斎場山古墳巡り その1 2008.12.13
 12月13日(土)、古代科野の国の歴史の山「斎場山」へ、古墳巡りの山歩きに出かけました。斎場山は、本来の妻女山であり、古代は国造(くにのみやつこ)により祭祀の行われた神聖な山で、戦国時代は第四次川中島合戦において上杉謙信が本陣を置いたとされる歴史ある山です。その支山の薬師山には、埴科古墳群のひとつとして国指定史蹟の土口将軍塚古墳があります。

 そして、今回の一番の目的は、天城山の北の台地の堂平にある堂平大塚古墳を見学し撮影することです。子供の頃見た記憶があるのですが、あまりにおぼろげで不確かなため予想通り迷ってしまいましたが、麓で出合った地元の方のアドバイスで辿り着くことができました。ニホンカモシカにまた出会えたのもラッキーでした。小春日和の古墳巡りには最適の日でした。

■星印
のある写真をクリックすると拡大します。

■今回のコース
妻女山(旧名赤坂山411m)--旧山道--陣場平--蟹沢(がんざわ)--土口--蟹沢--堂平大塚古墳--天城山登山口--陣場平--東風越--斎場山(本来の妻女山513m)古墳--土口将軍塚古墳--東風越--林道(杏の里ハイキングコース)--妻女山(411m)
■全行程:約4時間・休憩を含む 気温:4〜9度 標高差:約300m
■登山地図にないコースです。★二万五千分の一地形図必須・季節によっては、熊・猪・スズメバチ・マムシ対策も。
★狩猟期は、ハンターが入ります。いずれも個人所有の山なので、マナーを守ってください。
■妻女山については、★「妻女山の真実」妻女山の位置と名称について の特集ページをご覧ください。


12月9日に妻女山で遭遇したニホンカモシカ

●じっとこちらを見つめるカモシカ。話しかけてみました。
 
●約10分間の出合いでした。
斎場山(妻女山)トレッキングルポ

●9:09 妻女山公園駐車場。正面の旧山道を登ります

旧道といってもこんなです。熊鈴はしまってあります。

●林道に出て再び左の旧山道へ。五感をフル動員して登坂。
 
●ここははっきりしていますが枯葉で滑ります。

●視線を感じてその方向を見ると。なんとまたニホンカモシカが。
 
●おまけに右奥には子供らしきもう一頭が。大きい方は先日出合った個体でしょう。

●針葉樹林の上にまわって観察。子連れらしいので無理に近づかないことにしました。こちらを伺いながらも子供を気にしています
 
●子供は興味津々の様子で私を見つめています。やがて母親に促されるようにしてゆっくりと去っていきました。

●左へ続く踏み跡を辿ってみました。
 
●柿の種が交じった糞。これは団子状がつながっているので、おそらく猪。

●眼下に清野小学校。この下が第四次川中島合戦で千人窪と呼ばれたところです。

●唐松林と小春日和の青空。

●宮村からの尾根に乗り、右に登って着いたところが陣場平。第四次川中島合戦で上杉謙信が陣城を築いたところという伝説があります。かなり広い平地が広がっています。
 
●迷いやすい陣場平を抜けて、妻女山から来る林道に出ました。ニホンカモシカ、ノウサギ、イノシシ、希に熊も出ます。

●天城山(左)と堂平古墳(向こう側)の分岐。
 
●ガマズミ。

●9:37 堂平大塚古墳入口の標識に沿って向こう側へ下ります。
 
●右前方上には天城山(てしろやま)694.6m。

●私有地立ち入り禁止の看板で上部に迂回。昔、ここに小屋と畑があった記憶があります。古墳が見あたりません。実は、このカットの右端に写っているのがその円墳だったのですが…。
 
●そこを越えて下ると蟹沢(がんざわ)。子供の頃、友達と沢ガニをたくさん捕りに来ました。実は、正しい蟹沢はむひとつ西の大きな谷で、ここは堂平の沢なのですが、蟹沢と呼んでいました。

●9:47 谷の源流部。昔の面影は全くありません

●谷を越えて登り返すと、きれいに下草の刈られた唐松林。戦後一斉に植林された落葉松が切り時を迎えていますが、この隣の唐松林はまったく手入れがされずに倒木だらけです。

●長い針状の毛がはえたような寄生植物。
 
●冬に寄生している落葉松が落葉しても、青々としています

●もうひとつ青々としているのがシダ類
 
●渡ってきた谷に林道が見えます。

●谷を渡って林道を下りながら古墳を探してみることにしました
 
●崩壊しています。足元からキジかヤマドリが飛び立ちました。

●下ると小尾根に出ました
 
●道は小尾根の先で右の谷へ下りています。

ヌタ場。猪かカモシカの足跡。

●藤蔓に巻き付かれてブランコ状になった倒木が二本。自然が作った不思議なオブジェ。

●谷底で林道は藪に消滅していました。また足元の笹藪からヤマドリが飛び出してびっくり。
 
●10:13 藪こぎして出たのは土口集落の最上部。

●右手に薬師山、奥には鹿島槍ヶ岳が見えます。手前の樹木はリンゴの木。柿の木には熊のものらしい爪跡。
 
●作業中のおじさんに古墳のことを聞いてみました。右手の沢を登っていくといいと言われました。写真は東風越方面。

●ということです。おじさんにも注意するように言われました。
 
●10:22 右手の道をつめます。こちらが本当の蟹沢です

●柿。熊が夜に登って食べるのでしょう
 
●左手に斎場山。ここで出合った人に古墳を聞くと山小屋の下の森の持ち主で、古墳は山小屋の裏の円墳と教えてくれました。

●そう山小屋の敷地の中だったのです。林道を登って堰堤の手前を左へ。この谷をつめると天城山直下に出ますが、ひどい急登です。

●教わった細い山道を登ります。熊鈴は外してあるので、気配や視線を感じるため周囲に注意して登っていきます。

●教わったとおりに成田山のお宮がありました。
 
●イワウチワの葉。春が楽しみです。

●なだらかな斎場山。
 
●眼下に土口の集落と遠くに北アルプス。

●ガマズミ
 
●堂平の台地。左手の踏み跡を辿ります。堂平は100mほど上にもうひとつ広い台地があります

●10:46 下草の刈られた落葉松林の縁に出ました
 
●蟹沢上部の急斜面。上にはトラバースする細い山道があります
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