熊倉山-三国山-茅丸-連行峰-生藤山 その1 2004.9.19
 9月19日(日)、神奈川県・山梨県・東京都の三都県にまたがる三国山周辺を歩いてきました。下界は猛暑の名残で30度を超える暑さ。けれども午前中は乾いた秋の風が尾根を渡り、気持ちの良い山歩きができました。
            
 この辺りは、子供達が小さいときから、もう幾度も来ている山なので、けっこう詳しいのですが、それでも来るたびに新しい発見があります
。連休にもかかわらず、紅葉にはまだ早いからか、人は少な目でした。


 今回は、きのこ狩りも大きな目的のひとつだったので、今まで踏み入れたことのない所にも入りました。なんでもない低山ですが、なかなか奥が深いと思います。
            
 ちょうど山栗のシーズンで、たくさん拾いました。キノコはたくさん出ていましたが、ほとんどが毒キノコ。それでもタマゴタケがたくさん採れました。似た毒キノコもあるので同定は慎重になりますが、欧州では近似種が、帝王のキノコと呼ばれるほど美味しいキノコでもあります。

■今回のコース
軍刀利神社--奥の院--女坂分岐--元社分岐--軍刀利山(元社)--南郷都有林--熊倉山(966m)--元社(960)--三国山(950)--茅丸北面巻き道--茅丸(1019)--連行峰(980)--茅丸南面巻き道--生藤山(990.3)--三国山--軍刀利神社分岐--奥の院--軍刀利神社
■(全行程約7時間25分・休憩を含む) 気温:15度-26度。



●6:50 軍刀利神社を出発。横になだらかな道もあるのですが、神社の石段を登りました。
 
●大きな杉の木が迎えてくれます。


●まず水分の補給ではなくて、清めの水。

 


●本殿です。 祭日は、1月1日:歳元祭り、4月19日:例大祭、10月19日:秋祭り、11月23日:新嘗祭、12月31日:除夜祭。


●本殿脇の建物。軒下には日本武尊にちなむ大きな太刀が奉納されています。
 


●本殿奥の建物では見事な細工が見られます。


●新しく寄進された鳥居をくぐって奥の院に向かいます。

 
●ミズヒキ(水引)タデ科。これはまだ蕾ですが、咲くと上は紅、下は白の紅白の可愛い花です。

●奥の院とその上の軍刀利山(元社)が見えてきました。
 
●参道が整備され、山の斜面の木が切られて大桂がよく見えます。


●7:05 奥の院着。


抱き合わせの大桂から縁結びの神ともいわれています

●「大きいなあ。甘いいい香りだね。10月になるともっと香ったよね」「ケーキ屋さんの匂いだ」ここで朝食。
 


●7:10 5分休憩で出発。あまり花が咲かないというキッコウハグマ(亀甲羽熊)キク科。羽熊とはチベットのヤクのことだそうです。ハタキに似た花が、ヤクの尻尾で作った飾りに似ているのでそう呼ばれるようになったとか。この季節、山では色々なハグマが見られます。


●シモバシラ(霜柱)シソ科。初冬に吸い上げられた水が裂けた茎からしみ出して氷の帯を作ります。でも花も霜柱に似ていると私は思うのですが…。他にも霜柱を作る植物はあるそうです。

 
●両側にシモバシラの花が咲く場所を通り、植林帯に入ります。

●キバナアキギリ(黄花秋桐)シソ科が登山道脇にたくさん咲いていました。針葉樹林をジグザグに登ります。
 


●変形菌好きの長男が、登山道の土止めの丸太の切り口に変形菌を見つけました。クリックで拡大。


●7:43 赤松の混じった照葉樹林が現れると、女坂分岐です。左・女坂元社25分、右・三国山45分とあります。

 
●シロオニタケ。クリックで拡大。


●女坂に入ってキノコを探しています。毒キノコしかないね。

 


●女坂という割には細く、急斜面を通っています。猪が崩した箇所もありました。


●上を見上げると今にも崩れそうな岩が。
 


●この辺りは地層がかなり急角度で立っているのが分かります


●毒キノコは色々出ています

 
●7:57 元社の分岐。女坂は約15分で通過。去年の秋、ここでサルの群と遭遇しました。右・三国山20分、左・元社10分です。

●元社へは、急な階段を登ります。
 


●8:08 元社のある軍刀利山(950m)。昔はここに神社があったらしいのですが、北条方に焼かれて麓に降りたとか。鳥居は山岳写真家の白籏史朗さんが奉納したものです。


●頂上は平らで見晴らしが良く気持ちの良いところです。クリックで拡大。

 
●丹沢山塊、蛭ヶ岳あたりでは滝雲が流れ落ちていました。

●連休なので談合坂サービスエリアは満車でした。その談合坂からこちらを見たカットです
 
●タイアザミ(痛薊)に吸蜜中。クリックでアップが拡大。

●イチモンジセセリかな。熟練すると羽の丸みで種類分けができるらしいんですが…。
 
●同じくタイアザミに吸蜜中。クリックで拡大。

●ちょっと色あせたツノアオカメムシ。
 
●ここで2回目の朝食。13分休憩しました。

●切り株の上にクルマバッタモドキかな。
 
●8:21 出発。たぶんオオシロカラカサタケ。猛毒。

●山栗拾いです。そこへご婦人が3人。少し拾って去りました。そうなんです。栗を拾っていると全然先に進めないんです。
 
●前回の三頭山の栗がおいしいタルトになったので彼らも味をしめたようです。今年は実なりがいいので猿や猪も嬉しいでしょう。

●8:47 熊倉山との間にあるピークです。
 
●左、熊倉山0.4km・浅間峠2.6km、右、三国山0.7km・生藤山0.9kmとあります。

●とある枝尾根へ。まず見通しのきく安全な所を下ります。
 
●等高線に沿って横に歩きます。時々地形図で位置を確認。

●探しながら尾根の高みへ。
 
●9:23 熊倉山頂上。

●ミヤコザサに隠れてタマゴタケ発見。この辺りでは、例年なら今の時期に採れるキノコではありません。テングタケの仲間は猛毒のものがあるので同定は慎重に。タマゴタケモドキは猛毒です。
 
●イグチ科のキノコ。他にもフウセンタケ科、ベニタケ科のキノコがたくさんありましたが、不食か毒キノコでした。ハツタケの仲間も可食と毒が似ているので注意が必要です。
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