深大寺-深大寺城跡 2006.12.10
 12月10日(日)、武蔵野にも初冬の香りが漂い始めた小春日和の昼、長男とサイクリングに出かけました。深大寺は、観光客もわりと少なく、巷の師走の慌ただしさをよそに静かな佇まい。名物なんじゃもんじゃの黄葉は、見頃を過ぎていましたが、その分落ち着いた散策ができました。



 贔屓の「玉乃屋」で大盛りをたぐった後は、神代水生植物園へ。上の深大寺城跡は、いつもと変わらず静寂の中。相変わらず訪れる人もまばらでした。大榎が色づき始めてていました。帰路のカニ山では、少年達が焼き芋をしていました。武蔵野の静かな午後でした。
■星印のある写真をクリックすると拡大します。

■今回のコース
野川遊歩道ー--深大寺--玉乃屋--神代水生植物園--深大寺城跡--カニ山



●調和小の銀杏並木。
 
●鷺とカルガモが遊ぶ野川。ソメイヨシノは、ほぼ落葉。小春日和の遊歩道は、寒風もなく暖かい。小春は、旧暦の10月ですから11月から12月頭頃までをいうのでしょうが、暖冬だからか地球温暖化のせいか東京では真冬でも小春日和の日があるような気がします。アメリカではインディアン・サマー、ドイツではお祖母ちゃんの夏、ロシアでは婦人の夏とみんな夏ですが、日本の夏は蒸し暑いので小春なんでしょうね。

●深大寺温泉ゆかりの横の急坂を上り修道院の前を過ぎると深大寺が見えてきます。猫が散歩。
 
●自転車をひきながら「一休庵」横の坂を上ります。師走に入って観光客もまばら。江戸時代の深大寺絵図と深大寺の歴史のページはこちらをクリック

●暖冬のせいか、今年のモミジの色付きはもうひとつでしょうか。
 
●神代植物公園の南門前に自転車を止めてまずは「玉乃屋」へ。青竹でふき直された屋根もいい色に枯れてきました。野外の焚き火の近くに着席。おばさんがテーブルの枯葉をよけてくれました。

●手打ち外二そば(蕎麦粉84%、つなぎ16%)の大盛りをいただきました。つゆはあっさり辛めで私好み。ぴんと角の立ったコシのある蕎麦をたぐっていると、焚き火の煙が錦秋の空にゆらゆらと登り、枯葉がハラハラと舞い落ちてきます。
 
●濃いめの蕎麦湯もしっかりいただいて満足。

●再び自転車をひいて坂下へ。
 
●初詣を控えてふき直された深大寺山門。★別カット

●境内に入ってなんじゃもんじゃの木の下へ。黄葉は盛りを過ぎていました。
 
●高浜虚子の像から藤棚越しに見上げるなんじゃもんじゃとモミジ。

●なんじゃもんじゃの黄葉越しに見る深大寺本堂。正式名称は、天台宗別格本山浮岳山昌楽院深大寺。
 
●「常香楼」脇のひときわ鮮やかなモミジ。

●「手水舎(ちょうずや・てみずや)」には、ユキノシタがびっしり。「天ぷらにするとモチモチして美味しいんだよね」「おう」と、食いしん坊な我ら親子。
 
●初詣やダルマ市に比べると人もまばらな表参道。煎餅屋のおばさんも所在無さ気。

●初冬の日溜まりでは「門前そば」の蕎麦団子を食べるカップル。
 
●その「門前そば」の前を抜けて深大寺城跡へ。

深大寺から200mほど南東にある神代水生植物園。
 
●冬枯れの表情を見せる水生植物園。

●湧き水の流れる橋を渡って細い小径を登り深大寺城跡へ。
 
●登り詰めると第一郭跡。正面の櫓台(やぐらだい)手前に深大寺城跡の石碑と説明看板があります。
●深大寺城の歴史についてまとめたページはこちらです。

●都旧跡深大寺城跡。
 
●第一郭の佇まい。当時はこの方向(南面)が一望できるようになっていたとか。

●虎口(こぐち)の土橋を通って第二郭跡へ。お馴染みの大榎が迎えてくれました。
 
●オオエノキの枝越しに見る第二郭跡。ポツポツと置かれた石は城郭の柱の跡です。

●第二郭の向こうは第三郭なのですが、現在はテニスコートになっています。
 
●オオエノキの影の向こうに南米原産のパンパグラス。

●オオエノキから虎口を見たところ。
 


●エノキの葉には、なにか不思議なものが…。


●虫コブ(ゴール)です。
 
●枯葉の座るベンチ。

●まるでモダンアートの作品のような城郭の柱の跡。
 
●ほとんど使われずに廃城になったという説もあります。

●雲ひとつ無い12月の空。
 
●榎は下から大きな枝が張り出すので大きな日影を作ります、そのためか一里塚によく植えられたそうです。

●土塁と空掘、土橋を見たところ。保護のために埋めてありますが、実際は深さ3m以上あり、土塁や土橋ももっと狭く傾斜が急であったと説明版に書いてあります。
 
●オオエノキを見上げて。滑らかな樹皮は象の肌のよう。★別カット

●きれいに苔むした樹皮。
 
●前日の雨でコケの花も活き活き。★別カット

●苔むした主幹は大きくふたつに分かれています。
 
●ベンチの下の日溜まりに…。★別カット

●第一郭へ戻り、櫓台(やぐらだい)へ登ってみます。
 
●櫓台から見たオオエノキ。★横カット

●望遠レンズのカバーをつけて息子が撮った大榎。
 
●モミジの絨毯を踏んで水生植物園へ下ります。

●途中から枯葉の匂い香る横道へ。
 
●水生植物園の小径から深大寺城跡を見上げたところ。枯れ野には、セイタカアワダチソウなど外来種も多く見られます。植物園ならこういうものは根絶してもいいと思うのですが…。

●水田に流れ込む水に油膜のような不気味なものが…。実はこれは通称カナケと呼ばれる鉄バクテリアによるもの。油膜との見分け方は、棒を指して膜が元に戻らなければバクテリア。もどれば油膜だそうです。もっとも石油なら臭いを嗅げば分かります。
 


●木道から水生植物園の入口方向を見たところ。


●入り口付近の紅葉
 
●自転車に乗って深大寺自然広場を抜け、野草園上のカニ山へ。この小径は、息子が3歳ぐらいの夏に鎌首を持ち上げた大きなシマヘビに追いかけられたところ。

カニ山キャンプ場では、少年達5、6人と大人が一人で焼き芋を焼いていました。
 
●そこを抜けると武蔵野の小径は一面の赤絨毯。

●どこの深山というような山道を下ると…。
 
●昔、子供達を遊ばせに来たカニ山の広場。帰路につきます。
MORI MORI KIDS ■MORI MORI KIDS Nature Photograph GalleryI ■CAPINO CAPINO(C) in Tokyo Japan since 08.04.2003
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