大姥山(金時山) その1 2014.10.19 | ||
10月19日(日)、山仲間と春秋に行っている恒例のトレッキング。今回は、金太郎伝説の ある大町市八坂(旧八坂村)の大姥山(1003m)に登りました。金太郎の出生地は五ヶ所ほどあるそうですが、この大姥山(おおうばやま・おおばやま)も そのひとつで、金時山ともいいます。標高が、1006.4mと1003mと書いてあるものがありますが、所謂アンテナと四阿のある山頂が1003mで、そ の600m西の三角点の場所(左右前山城跡)が1006.4mなのです。 | ![]() |
国土地理院の三角点は、必ずしも地元の人が昔から言う山頂にはないということです。北面はすぐ牧場があるほどなだらかなのに、南面は絶壁の対照的な地形が魅力の歴史ある里山です。 ルートは、山姥の滝を起点として、廃道になっている遊歩道を使ってループコースを組みました。この廃道は、なんとか再生して欲しいですね。 ■星印★のある写真をクリックすると拡大します。 |
■今回のコース 山姥の滝--上上篭(かみあげろ)の廃屋--廃道の遊歩道--大姥神社参道--大姥神社---大穴分岐--大穴-大穴分岐--大姥山(金時山)1003m--三角点--石祠--上のベンチ--下のベンチ--布川峠分岐--六地蔵--神社--廃屋--山姥の滝 ■全行程:約5時間・休憩を含む 気温:7度〜-21度 標高差:約460m ■登山地図にないコースがあります。★二万五千分の一地形図必須・季節によって熊・オオスズメバチ対策も必要です。 鎖場が続くので、三点確保などの基本ができていることが必須のコースです。 |
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![]() ●9:23 山姥の滝の駐車場を出発。日本中を大きな高気圧がすっぽりと覆い、風もなく穏やかな朝です。 |
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![]() ●山姥の滝。 |
![]() ●上上篭(かみあげろう)の廃屋に向けて下っていきます。 |
![]() ●案内看板。★廃道の説明を書き加えました。 |
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![]() ●帰りに下りてくる分岐。大姥山まで4キロの標識。 |
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![]() ●マムシグサ。誤ってこの赤い実を食べると口中がただれます。根はテンナンショウといって漢方薬の原料。 |
![]() ●9:39 廃屋横の廃道になった遊歩道を登ります。昔は、畑仕事や山仕事に使った道なのでしょう。大姥神社の参道でもあったのでしょう。幟旗を立てたのでしょうか。石柱がありました。 |
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![]() ●つづら折れの道を登っていきます。 |
![]() ●道は左手に行っていますが、酷い草ヤブなので、正面の小尾根に乗りました。稜線を左へ。 |
![]() ●10:12 大姥神社鳥居。 |
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![]() ●大姥神社に参拝。 |
![]() ●御神鏡は入っていませんが、水煙の枠があります。5月3日に例大祭が行われ、獅子舞が奉納されるそうです。 |
![]() ●これは昔、花火を打ち上げた大筒でしょうか。後ろの壁の落書(らくしょ)は、大正時代とか古いものばかりでした。 |
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![]() ●神社の裏手から本格的な登山道が始まります。 |
![]() ●オケラ。山で美味いはオケラにトトキ。 |
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![]() ●まだ色づいていない森を進むと・・。 |
![]() ●足元注意の看板。 |
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![]() ●早速ひとつめの鎖場。ここは三点確保で登れます。 |
![]() ●登るとガンゲという場所へ。意味は不明。中秋玩月が省略されて転訛したものでしょうか。あるいは権化の転訛か。 |
![]() ●樹齢100年を超えるような立派な赤松が何本も現れます。 |
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![]() ●ミツバツツジやヒカゲツツジも。 |
![]() ●逆光に透けて美しい、ハウチワカエデの紅葉。 |
![]() ●ハウチワカエデにコハウチワカエデ、コシアブラ、ウルシが色づいていました。 |
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![]() ●11:00 5分ほど小休止の後、ザックをデポして大穴分岐を大穴へと向かいます。この道が細く枯れ葉が滑るのでなかなか大変でした。 |
![]() ●鎖場を登ると・・。 |
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![]() ●11:10 山姥と金太郎が住んでいたという洞窟。 |
![]() ●大きな空間です。下は砂地。★ |
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![]() ●金太郎の足跡ではなく、海水に因る浸食でしょう。 |
![]() ●ノートに記帳して戻ります。★山姥の伝説とは・・ |
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