| 陣馬山-高尾山 20キロのトレッキング Mari編 |
| ●食べた歩いた20キロ 奥高尾茶店めぐりグルメ旅 「今回は、陣馬山から高尾山口まで4山全部歩くぞ。まぁ20Km程だ」と、ダンナさんから聞いたときは「まーたまたご冗談を」と思いました。 しかし、目がマジでしたし、ものすごく丹念に細かくインターネットを見ながら、スケジュールを立てていたので「こりゃ本気だわ」ということで、こちらも観念。当日の天候だけが気がかりでした。 ● それにしても、山道20Kmは勇気が要る決断です。「各山の茶店に寄って、名物を食べまくる」というおまけがなければ、私は遠慮してたかも知れない。食べ物に釣られて ついてきてしまった後悔は、足の痛みとともに増してきました。けれども、茶店の名物はやはりどれも本当に美味しくて魅力的でした。 |
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足の痛みに泣きそうになりながらも、予定通り20Kmを9時間で踏破したときの充足感はえもいわれぬ気分の良さでした。 高尾山口のお蕎麦屋さん「高橋屋」のせいろの美味しかったこと。これだけのことを成し遂げたからこその美味しさだと思いました。 帰りの京王線の中で爆睡してしまった私ですが、「疲れた」のひと言も出ない息子達の体力には恐れ入ります。特に「どこも痛くなんかないよ」と言う2年生の次男は驚異的。よっぽどムダのない体なんでしょうね。 ● 1日でこれだけ回るのはとても大変だし、さすがに各山を堪能する時間がありません。なので、次回はもうすこし短く、ひとつひとつをゆっくり回りたいと思いますが、体力に自信は付きました。これでもし何かあっても、銀座から歩いて帰ることが出来ます(笑)。 |
![]() ●8時11分:藤野駅発の神奈中バス車内。中でお菓子が売っていたので、おやつに「メントス」を補充。このバスは1時間に1本しかありません。でもどこでも乗降ができるんですよ。 |
![]() ●陣馬登山口で降りました。この神奈中バスには、横浜に住んでた頃よくお世話になったものです。駅の改札口から「終バス」目指してダッシュをかけたのを思い出します。 |
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![]() ●8時16分:陣馬登山口でスタート。ここが一の尾根の端っこです。長い長い行程の始まりです。藤野駅からは徒歩で30分。帰りはバスが無くて、藤野駅まで歩くときもあります。 |
![]() ●もう何度も歩いてる一の尾根へ向かって歩き始めました。最初に来たときは次男は未就学児、3歳ぐらいでしたね。 |
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![]() ●陣馬登山口から14分ほど集落を登ると登山道入り口。そこから藤野駅の方面をを見下ろしたところ。先ほどのバス停はもう遙か下。 |
![]() ●畑に沿って歩いていくとすぐに森の中。遠くに淡く見えるのが、一の尾根の続き。これをずうっと歩いていき、一番右奥の山、陣馬山に行きます。と、遠い…。でもそれが1つ目の山。めまいが…。 |
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![]() ●尾根に出るちょっと手前で水分補給。寒いと思って着込んできた私ですが、すでにこんな薄着でOK。体を動かすことがいちばん暖まりますね。初夏は、ひとり1リットルは必要です。 |
![]() ●尾根に出ました。落ち葉のクッションが膝にやさしい。急な上り坂を歩いた後はこの程度の坂でも楽に歩けるから不思議。 |
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![]() ●冬の木立の中をずんずん歩きます。このあたりは平らなので、山登りというよりお散歩気分ですね。右に陣馬の頂上が大きく見えてきました。 |
![]() ●小休止。朝早く6時に起きたので次男はまだ眠いモード? お菓子と紅茶をいただきました。長男はおにぎりも1個食べる。 |
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![]() ●だんだん陣馬山山頂に近づいてきました。雪が残っていることから気温の低さが分かります。分厚い霜柱がガサゴソ音をたてます。 |
![]() ●ラストの階段。あと5分ほどで頂上です。いつもはたいしたことないんですが、今回はビデオと、途中ヘルプがかかった長男の水筒も背負ってるので、ちょっとキツい。 |
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![]() ●10時10分:陣馬山登頂。お天気がイマイチだし、朝も早いので人はまばら。すがすがしい気分です。お花見時は大賑わいになります。 |
![]() ●行きつけの「清水茶屋」で名物「けんちん汁」450円を、持ってきたおにぎりと一緒に食べる。けんちん汁はゴールデンウィークまで、夏はやっていません。お客はまだ私たちだけでした。 |
