大マテイ山-狩場山-鶴寝山 その3 2004.8.7

●枯れ木に青いキノコ? 肉眼では形が分からないほど小さいクリックで拡大。

腐朽木を青緑に染めています。クリックで拡大。

●鹿の糞がたくさんありました。空き缶が落ちていたりするので、キノコ狩りの人が入るのでしょうか。ゴミは捨てないようにね。
 
●10:24 標識のひとつもありませんが、ここが一番高いところなので、狩場山(1376m)の頂上だと思います。

●下を見るとこんなです。迷いそうです。
 
●尾根を戻ると右手に登山道が見えました。左へ戻ります。

●ショナメに下る途中に山の神がありました。
 
●10:47 大ダワに戻りました。クリックでアップが拡大。

●これはどうしたのでしょう。クリックでアップが拡大。

●北西の方角で雷が鳴り始めました。帰ろう。

●ここ数日、この辺りは午後から雷雲が発生しています。今日も不安定な天気で、午後から雷雨と予報が出ていました。
 
●エイリアンのような何かが枯れ木の虚に。粘菌です。クリックで拡大。

●大マテイ山を巻く登山道の曲がり角で。
 
●ブナの大木。

●相変わらず雷鳴が聞こえます。ブナの森もなんだか静まりかえったようです。
 
●倒木に、これはスギヒラタケかな。

●大きなブナの木の下で虫を探しています。
 
●時々雷が聞こえます。

●11:14 山沢入のヌタに戻りました。
 
●倒木の近くに小さなキノコ。

●鶴寝山に登ることにしました。左が巻き道、右が鶴寝山への道。ここも特に標識はありません。方向音痴の人には向かない山です。

●ヤブレガサに混じってレンゲショウマが。

●レンゲショウマ。クリックで拡大。
 
●曇り空の薄暗い林下。しかも逆光と難しい条件です。

●小さな虫がたくさん。
 
●この先で分岐します。右は巻き道、頂上へは左へ登ります。

●鹿も食べないというマルバダケブキ。
 
●寄るとハチが盛んに吸蜜中。

●セイヨウミツバチかトラマルハナバチでしょうか。
 
●とにかく一心不乱に吸蜜中。脚には花粉がびっしり付いています。

●葉の裏に潜む虫。クリックでその正体が…。

●しばらく巻き道を行き、それから頂上近くにある二本の大きなブナを目指して直登しました。

●11:48 鶴寝山(1368m)です。
 
●南側の楢ノ木尾根を見ると雲に覆われています。

●頂上付近に咲くミヤマママコナ(深山継子菜・深山飯事菜)。
 
●すぐに出発。松姫峠への下りは少し急です。峠まで10分足らず。

●雷の音はなくなり、陽も差してきました。
 
●けれども北の空を見ると、相変わらず黒い雨雲がわいています。

●アカキクラゲ科。ツノマタタケ。クリックで拡大。
 
●12:08 松姫峠に到着。雷雨も来そうなので急いで帰ろう。虫コブのレポートも書かなきゃいけないし。
ゴール(gall)・虫コブ・虫えい

●採取してきた虫コブ。葉はマンサクのものだと思われます。

●葉の裏には小さな穴が。幼虫が出る穴。

●中を見ると小さな虫がいました。マンサクフクロフシアブラムシ。
 
●こちらは同じ枝にできた違う形の虫コブのマンサクメイガフシ。虫はマンサクメイガフシワタムシ。

●やはり裏には穴が空いています。アブラムシは日本だけで600種いるといわれています。アリと共同生活をするためにアリマキともいわれます。夏に雌が無性生殖で幼虫を産み、秋になると雄が現れ、交尾して卵を産みます。植物の汁を吸うときに、植物の生長を促進する物質(植物ホルモンやアミノ酸など)を出し、その植物を変形成長させます。そのメカニズムは、非常に複雑ですが、人工的に虫コブを作る研究も既に進められています。
 
●半分に切ると、虫がうじゃうじゃ。マンサクメイガフシワタムシ・アブラムシ科。

●マンサクメイガフシワタムシの成虫有翅型も出てきました。体長約2ミリ。年2回、上のような有翅型成虫が現れると、移動して寄生する植物を代えるそうです。
 
●台紙をはじくと羽をふるわせます。実は、虫コブは古くから利用されてきました。マタタビはマタタビミミタマバエの作る虫コブができて初めて価値あるマタタビ酒になります。また、お歯黒、染め物(正倉院にあり)、薬、インク、占いなどに使われてきました。

●マンサクメイガフシワタムシの成虫無翅型。体長は2ミリぐらい。一般的に虫コブが自然科学的に使用され、研究されるようになったのは17世紀から。
 
●葉には小さなクモがついていました。コハナグモのようです。クリックで拡大 
■参考文献:「自然史双書 虫と植物の奇妙な関係 虫こぶ入門」薄葉重著 八坂書房
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