大マテイ山-鶴寝山 その2 2007.4.1

●日常的に持っている物差しが役に立たない大きな空間と巨樹。

●大トチの根元の虚に腰をかける次男。

●私も巨樹の上に回って撮影。
 
●トチノキ特有の剥がれ落ちる樹皮の質感は、まるで苔むした古城のよう。

●上側の大オトチから下側の大トチを見たところ。
 
●倒れた大ブナの根元は大きな穴が空いています。思いの外根が細く浅いのに驚きました。春の嵐に耐えきれずに倒れたのでしょうか。相当な轟音が谷に響いただろうと思われます。

●逆光の大トチ、
 
●大トチを初め、ブナやミズナラの巨樹を育む神秘の谷。右に見えるトチノキの巨樹は、高さ35m以上か。思うにこの谷は、深さと幅が絶妙な大きさを持っていると思うのです。もっと広ければ、空が見えてしまい、この巨大な伽藍はなくなります。もっと狭ければ、既に知られている山沢へ下る道筋にある大トチの谷のように巨樹だけが目立つ空間となるわけです。そういう意味でもこの谷の大きさは、巨樹の高さとピッタリと合っていると思うのです。まさに自然の作り出した偶然の驚異の空間。


●上側の巨樹を谷の反対から撮影。★714k
 
●その他にも谷には、色々な巨樹がせめぎ合って林立しています。どれもみな高さは30m以上。

●一度谷の底へ下りて下側の大トチへ向かいます

●下側の大トチは、上より幹が太く樹齢も長そうです。

●下側の大トチを、さらに谷を下って撮影。
 
こちらの幹は更に太く逞しい。

●その大トチの根元で。コロボックルの世界です。
 
●こちらもかなりの急斜面に在ります。谷の底に散らばる白っぽい大きなものは、ホウ葉味噌に使われるホウノキの葉です。

●逆光をあびる大トチ。
 
●巨樹を育む神秘の谷の全景。これから芽吹きが始まり、緑の天蓋で覆われると、この谷は閉ざされた巨大な伽藍と化し、森の動物たちの揺りかごになるのです。谷の底には、鹿などが泥あびするヌタ場もできます。この谷へ通じる獣道も何本も見られます。

●そのトチノキの巨樹に棲む一匹の毛虫。★別カット
 
●下側の大トチ越しに上側の大トチを見たところ。★横位置カット

●谷の底で記念撮影。そろそろ戻る時間です。

●10:37 まず谷を上側の大トチまで戻ります。

●ここまでもかなり急です。倒木でひと休み。かなり乾燥してきて、すぐに喉が渇きます。
 
●この急斜面を直登します。去年は40分かけて下からこの谷を登ってきました。難儀しました。

●倒木に芽吹いたコケの花。
 
●萌え立つような緋色が美しい

●先端には胞子嚢。
 
●ところによっては45度以上の急斜面。足場を確保しながら這々の体で。去年の4月は凍結していたので、また大変でした。

●先頭の長男が転倒。斜面にしがみついて難を逃れました。足を置くところを誤ると1mぐらいずり落ちます。
 
●連れは行き場を失って右往左往。それでもなんとかルートを見つけて…。

●大トチがかなり下になりました。もう少し…。

●11:00 やっとなだらかな斜面に到着。倒木でひと休み。やれやれ。

●11:09 出発。帰りは尾根の稜線を戻ります。
 
●大蛇のような蔦。

●朽ちた倒木にコケと青緑の物体。
 
●おそらくロクショウグサレキンの菌糸。

●牛ノ寝通りは、昔は標識もなくマニア好みの山でしたが、今は北面に水源林巡視路、南面に新しく日向道ができて標識も整備されました。それでも尾根の道は、昔のままです。
 
●はっきりした踏み跡があるわけではないので、尾根筋を外さないように歩きますが、朽ちたスズランテープのマーキングより、迷ったら尾根のほぼ中央にある水道局の用地境界を探す方が賢明です

●それがこれです。迷ったらこれを探しましょう。
 
●北面の眼下には、葛野川ダムの蒼い湖面が見えます。

●ナガバノコウヤボウキの薮を抜けて

●変形菌を見つけました。

●倒木の上でひと休み。冬枯れのため奥多摩の山並みが見えます。その山座同定をしているところ。
 
●大きさが15ミリほどの蛾。

●大ブナに抱きついて。木にも体温があると言っています。
 
●興味の赴くところへ行ったり来たり。


●11:43 山沢入のヌタに戻りました。山沢入は、大マテイ山の別名で、そこにあるヌタ場ということなのでしょう

 
●ここから大トチ、わさび田を経て小菅の湯に下れます。ゆっくりと約2時間ぐらい。一部崖崩れの起きやすい難所があります。

●ここからは新しい南面の日向道を行きます。
 
●木製のベンチのあるミズナラのポイント。
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