生藤山-陣馬山、春のトレッキング 2003.4.13
 4月13日(日)、今回は2週間前と同じに、和田から生藤山に登り、ぐるっと連行峰、醍醐丸、陣馬山を経て和田に戻るコースです。東京では桜が終わりましたが、山里は桜が満開。けれども、山頂は先週の中頃に20センチの積雪があり冷え込んだために、まだつぼみでした。わずか標高100mか200mの差で、この大きな違いにはビックリしました。    それでも尾根はアブラチャンが満開。ウグイスもあちこちで鳴いていました。
 登山口の家のおばさんから椎茸を買ったり、猪駆除のおじさんに出会って話を聞けたり。いつも通り陣馬の清水茶屋では、美味しいけんちん汁を食べてきました。何度歩いても飽きない楽しいコースです。

■今回のコース
和田--2.4--佐野川峠--2.5--三国山--2.2--山の神--2.7--和田峠--2.2--陣馬山--2.2--和田(数字はkm)
●コース時間:7時間半(休憩時間計2時間30分ぐらいを含む)  総距離:14.2km



●7:09 県立陣馬相模湖自然センターを出発です。天気が良く、東京の最高気温も24度とか、人出も先々週より多いだろうと、前回より20分早く出てきました。気温は15度ぐらい。今日は暑くなりそうです。後方の橋を左に渡って、やさか茶屋の前を通り、鎌沢に向かいます。このあたりは防犯と猿、猪よけのために犬を飼っています。ペットというより番犬なので、やたら吠えまくります。

●橋の右手に八坂神社があります。見事な桜です。
上の写真をクリックすると大きくなります。

●人家に沿って番犬に吠えられながら行くと、出発した自然センターが対岸に見えてきます。JR藤野駅発のバスがやってきました。GWにはテントが張られ、タケノコや山菜やおやきを販売します。もうすぐ谷にたくさんの鯉のぼりがたなびきます。
 
●連行峰からの大きな尾根先をグルッと回ると、鎌沢の集落が見えてきました。ここまでは、ほとんど平坦ですが、この先、鎌沢から登里への急坂が待っています。センターから登里の登山口までは、約30分です。

●鎌沢から登里へ行く途中のコンクリートの急坂です。ここがけっこうきつい。お茶畑がきれいです。後ろに見える尾根の左の方に取り付いて右に登ります。
 
●登里への急な舗装道路を登っていくと、ゲゴゲゴとなにか生き物の鳴き声がします。あたりを見回しても何もいない。よく見ると、斜面からわき出している水の音なんです。いつもビックリします。

●登里の集落です。登山口までもう少し。今回は休憩所には寄りません。このあたりは東国の養蚕発祥の地だそうです。昔は養蚕が盛んだったそうです。今は茶畑ばかりで桑の畑は見あたりませんね。
 
●登里の登山口です。この辺りは「竹の子の里」といって、ゴールデンウィークには色々な催し物が開催されます。かながわグリーンツーリズム竹の子と蔵の里コースに紹介されています。

●登山口の脇にある家のおばさんが、「椎茸美味しいよ。買っていかない?」ということで、美味しそうなどんこを一袋買いました。ひとしきりおしゃべりをして記念撮影。お菓子ももらっちゃいました。ありがとうございました。
 
●7:40 登山道入り口を少し登って振り返ったところです。里山ののどかな雰囲気が感じられます。この上は竹林。これからの竹の子が楽しみです。去年も買って色々楽しみました。ワラビも売られています。

●佐野川峠の分岐で、鉄砲を持ったおじさんがバイクで登ってきました。聞くと害獣駆除で猪を撃つのだそうです。この下の谷に巣があるらしいです。竹の子が全部食べられてしまうとか。

●その少し上からの眺めです。たなびいた雲が美しく、見とれてしまいました。写真をクリックすると大きな写真がご覧いただけます。

●登里の上の刈払いから、これから登る茅丸、連行峰を見たところ。
 
●8:17 地元の方が大切にしている軍刀利さんを通過。

●この尾根は紫陽花が咲きます。この日は、椿が咲いていました。
 
●軍刀利さん裏の紫陽花の道の上で展望が開けます。陣馬山が見えました。関東平野はまだ霧がかかっています。

●同じく軍刀利さんの上から見た陣馬山。芽吹きが春の匂い。
 
●甘草水で休憩。期待の山桜は、まだつぼみでした。甘草水で飲み水を補給しました。
甘草水の日本武尊にまつわるいわれは、有名ですがこの下の井戸にある軍刀利神社といい、このあたりは日本武尊に関する伝説で溢れています。戦の神様ということで、戦時中は戦意高揚に利用された不幸な歴史もあるようですが、奥社の大桂の木が縁結びの神様であるように現在は厄除け招福、縁結びの神として、全国的に有名な神社です。

軍刀利神社からの道が合流します。三国山はもうすぐです。途中で猪が掘った大きな穴をいくつも見ました。大きいのは直径100センチ以上。深さも50センチ以上あります。
 
●猪は、畑や竹の子を掘り返したり、登山道の杭を抜いたり、それはすごいんです。猪には猪の言い分があるでしょうが、やられる方はたまりませんね。でもそれが里山なんです。