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![]() ●煮干しと野菜のダシが利いたこの「けんちん汁」は、いつ食べても満足な美味しさ。ちなみにここのお兄さんも、淡々としてるけど温かい感じの素敵なお兄さんです(笑)。 |
![]() ●おまけに手作りのこんにゃくを出してくれました。ホロホロ柔らかい食感と、こんにゃくいもの旨味が美味しい。手作りならではの美味しさですね。いつも色々ありがとうございます。 |
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![]() ●陣馬山は神奈川景勝50選に選ばれています。360度見渡せる素晴らしい眺め。今回あいにくのお天気でしたが、見晴らしが良ければ横浜ランドマークタワーまで見えます。 |
![]() ●陣馬山を後にして、次は明王峠を目指します。いつもは陣馬でもっとゆっくりするんですけどね。今回は先がながーいので15分の休憩で出発。この先を左へ、右に行くと栃谷尾根に下ります。 |
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![]() ●途中こんな看板をよく見かけます。鳥だったり虫だったり、植物だったり。今回も鳥を何種類か見かけました。子供達が大好きな、虫はまだ冬眠中ですね。 |
![]() ●奈良子峠手前の尾根。陣馬山から明王峠までは高低差がほとんどないのでカナリ楽な道。見晴らしもよく気分上々。でも南側が杉林の所は残った雪が溶けて、道が泥んこでした。 |
![]() ●11時4分:明王峠につきました。早速熱いお茶と一緒になじみの茶店グルメに舌鼓。お客は私たちだけ。眼下に相模湖が霞んでいます。ここで10分休憩。 |
![]() ●ここの名物は、「茶店のおばさん特製のお饅頭」1個150円「かぼちゃ饅」と「紫芋饅」です。一個おまけをもらっちゃいました。子供連れならではのお得? 皮も餡も素朴で本当に美味しいんです。 |
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![]() ●明王峠の小屋の横にある不動明王の石碑。トレッキングの無事を祈ってから先へ向かいます。茶店の前の道をまっすぐ降りていくと、2時間20分ぐらいで相模湖駅に下ります。 |
![]() ●鳥の群の鳴き声を聞きました。はじめは姿を見つけられず、どこで鳴いてるんだ?と探してしまいました。 よくよく見たら、なんと枯れ葉だと思ったのが鳥! |
●11時51分:白沢峠です。手前の堂所山は、展望が無いので巻き道を使いました。すれ違った人が尾根道はグチャグチャだから巻き道を使った方がいいよとアドバイスしてくれました。巻き道ね。 |
![]() ●8歳の次男が先頭で、見つけた巻き道を進みます。苔むした倒木があったりして、お〜い隊長、ホントにこの道でいいのか? どうも怪しい。やはり巻き道と表示の無い所は入ってはダメですね。 |
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![]() ●ゲッ! 送電鉄塔の下で突然道が無くなりました。上下に登山道がついています。下を見ると中央高速。降りるわけにはいかないので左のものすごい急斜面を登りました。隊長!私たち迷子ですか? |
![]() ●迷ったら引き返すのが基本ですが、まあ土地勘があるのでなんとか尾根道に出ました。やはりグチャグチャです。歩き方が変なのか、私は転んでもいないのにズボンが泥だらけです。 |
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![]() ●12時40分:2個目のお山、3軒目の茶店になりますね。 影信山の「かげ信小屋」。ここも行きつけのお店。元気で気さくなおじさんとおばさんが、笑顔で迎えてくれます。ジャッキー吉川さんもおなじみさんです。なに食べようかな。お昼も兼ねて30分休憩。 |
![]() ●名物「なめこ汁」250円。ご覧ください!この大なめこ。こんな大きいのが3つ、小さいのが5個くらいとたっぷり入ってます。なめこのダシが利いて絶品です。なめこうどん500円もお薦め。 |
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![]() ●麹で膨らませたおばさん特製の酒まんじゅうも欠かせない一品。甘さ控えめのあんこ、麹の香りがいい美味しい皮、何個でもいけちゃう感じ。素朴でなつかしい味です。街のお店のよりずっと美味しい。 |
![]() ●おまけで大盛りにしてくれた「山菜天ぷら」300円。さっとお醤油をかけていただきます。香ばしい中に山菜特有の香りと苦み。ビールのつまみにサイコーとダンナさん。 |
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![]() ●子どもたちも大好きな山菜天ぷら。カシュカシュカシュとお口の中へ消えていく天ぷら。小さく落ちた衣まで競って食べてました(笑)。頂上のテーブルとイスは茶店のものなので、使うときはなにか一つぐらいは頼みましょうね。希に、なにも頼まないでお湯を沸かしてラーメン作ってる登山者がいますが、マナー違反ですよね。 山頂の城山側にはもう一軒、青木茶屋があります。自然薯やキノコなど季節のものをたくさん売っているので覗いてみてください。 |
