養沢神社-サルギ尾根-高岩山-御岳山-七代の滝-神社 2003.11.24
 今回は、サッカーの試合の長男を置いて次男とふたりのトレッキングです。彼の希望で御岳山。といっても彼の目当てが神社のお参りであるはずもなく、お目当ては紅葉屋の蕎麦。御岳山は6月に大岳沢から大岳山、御岳山、日の出山と歩きましたが、今回は別のコースを歩きたいと、地図とにらめっこ。
            
 江戸時代は、南面の御岳沢、養沢側が表参道だったそうです。日の出山から下るときに古い石段がありましたが、あれもそうでしょう。現在の表参道は、御岳山の北面、JR御岳駅からケーブルカーの駅へ、ケーブルカーで山頂へというのが一般的です。



 それに、南側の方が登山者が圧倒的に少なく、静かな登山が楽しめます。ということで地図を見ると、養沢神社の裏から御岳山まで尾根が続いているではありませんか。サルギ尾根といいます。よしここを登ろう。里山なので、たいていの尾根には道があるはずです。早速調査開始。
            
 ネットその他で調べると、不明瞭ですが、なんとか子供でも行けそうです。このコースに決定。美味しい蕎麦が待っているとなれば、彼も多少の藪こぎや急登があっても平気でしょう。
 さて、天気は下り坂ですが、なんとかもちそう。灯りが灯る夜明け前の中央自動車道を西へと車を走らせました。

■今回のコース
養沢鍾乳洞登山口--養沢神社--650m-(サルギ尾根)--809m--高岩山(920m)--上高岩山展望台(990m)--芥場峠--岩石園--綾広の滝--御岳山(929m)--紅葉屋--七代の滝--御岳沢--(林道御岳線)--養沢鍾乳洞登山口(全行程約6時間)
●今回も、一般の登山道ではないコースです。迷いやすく危険もあります。行かれる方は、自己責任で、充分準備をしてお出かけください。
トレッキングに行く前には、国土地理院の地形図閲覧システム検索インデックスで2万5千分の一の地図を子供達に毎日見せ、コースのイメージや危険箇所を頭に入れさせます。また、万一の時の対処法も何回も言い聞かせます。



●6:37 登りはじめの養沢神社ではなく、上養沢の養沢鍾乳洞(閉鎖)への登山口に車を置きました。帰りにこの林道御岳線を降りてくるからです。それといきなりの急登ではきついのでウォーミングアップのために2キロぐらい歩いておこうというわけです。やっと空が明るくなりました。橋の向こう、左手にトイレがあります。

●雨戸を開けたおばさんが、今頃山を下ってきたのかとビックリした表情で見送ってくれました。

●モミジの道を2キロほど下ります。振り返るとサルギ尾根の枝尾根にある587mのピークが見えました。クリックで拡大。
 
●養沢神社のトチノキが見えてきました。

●養沢神社到着。10月より禁漁期なので、釣り人がいないぶん静かです。鳥居の左に木の根っ子の形をしたトイレがあります。きれいで快適です。
 
●神社の鳥居をくぐって、さあ登るぞ。

●右手に養沢神社のトチノキ。幹周は5mぐらいですね。苔むした主幹が樹の命の歴史を感じさせます。あきる野市には東京都で一番太い杉の木もあります。養沢寺岡にある五柱神社の大杉です。市の調査では、幹周は8.5mで、東京都本土では全樹種で4番目の太さだとか。高尾山の飯盛杉より太いんですね。
 
●7:00 出発です。神社の右側から滑り台の裏の斜面を登っていきます。たぶん右側のお宅の私有地だと思います。おじゃまします。吠える犬に見送られて出発。この辺りは標高340mぐらいでしょうか。920mの高岩山まで標高差約580mを登ります。

●お墓の右側からいきなりの急登です。上に丸く明るいところが見えますが、あそこを目指してひたすらまっすぐ登ります。
 
●踏み跡もくそもありません。とにかくがむしゃらによじ登るだけです。浮き石があって登りにくいし、ものすごく急で5分も経たない内に心臓はバクバクです。このルートは、軍手、手袋は必須です。

●こんな登りが9分続きました。きついです。

●やっと普通の急登になりました。5分続きます。ここでスポーツゼリーでエネルギー補給。

●14分でなんとか尾根にのっかったという感じです。この辺りから道ははっきりしてきます。クリックで拡大。
 
●やはり急な登りが続くのですが、樹間の紅葉を見る余裕も出てきました。

●7:43 杉林の中にある650mの小さなピークに着きました。大名子ノ頭。ここで12分休憩。豚汁とおにぎりで朝食をとりました。気温は低いのですが汗だくだくです。ジャケットをしまい、フリースになりました。
 
●一回下ってから、また急な登りです。この先で尾根に乗ります。

●照葉樹林になってからなだらかな道になりました。ホッとします。でも尾根の左は採石場なので絶対にそっちに行ってはいけません。
 
●樹間から見えるあれは、もしかして御岳山? 以外と近いんだ。クリックで拡大します。

●再び急登。道は尾根の稜線にほぼまっすぐについています。
 
●背の高い笹の藪を抜けていきます。この辺り、道は少し不明瞭になります。里山らしく昔の炭焼きの跡もありました。

●林下のモミジ。日が当たらないせいか、色はもうひとつですが…。

●樹間から御岳山の山頂がはっきりと見えてきました。

●さらに登ると、尾根の右手、御岳山の左手前には高岩山も見えてきました。クリックで拡大。
 
●杉林の急斜面につけられた、斜めの細い道。

●下に行くほど急になっています。足を滑らせたら大変です。この先で作業道は無くなります。
 
●再びものすごい急登です。尾根の高みをはずさなければ道に迷うことはありません。

●両側がものすごい急斜面なので、自ずとルートは限られてきます。クリックで拡大。
 
●大きな岩を越えて。岩についた苔がきれいだねと息子。

●岩またぎの杉を越えて。岩が続く楽しい所。クリックで拡大
 
●このあたりが809mのピークなんでしょうか。左は崖です。

●少し下ってやせ尾根の鞍部にでました。やはりさっきのが809mみたいですね。

高岩山のピークは近そうで遠い。クリックで拡大。

●足下の黄葉。これはアブラツツジか。
 
●この尾根で一番スリルがあった所。クリックで拡大します。

●えらいところを越えてやっと一息。面白かったね、だそうです。
 
●高岩山に近づいたら猪の掘り返した跡がいくつも。ここも枯れ木の虚を掘り起こしてあります。前回は猪に遭遇しているので、今回は出ないでねとお祈り。

●足下の紅葉。
 
●「お父さんそろそろ頂上みたいだよ。」

●きれいに色づいています。ひとつだけ残っていました。クリックで拡大。
 
●秋色のアブラツツジ。

●頂上だと思ったらそうではないらしい。少し下がった向こうにもう一つ高いところが見えました。すぐそこです。
 
●こんどこそ高岩山の頂上でしょう。クリックで拡大。

●8:55 なかなか渋い手作りの標識がありました。
 
●神社から2時間弱で着きました。ここまで数カ所、全く道が無くなる所があります。小さな枝尾根にはいると非常に危険です。
高岩山の標識には下高岩山と書かれていて削られています。?の落書きもあります。920mですから2の字も削られています。高岩山のすぐ西にある922mのピークと間違えたのでしょうか。ちなみに、私の持っている古い登山地図には、高岩山は943mと書かれています。縮んじゃったんでしょうか(笑)。展望台を上高岩山(高岩山園地)というのでしょうか。
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