地衣類・マツゲゴケとホンドサルオガセ 2010.3.22
●マツゲゴケ・ウメノキゴケ科・地衣類。よく見ると葉状の縁に睫毛のような黒い毛が見えます。ヤマツツジは、これだけ全体に地衣類がついても枯れることもなく成長しています。これも一種の共生関係といえるのでしょう。
●ホンドサルオガセ・サルオガセ科・地衣類(上から二番目のカット)。樹皮上や岩上に着生する樹状地衣。同じヤマツツジの木にマツゲゴケと一緒に見られました。
 地衣類は、樹皮や岩の上などに色々な美しい模様を描き出します。地衣類は、大部分は子のう菌に属する菌類なんですが、光合成ができないため菌糸で作られた構造の内部に藻類が共生して、藻類が光合成で作り出す合成産物によって生活しています。両者の間には高度な共生関係が成立しているのです。地衣類は、その形態から葉状地衣類、樹皮や岩の模様に見える痂状(かじょう)地衣類(固着地衣類)、枝状になって基質から立ち上がる樹状地衣類に分けられます。ブナの樹皮は、本来は灰白色なのですが、主にモジゴケ科の痂状地衣類やコケなどがつくことによって、あのような風合いのある大木になるのです。

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