作品で、第一印象が強く、観る人の視野にポーンと飛び込んできます。ただ、そうしたタイプの作品は、「飽きるのも早い」というようないわれ方をされます。第一印象は、いつまでも長続きしないからです。2度目に同じ作品を観たとき、最初の時の強い印象は薄れ、妙に味気なさを感じたりすることになります。 同じことは人間の顔についてもいえるではないでしょうか? だとしたらですよ、第一印象のあまり強くない顔立ちの方が、いい意味で「飽きのこない顔」といえませんか? ね(^_^; 俗に「どんな美人でも自分の妻にしたら3日で飽きる」といわれます。実際問題3日で飽きるかどうかはわかりませんが、それ(=美しさ)を当たり前に感じるようになることは確かです。 それに、四六時中一緒にいたなら、大いびきをかいて寝ている姿を眼にすることもあるでしょう。そうなれば、「百年の恋も、云々」ということにもなりかねません、ね。それとも、そんな姿を見ることで「かわいいヤツ」と惚れ直したり? ま、それは別にしても、他の美と同様、その美しさが永遠に続かないことも事実です。秒針が時を刻むごとく、美も衰えを顔面に刻んでいきます。 それに対して、ある種の味のある顔というのは年齢を重ねるごとにその味わいが増していくようにも、私は思ったりするのですが、いかがでしょう? ともあれ、自分や相手の顔のことで泣いたり、嘆いたり、悔しがったり、勝ち誇ったり、優越感を抱いたり、、、。まっこと、厄介な(?)部位ではありますね。 【本日の豆ことわざ?】:男の顔は履歴書。しからば、女の顔は請求書?(←私がそういったのではないですよ(^.^;) |