奈良倉山-古道探索 その1 2008.3.23 | ||
3月23日(日)、久しぶりの山は、花粉症の心配の少ない山域ということで松姫峠からの奈良倉山です。といってもその往復では遠足にもなりません。ということでかねてより懸案だった、十文字峠から佐野峠へ至る地形図には破線で記載されている古道を辿ってみることにしました。芽吹き前の今がもっとも見通しも良く、藪に悩まされることも少ないと思ったからです。 | ![]() |
昨年の4月28日に、家族で北尾根を登った時に奈良倉山直下の植林帯入口まで200mほど歩いてみたのですが、なんだか行けそうな気がしたので今回の挑戦とあいなった訳です。思ったよりも道の痕跡は残っていましたが、初夏以降はまず無理だろうということも分かりました。詳しいレポは、記事をご覧ください。 ■星印★のある写真をクリックすると拡大します。 |
■今回のコース 松姫峠--奈良倉山登山口--登山道--1321m--東尾根--登山道--奈良倉山(1348.9)--十文字峠--古道--1238峰下--佐野峠(小菅峠・旧松姫峠)--1260n峰西尾根--佐野峠--林道--松姫峠 ■全行程:約5時間弱・休憩を含む 気温:5度-15度 標高差:約200m ■登山地図にないコースもあります。★二万五千分の一地形図必須・軍手・保護用メガネは必携です。熊対策も。 |
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![]() ●7:20 松姫峠。パンとコーヒーで朝食。鶴寝山への尾根と右奥に浅間神社のある頂。左奥は大菩薩嶺。 |
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![]() ●楢ノ木尾根の向こうに純白の富士山。★大菩薩嶺パノラマ612k |
![]() ●牛ノ寝通りと大菩薩峠。★612k |
![]() ●7:25 奈良倉山登山道入口。 |
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![]() ●わずかに雪の残る登山道。 |
![]() ●しばらく林道と併走した後、1321を大きく北へ回り込みます。 |
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![]() ●鶴寝山北尾根と向かい合うように北へ。 |
![]() ●振り返ると松姫峠と鶴寝山。左奥に大菩薩嶺。 |
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![]() ●1321m峰の北側から頂上を目指します。 |
![]() ●イワウチワ。 |
![]() ●雲取山。 |
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![]() ●深い霜柱で、時折足がとられます。 |
![]() ●道自体が細く斜めなので滑り落ちないように注意しながら。 |
![]() ●大ブナの立つ気持ちの良い谷。★ |
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![]() ●最も雪が残っていた所。 |
![]() ●一週間もすれば消えるでしょうか。 |
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![]() ●左下から鶴峠からの道が合流。 |
![]() ●8:21 東面へ回り込んで十文字峠からの尾根を右へ登ると頂上。 |
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![]() ●8:30 奈良倉山(1348.9m)頂上。 |
![]() ●南面の富士山展望所で休憩。★ |
![]() ●北斎の「凱風快晴」は赤富士ですが、今日は見事な快晴白富士。大月市制定「秀麗富嶽十二景」。 |
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![]() ●8:40 二度目の朝食を食べて出発。戻ります。 |
![]() ●十文字峠への分岐。十文字峠方面は丸太で塞がれています。 |
![]() ●踏み跡はしっかりしていますが、小枝で目を突かないように注意。ポリカーボネートのメガネは必須です。 |
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![]() ●かなりの急斜面を下り、一度鞍部に下りて小さなコブを越えてひと下りすると…。 |
![]() ●8:53 十文字峠。左、白沢・鶴峠方面。右、廃道の佐野峠方面。前方、長作方面。長作方面は、途中道不明瞭なので経験者向きです。 |
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![]() ●この大木が立っていた頃は、お地蔵様があったらしいのですが…。下敷きになってしまったのでしょうか。 |
![]() ●白沢・鶴峠方面。鶴峠分岐までは、いい道のようです。 |
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![]() ●8:54 佐野峠に向かって廃道の古道へと出発。道はほぼ水平についているはずです。 |
![]() ●すぐに細くなってしまいます。 |
![]() ●前回辿った峠から200mほど先の植林帯入口。 |
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![]() ●植林帯の中の道も崩壊している場所があります。 |
![]() ●見上げると覆い被さる大岩。こんな崖がしばらく続きます。 |
![]() ●足の幅ほどの踏み跡しかないので、バランスをとりながら。 |
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![]() ●ここが谷の一番奥のようです。右前方は、地形図通りに尾根が緩やかになります。 |
![]() ●踏み跡を辿ります。この辺り、道の痕跡はほぼ無くなっています。あるのは動物たちの踏み跡のみ。 |
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![]() ●鹿や猪の踏み跡を辿ります。 |
![]() ●猪が激しく掘り起こした跡。 |
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![]() ●再び植林帯を抜けて。比較的植林帯の中の方が、道がハッキリと残っています。 |
![]() ●倒木の散乱する地帯。バラもあるので剪定ばさみで切りながら進みます。 |
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