妻女山(赤坂山)より鞍骨山を望む 2006.12.31
●妻女山(赤坂山)からは、鞍骨山の尾根が縦になるため、短く感じます。左のピークは、鏡台山からの尾根(戸神山脈)の先端です。そこと鞍骨山の間は鋸状の尾根ですが、それとは別に人工的な堀切もいくつか見られるようです。この尾根の北面は、かなりの急傾斜ですが、南面はやや緩やかで、鏡台山へ通じるちゃんとした道も通っていたということです。現在も細い道があります。鞍骨から鏡台山までは5キロほどですから、山に慣れていればそう大変な距離ではありません。一度、新緑か紅葉の頃に歩いてみたいものです。熊対策は必須です。
●武田氏滅亡後、鞍骨城は『景勝一代略記』によると、1982(天正10年)7月に上杉景勝が「清野鞍掛山の麓、赤坂と云所に御馬を立てられ、・・・鞍掛山へ御上がり云々」〔『信濃史料』〕との記録があり、景勝と北条氏政が川中島四郡支配を争った際に、上杉方がこの一帯に陣取った様子が記されています。ここでいう赤坂とは、ここ赤坂山のふもとのことでしょう。つまり当時から赤坂山という呼称はあったと考えられるのです。また、そういう経緯から、今の鞍骨城は、景勝時代の姿ではないかとも考えられます。

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