奈良倉山-佐野山-1170 その1 2008.4.29
 4月29日(火)、長男とで奈良倉山へ。今回もサイマップ未掲載の長作から東尾根を登りましたが、前回同様、地形図の破線通りに限りなく近いと思われるヒノキ林の尾根を登りました。
 ヒノキ林が間伐されて、間伐材がそのまま放置されていたので、これを越えるのに難儀しましたが、尾根にのるとフジザクラ、キブシ、ミツバツツジが迎えてくれました。
 奈良倉山からは、林道を歩いて佐野峠、佐野山に寄ってから古道に入り、いつものように1170m峰の北西面巻き道ではなく、初めての北東面巻き道に足を踏み入れました。なかなか厳しい道でしたが、ヒナスミレや緑に萌え立つコケの胞子嚢、ヨゴレネコノメなどが目を楽しませてくれました。後は杖地蔵から、鶴川へと下りました。



 林道で坪山から大マテイ山へのツアー客とすれ違ったのには驚きました。奈良倉山方面から来て追い抜いていく単独ハイカーもけっこういました。坪山、大羽根峠経由で戻るコースも考えたのですが、坪山の混雑と高速の渋滞を考えて諦めました。
 最後の鶴川では、4月8日の豪雨で丸太の橋が流され、靴を脱いで痛いような冷たい水の中を渡川するはめになりました。それより驚いたのは、去年の台風の大雨でもそれほど変化がなかった川の様相が一変してしまったことです。どう見ても1トン近くはあっただろうという岩が跡形もなく流されて無くなっていました。自然の猛威をまざまざと見せつけられた気がします。
■星印のある写真をクリックすると拡大します。

■今回のコース
小菅村入口休憩所P--奈良倉山登山口--四阿--奈良倉山東尾根--十文字峠--奈良倉山(1348.9)--林道--1260峰下--佐野峠(小菅峠・旧松姫峠)--林道--佐野山--林道・坪山方面分岐--坪山・西原峠分岐--七保・佐野峠分岐十字路--1170m峰--坪山方面へ--1170北東面巻き道
--杖地蔵--1000m分岐--鶴川--佐野峠登山道入口--県道上野原丹波山線--小菅村入口休憩所P
■全行程:約8時間25分・休憩を含む 気温:10度-16度 標高差:約750m
■登山地図にないコースもあります。★二万五千分の一地形図必須・軍手・保護用メガネは必携です。熊対策も。
★旧佐野峠道は、鶴川が増水している場合は、渡れない可能性もあります。



●6:30 小菅村入口休憩所Pを出発。その前にきつねうどんで体を温めます。気温は10度。後方の坪山はガスの中。

●鶴川の橋を渡って右の長作観音堂裏手からも登れますが、今回は左へ進み、地形図の破線通りに谷筋から登ります。

二つ目の橋を渡ってカーブのすぐ先の登山口から登り始めます。近所の子犬が飼い主の制止も振り切ってじゃれついてきました。
 
●二つほど木橋を渡って渓流沿いに谷をつめます。ワサビの白い花が咲いていました。

●谷の上部から長作の集落と牛飼尾根方面。もやっています。
 
●6:48 四阿。

●朝露に濡れるモミジイチゴ。
 
●ヤマブキ。

●ヤマブキ。
 
●チゴユリ。

●植林帯を抜けると広葉樹の森。

●向かいの三頭山はガスの中。

●細い木の森を抜けます。
 
●クロモジの花。

●ヒノキの植林帯へ。なんと間伐されて明るくなっていました。
 
●しかし、そのために踏み跡(獣道)が見つかりません。記憶を頼りに右斜め45度へ登ります。地面はかなり水を含んでいます。

●間伐材に行く手を阻まれ、突破にかなり難儀しました。
 
●右手ヒノキの植林帯と左手赤松の混合林の境を直登します。

●オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)キク科の若葉。
 
●こんなですから、南の尾根へ大きくトラバースするのも手です。

●7:53 少し北にルートを外れたので、檜林を抜けると、眼下に鶴峠が見えました。左手にコースを替えて尾根に乗ります。

●芽吹きの広葉樹林の尾根を登ります。最も気持ちの良いところです。

●若葉に小さな甲虫。キクビアオハムシ。
 
●奈良倉山の西にある1321m峰。

●ユキザサ。
 
●ミツバツツジの若葉。

●雲が流れていきます。晴れるに従って湿度がどんどん下がるのが分かります。
 
●マメザクラ(フジザクラ)を撮影。

●白樺平。
 
●白樺。

●ミツバツツジ。

●白樺平先のコブに乗ると奈良倉山が見えました。

●8:18 十文字峠。
 
●左手は、3月24日に辿った佐野峠への古道。夏場は藪になり通行は無理です。

●急登をこなして…。
 
●8:33 松姫峠からの登山道に出ます。

●ホウノキの冬芽(とうが・ふゆめ)。新芽の頃から大きい。
 
●トチノキの冬芽。ねばねした樹脂で覆われています。

●トチノキの葉痕。★冬芽と葉痕
 
●陽が降り注ぎそよ風が渡る気持ちの良い広葉樹林。

●8:44 奈良倉山山頂(1348.9m)。別名、御坊山、茅平。

●南面の富士山展望所へ。今日は望めませんでした。15分休憩。

●朝露に濡れるエイザンスミレ。
 
●エイザンスミレ。

●林道のキブシ。
 
●北都留森林組合の人がたくさん入山して間伐作業をしていました。チェーンソーの音が響きます。無駄なダム建設や林道建設ではなく、森林保全に予算が回るようになってきたのでしょうか。緑資源機構の巨額汚職も記憶に新しいところです。

●満開のマメザクラ(フジザクラ)。
 
●淡い桃色が美しい。

●小ぶりな樹木ですが、個人的には一番好きな桜です。
 
●林道を佐野峠方面へ緩やかに下ります。
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