奈良倉山-旧佐野峠道 その1 2006.11.3 | ||
11月3日(金)、次男と奈良倉山へ。今回も長作から登りますが、前回見つけた地形図の破線通りかも知れないというヒノキ林の踏み跡を辿ってみることにしました。御獄神社へ下りている尾根との合流点まで行ければあとはいつも通り、十文字峠経由で奈良倉山です。このルートは、整備されれば、とてもいいハイキングコースになると思うのですが、今は地元の人もあまり登らないようです。 |
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奈良倉山からは、松姫林道を歩いて佐野峠、その先から古道に入って旧佐野峠道を下りました。暖かい日が続いたせいか紅葉の色付きはもうひとつですが、静かな山歩きを楽しむことができました。また、前日に雨が降ったせいかこの季節ではあまり見られない変形菌も見ることができました。 ■星印★のある写真をクリックすると拡大します。 |
■今回のコース 小菅村入口休憩所P--長作観音堂--アスレチック展望台--四阿--奈良倉山東尾根--十文字峠--奈良倉山(1348.9)--林道--1260峰下--佐野峠(小菅峠・旧松姫峠)--林道--林道・坪山方面分岐--坪山・西原峠分岐--七保・佐野峠分岐十字路--旧佐野峠道(1170m峰北面巻き道)--地蔵--1000m分岐--鶴川--佐野峠登山道入口--県道上野原丹波山線--御獄神社(牛飼)--小菅村入口休憩所P ■全行程:約7時間50分・休憩を含む 気温:7度-15度 標高差:約750m ■登山地図にないコースもあります。★二万五千分の一地形図必須・軍手・保護用メガネは必携です。熊対策も。 ★旧佐野峠道は、鶴川が増水している場合は、渡れない可能性もあります。 |
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![]() ●7:05 小菅村入口休憩所Pを出発。長作の集落に向かって県道上野原丹波山線を歩きます。昨夜は雨が降った様子。鶴川の水量は、やや多めです。 |
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![]() ●鶴川の橋を渡って前方の坂を上って長作観音堂へ。観音堂の右手から登ります。この橋を渡って左へ進み、谷筋から登る行き方もあります。いずれも奈良倉山までの明瞭な登山道はありません。 |
![]() ●7:15 お堂の口伝悲話由来はこちら。建物についてはこちら。★ |
![]() ●貯水タンクの下に咲いていたタイアザミ(トネアザミ)。 |
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![]() ●朝露の光るタイアザミ。★ |
![]() ●アザミのトゲは動物などに食べられないようにあるのでしょうか。★ |
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![]() ●アスレチックの上の展望台から、これから登る尾根を見たところ。 |
![]() ●7:27 四阿。左下から谷筋の道が合流。 |
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![]() ●一応、奈良倉山・十文字峠とありますが、明瞭な登山道があるわけではありません。経験者向きです。 |
![]() ●朝日がこぼれる植林帯を登ります。息子はここで杉の枝の杖を調達。 |
![]() ●8:07 急斜面に突き当たったところで、いつもは左へトラバースするのですが、今回は右へ、地形図の破線の道と思われるかすかな踏み跡をたどります。ま、獣道ですね。 |
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![]() ●しばらく行くと水のわき出た窪みを超えて、踏み跡は尾根の高みへ続いています。(この植林帯は、その後間伐されました。そのルポはこちらです。) |
![]() ●8:13 尾根の高みで踏み跡が消えました。これ以上進むと向こう側の谷へ下りてしまいます。ここから尾根の稜線を直登します。 |
![]() ●やがて左に赤松混じりの自然林が現れます。右が植林帯の境を真っ直ぐ登っていきます。小腹がすいたのでコロッケを。 |
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![]() ●8:28 左手の植林帯に作業道が見えてきます。以前長男と下った道です。この道は、登ってきた尾根とは反対側で途切れています。詳しくは05年4月10日のルポを。 |
![]() ●作業道をジグザグに登ります。途中の切り株にクリタケ。★別カット |
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![]() ●8:34 ヒノキ林を左へトラバースして登ってくる道が左から合わせます。作業道は真っ直ぐ続いていますが、すぐ右の尾根にとりつきます。結局、左の尾根へ長くトラバースするコースよりも25分ほど早くこの地点に着きました。 |
![]() ●尾根の高みを登って行きます。昨日雨が降ったせいか落ち葉がカサカサ鳴ることもなく、しっとりとしています。5月に見られたブナ科の実生は、ほとんど絶えて見られません。 |
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![]() ●色付き始め。 |
![]() ●気持ちの良い森を登っていきます。★ |
![]() ●私が踏みつけそうになったチャナメツムタケ。★アップ |
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![]() ●クリタケ。★ |
![]() ●大きなクリタケ。 |
![]() ●9:21 十文字峠。 |
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![]() ●右手、小菅村方面は、鶴峠からの登山道と交差するところまでは明瞭ですが、その先はかなり不明瞭のようです。 |
![]() ●左手、佐野峠方面は、完全に廃道になっていて道上にも低木が生い茂っているありさまです。★この古道を踏破したルポはこちらです。 |
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![]() ●鮮やかな黄緑。 |
![]() ●ひたすら真っ直ぐ登ります。 |
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![]() ●菱形の葉なのでマンサクでしょうか。★ |
![]() ●9:45 松姫峠からくる登山道に出ました。 |
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