天城山 その1 2008.12.20
 12月20日(土)、何度も登っている天城山を雨宮の方から登ってみました。天城山から西へ延びる尾根は、唐崎城跡、明聖霊神などがあり、やはり歴史の山です。麓には古代雨宮から県司、あるいは郡司が斎場山へ詣でる際に渡ったという斎場橋があり、奇祭として有名な「橋がかりの御神事」が行われます。今回はそこを出発点としました。

 最低気温が-2度、最高気温が12度という温度差の中での山歩きは、寒いやら暑いやらで体温調節が大変でしたが、常に北アルプスのパノラマが一望できる尾根歩きは大変楽しいものでした。倉科尾根の方から害獣駆除の鉄砲の音がしたので心配しましたが朝方で止み、山はいつものように静かでした。

■星印
のある写真をクリックすると拡大します。

■今回のコース
斎場橋--招魂社--唐崎城跡--明聖霊神--604.9m--林道終点(分岐)--天城山(坂山古墳)--林道(あんずの里ハイキングコース)--東風越--斎場山(斎場山古墳)--御陵願平--土口将軍塚古墳--薬師堂(瑠璃殿)--古大穴神社--谷街道一里塚跡--宇佐美橋--斎場橋
●気温:-2度〜12度 ●標高差:約345m。

■登山地図にないコースです。★二万五千分の一地形図必須・季節によっては、熊・猪・スズメバチ・マムシ対策も。
★狩猟期は、ハンターが入ります。今回は倉科尾根から鉄砲の音が。いずれも個人所有の山なので、マナーを守ってください。
■妻女山については、★妻女山の位置と名称についての特集ページをご覧ください。


千曲市土口の沢山川堤防から望む薬師山・斎場山・天城山

●2008年12月21日撮影。★612k
妻女山(赤坂山)

●9:14 斎場橋。向こうの森は雨宮坐日吉神社(あめのみやにいますひよしじんじゃ)。橋のたもとに車を置いて出発。気温-2度。

斎場橋から有明山と森将軍塚古墳。沢山川(三滝川と沢山川が合流してからは、古くは生仁川といいました)は、洪水対策で掘削されて昔ののどかな小川の面影はなくなりました。

●斎場橋から斎場山。向こうの橋も斎場橋。その北には宇佐美橋。毎日宇佐美橋を(当時は木の橋)自転車で渡って高校に通いました。
 
●唐崎の先端。登山口は左へ30m。正面の招魂社境内の左からも登れます。

妻女山松代招魂社雨宮分社の唐崎社。戊辰戦争以降の戦没者を祀っています。天城山登山道と唐崎城の説明があります。
 
●唐崎城の由来。唐崎山城ともいいますが、これは雨宮の人の呼称で、土口の人は朝日城、または、朝日山城といいます。

●9:21 天城山登山道入口。
 
●ジグザグに急登をこなすと、まもなくこの大展望。

●9:34 唐崎城跡。唐崎山山頂。481m位。
 
●主郭。別名は、唐崎山城・朝日山城・藤崎城。

●主郭上の窪地は井戸の跡? どう見ても猪の掘った水浴び場。

●前方後円墳を壊して唐崎城を造ったとは考えられないでしょうか。

●唐崎城から見る北アルプス。土口将軍塚古墳と倉科将軍塚古墳に挟まれた尾根にも古墳があったと考える方が自然な気がします。
 
●朝霧に煙る杏の名所、森。倉科尾根の方から害獣駆除の鉄砲の音が。

●北アルプス鹿島槍ヶ岳。
 
●唐崎城から下って空堀を越えるとなだらかな尾根道。

●朝日が眩しいのですが、気温はまだマイナス。
 
●ほぼ無風なので寒さは感じません。

●気持ちのいい尾根道です。
 
●ゆるく登ると…。

●9:45 送電線の鉄塔。
 
●美しい曲線を描く高圧線。★714k

●右に見えるのは天城山から延びる倉科尾根。三角に顔を出した山は、鞍骨城のある鞍骨山。寒さで電池が消耗。まだ疲れていないのですが休憩して電池を温めることにしました。

●アオツヅラフジ。神経痛に効くので摘みました。焼酎に漬け込みます。

●生萱の集落と倉科尾根。
 
●岩混じりの急登。

●やがて石碑が見えてきます。
 
●10:04 明聖霊神。明聖砦の跡でもあります。

●明聖霊神の石碑が二本立っています
 
●御嶽山の石碑。

●御嶽講で木曽の御嶽山に詣でた記念に立てたのでしょう。御嶽は、国御獄(くにみたけ)といって各国の秀峰は御獄と呼ばれて信仰の対象でした。奥多摩の御岳山は特に有名です。

●普学霊神・学明霊神・一心霊神 講中とあります。

●明聖霊神から見る飛騨山脈。
 
●山頂にある三つの祠。

●裏側には堀切があり、砦だったことが分かります。
 
●明聖霊神を裏側から見たところ。

●10:18 緩く登って北アルプスを振り返ったところ。
 
●平坦で散歩気分で歩けます。

●桐。実がたくさんついていました。
 
●枝にひっかかった白い羽根。この辺りをよく飛んでいる白鷺のものでしょうか。

●ややヤセ尾根になっても歩きやすい平坦な道が続きます。

●南西に冠着山(姥捨山)。ボコ抱き岩も見えます。ボコとは信州の方言で赤ん坊のことです。

●白樺の林。この辺りの山でこんなに密生しているのは珍しいと思います。
 
●白い樹皮は青空に映えます。

●前方に生萱、妻女山・天城山林道の分岐の山が見えてきました。
 
●北には斎場山と土口の集落。奥に戸隠連峰。

●尾根が広がってきました。カシワの木が多いところです。
 
●道は尾根の南面を巻いています。

●10:29 生萱からの登山道と合流。左に登るとすぐに妻女山・天城山林道の終点。麓の案内板に分岐点とあるところです。
 
●南西に古代科野の国の大王の墳墓といわれる森将軍塚古墳が見えます。
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