雨の牛ノ寝通り その1 2005.10.16
 10月16日(日)。天気予報では、雨は明け方にあがり午後からは晴れるというものでした。7月18日に霧の牛ノ寝通りを撮りたいと思ったら突然の梅雨明け、今回こそ霧に煙る牛ノ寝通りと、露のついた苔の花やきのこがが撮れるだろうとでかけました。
 天気予報は見事にはずれて一日中弱雨となりましたが、お陰で幽玄に煙るブナの森を満喫することができました。


 9月18日には、大マテイ山の大ブナやミズナラの大木が林立する神秘の谷で、樹高30m以上あるトチノキの巨樹を発見しましたが、今回は、すでによく知られている大トチに、また会いに行きました。今年は急激な冷え込みがないために紅葉の進み具合も遅いようですが、大トチは早くも色づき始めており、その雄大な姿はやはり見応えのあるものでした。

■今回のコース
松姫峠--鶴寝山北面巻き道--山沢入のヌタ--大マテイ山(1409.2m)--尾根の作業道--山沢入のヌタ--大トチ(トチノキの巨樹)--鶴寝山北面巻き道--松姫峠
■全行程:約6時間・休憩を含む 気温:15度 標高差:約400m
蜂対策。熊対策を。


●7:00 国道139号線松姫峠(1250m)を出発。気温15度。車内で朝食をとって雨の中を歩き始めました。倒れたばかりのブナ。
 
●雨に濡れた登山道は、歩いても枯葉の音もしません。早春にまず咲くマンサクは、早々と落葉していました。

牛ノ寝通り、山沢入のヌタ。クリックで拡大。
 


秋雨に煙る森。クリックで拡大。


●少しだけ秋の気配。
 


●ヌメリツバタケモドキ。


●ブナの倒木にブナハリタケ。雨水をたっぷり含んでいるので採ったら軽く絞って水分を抜きます。キノコ蠅がたくさん舞っています。

 
●ブナハリタケを下から見たところ。針のようなひだが特徴的。独特の芳香と多量のキノコ蠅のウジで、好き嫌いの分かれるキノコです。


●同じ倒木に咲く苔の花。バックの白いのはブナハリタケ。

 


●苔の花の向こうに未確認静止物体が…。


●アップにするとこんな表面。
 


●ホコリタケの仲間。倒木から出ているのでタヌキノチャブクロか。


●ブナの倒木には、ブナハリタケ、苔の花、実生などたくさんの生物が棲んでいます。

 
苔の花とブナハリタケ。クリックで別カットが拡大。

●ブナハリタケの白さは、雨に煙る暗い森でひときわ目立ちます。
 


倒木越しのブナの森の風景。クリックで拡大。


●8:30 大マテイ山(1409.2m)。もちろん誰もいません。晴れていれば見える、旧500円札に描かれた富士山を撮影した山として有名な雁ケ腹摺山(がんがはらすりやま)1874mも雲の中。

 
ヤマトリカブトの花。クリック別カットが拡大。


●ここで二回目の朝食。

 


●それにしても紅葉が遅いですね。


●おにぎりを食べていると羽化したキノコ虫がたくさん顔の周りに飛び交います。鬱陶しいことこの上なし。
 


●木の根元にクリタケが。


●こちらにはかわいいハナイグチの幼菌。

 
●ミズナラの大木。よじれて天を穿つ。

●雨は木々の枝葉の天蓋が遮ってくれます。
 


●雨で濡れているので、枯葉を踏んで歩いても音がしません。


●静寂の森。

 
●苔むしたブナの大木。クリックで別カットが拡大。


●牛ノ寝通りには立ち枯れのブナもたくさんあります。

 


●林下には、ヤブレガサ、オクモミジハグマ、コアジサイ、ナガバノコウヤボウキ、ブナやカエデの実生など。


●立ち枯れのブナに大きなツキヨタケ。
 


●そしてブナハリタケ。クリックで拡大。


まるで舞台のような、そこだけ光が差しているブナの倒木のある一角。クリックで拡大。

 
●そのブナの倒木に、小さな耳の様なキノコと苔の花。クリックで別カットが拡大。

雨露をいっぱいためて。クリックで別カットが拡大。
 


同じ倒木にキノコ。クリックで別カットが拡大。


●巨人が倒れて朽ちていくような様。

 
●鳥の声も虫の声も無く…。

●モミジもまだ青々としています。
 
●聞こえるのは静かな雨音のみ。
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