●なだらかな三国山山頂への最後の登り。

●三国山直下の祠。

●三国山山頂。これから西の熊倉山-浅間峠を富士見の道というのだそうです。名前の通り、晴れていれば富士山が綺麗に見えます。
 
●9:00 三国山山頂でおにぎりを1個食べました。

●山頂から談合坂の方を見ると、上に富士山がそびえています。春霞でうっすらとシルエットが見えました。相模川の上にたなびいていた霧は晴れたようです。
 
●三国山から見る雨降山と権現山。
上の写真をクリックすると大きくなります。

三国山から見る陣馬山。気温も上がってきて霧は晴れてきました。かわりにたなびくのは春霞でしょうか。
 
●生藤山は今回はパス。裏側の巻き道を使います。久しぶりに茅丸(1019m)に登ることにしました。

●なんでもない岩肌にも春を感じます。
 
●巻き道を使って生藤山はパス。振り返ってわが家の息子達が大好きな生藤山山頂への急な登山道を見たところです。上半分は岩をよじ登る急登になります。

●気温が高いので、歩くと汗ばむほどなのですが、尾根道はそよ風が吹いていて気持ちいいことこの上なし。思わず笑みがこぼれます。

●茅丸(1019m)頂上へと巻き道の分岐です。生藤山からは小さなピークを巻いて400m。茅丸頂上へは、80段ほどの丸太の階段を登ります。

●9:30 茅丸山頂に到着。展望が良くないので、多くの登山者が巻き道を使うので登ってもらえないかわいそうな茅丸ですが、木々に葉が生い茂っていない季節ならば、こんなに丹沢山系がよく見えます。
上の写真をクリックすると別の写真が大きくなります。
 
茅丸の頂上です。四畳半ほどの狭い頂上ですがベンチが二つあります。丹沢がよく見えました。ハイカーが登ってきたのでシャッターを押してもらいました。

茅丸の頂上にあるアセビ。もうじき壺型の白い花がたくさん咲くはずです。
 
●茅丸からの急な下りです。すぐに巻き道と合流します。

●15分も景色を眺めてから連行峰へと向かいます。気持ちのいい尾根道が続きます。
 
●連行峰手前の分岐。この広葉樹林の尾根は、歩いていて本当に気持ちがいい。5月にはカタクリや藤の花も咲きます。

●連行山手前の尾根は、馬の背のようにひろい雑木林が広がります。
 
●こんなところにこんな平らな広い雑木林があるなんて驚きです。さっさと通り過ぎてしまう人が多いのですが、それではもったいないと思えるほど気持ちのいい林です。

●連行山(1015m)への最後の上りです。気温も上がってきて暑いけれど、風が気持ちいい。

●10:10 連行峰の東の端に開けた見晴台。陣馬山が見えます。ここでお昼を食べたことも幾度もあります。

●見晴台からの陣馬山の眺め。中腹に山桜が咲いていました。
上の写真をクリックすると陣馬山の写真が大きくなります。
 
●今回は先を急ぎます。ここから山の神までは、ほとんど下りです。25分ぐらいで着きます。陣馬山まではあと5kmほど。

●このコースは、「関東ふれあいの道」に指定されています。三国山から1.4km、和田峠まで3.8kmと表示されていて目安になります。
 
●10:35 山の神を通過。ここから一軒家を通って和田に降りる急な道があります。登りに使う人が多いようです。ここでデジカメのメモリーがいっぱいになってしまったので、ここからはリバーサルをスキャニングしたものになります。ちょっと色かぶりしています。

●11:10 醍醐丸。醍醐丸からの下りはフカフカした杉の林。走りながら下りました。
 
●和田峠に到着。天気もいいので茶店の駐車場はいっぱいでした。階段ではなくて、左手の林道を登ります。

●12:00 陣馬山到着。まずは「清水茶屋」で腹ごしらえ。山頂は二の次。私はビール。サービスのノビルのぬたが美味でした。
茶店のお姉さんに、連行峰から歩いてきましたというと、大人でも大変なのにえらいねと言われ、まんざらでもなさそうな彼。

白馬には高尾・陣馬スタンプ ハイクの旗がひらめいていました。これからGWにかけてこのコースは大賑わいになります。
 

●清水茶屋から見る連行峰。あそこからずっと歩いてきたんだと目でたどりながら飲むビールの美味いこと。
 写真をクリックすると大きくなります。

●1:20 ゆっくりと休憩して陣馬山を出発。一の尾根を下ります。
芽吹いた若葉。GWの頃までには緑一色になるでしょう。

●ツツジとアブラチャンが咲いていました。下にはダンコウバイも。

●山桜が里から咲き上がっていきます。
 
●和田の集落が見えてきました。








●2:30 自然センター着
 自然センターのおばさんに、また来ましたと挨拶。今日の山の話や山菜の話、猪の話などをしました。

●三頭山から高尾山までの大パノラマ写真。
この辺りの山は、尾根の各峠や山頂から、下山する道が何本もあるので、体力に応じて色々なコースを組むことができます。植物や昆虫、鳥や景色を楽しみながら、ゆっくりと山を丸ごと楽しむのがいいでしょう。地図は必ず持っていきましょう。
●上の写真をクリックするとビッグなパノラマがご覧いただけます。必見ですよ。204k
●ページのトップに戻る
MORI MORI KIDS ■MORI MORI KIDS Nature Photograph GalleryI ■CAPINO CAPINO(C) in Tokyo Japan since 08.04.2003
Ads by TOK2