![]() ●これはわが家の行動食。柿ピーや豆菓子、麻花兒、アメ、チョコレートなどみんな一緒くたにしてジップ付き袋に入れます。ゴミも出ずに、手軽に食べられて便利です。 |
![]() ●さて先はまだ長いので、影信山を後にします。うぶげで包まれたミツマタのつぼみがかわいらしい。ミツマタの花はこちらで。 |
![]() ●ヤマノイモ科のオニドコロのタネの殻ですね。リースに使えそうなのですこし採取しました。高尾山は国定公園なので採取禁止です。 |
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![]() ●13時40分:小仏峠まで来ました。数年前まではここにもキノコや山菜など売っているお店があって、山のおみやげを買って帰ったものでした。今は景信山で買えます。 |
![]() ●14時12分:3つ目のお山、城山の4件目の茶店「城山茶屋」です。夏はここの高さ30センチの山のようなかき氷が名物ですが、さすが今はありません。反対側にもう一軒茶店があります。 |
![]() ●味が良く浸みた「おでん」500円、が美味しいのですが、今回甘酒250円の美味しさも知りました。冷えたからだが暖まる冬登山にはありがたい一杯ですね。ここには若いカップルもいました。 |
![]() ●20分休憩で、城山を後にします。残すは高尾山と稲荷山。「もう少しだからがんばってー」と茶店のお兄さんに励まされました。足の疲労も結構なものとなってきて、実はこっからが大変でした。 |
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![]() ●左のこんもりしたのが高尾山。あそこまで行って、それでまた長い稲荷山コースを高尾山口まで降りていくんです。高尾山までは50分ほど。ダンナさんが膝の裏のじん帯を痛めたので心配です。日没までに下に着けるでしょうか。 |
![]() ●笑顔もちょっと消えてきましたね(笑)。長男が昨年小学校の遠足で高尾山から来た一丁平です。ここまでは多摩のみんななら知ってますね。ぜひこの先の城山まで行ってみましょう。お天気が良ければ富士山や相模湖がきれいに見えますよ。 |
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![]() ●15時25分:高尾山山頂です。ケーブルカーで登ってこれる高尾山なので、普通の格好をした人を多く見かけます。桜の季節は人で埋まります。街にいるような気分になるお姉さんが2人、泥だらけの我々を奇異な目で見ながら、寒そうにお蕎麦をすすってました。 |
![]() ●寒いしお腹もまだすいていないので出発。向こうの長い階段を下ります。高尾山口を目指して、稲荷山コースを下ります。足の痛さもピーク。地獄でしたー(笑)。下から鍋をカラカラ音立てて大きなザックを背負った外人のおじさんがあえぎながら登ってきました。今夜はどこかにテントを張って泊まるのでしょうか。それもいいですね。 |
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![]() ●16時20分:稲荷山到着。む、ムリに作った笑顔が痛々しい? 周りに見える山の高さから見て、まだまだ地上は遙か下ですねぇ。道中なるべくコースは外れないように。木の根っこは踏まないように。 |
![]() ●おぉ! 甲州街道が見えてきた。しかし車がまだ小さいなぁ。曇りだから夕方が来るのも早そうな気配。稲荷山コースは登山者が多く踏み固められていて滑りやすいので注意が必要です。 |
![]() ●終点の高尾山登山口までホントに近くなってきた目印の鳥居。「疲れてなんかないよ」という子供達もさすがに少し疲れた表情? いやお腹がすいたんでしょう。もうすぐお蕎麦だ。 |
![]() ●やったー京王線だーっ。こんなに京王線を恋しく思ったこともないですねー(笑)。薄暮になってきましたね。実際はもっと暗いんです。 |
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![]() ●17時15分:やっと終点高尾登山口ケーブルカーの駅、清滝駅に着きましたー! 満足げな次男の顔と対照的なボロボロな私…。 |
![]() ●高尾山口、1号路入り口近く、紅葉橋のたもとにある「高橋屋」に直行。鴨ネギ蕎麦。汁が少し甘めですが、鴨のいい香りが漂います。1200円。17:30の閉店間際にどうにか入れました。日没もそれぐらいの時間で、間に合いましたね。 |
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![]() ●山芋と長芋を半々に合わせたとろろ蕎麦。冷たいお蕎麦でいただきます。これも美味しい。900円。お店の中には樹齢150年の太い柿の木があります。柿羊羹も売っていますよ。 |
![]() ●せいろ、600円。細めのコシのあるお蕎麦が美味しい。できれば汁はもうちょっと辛目の方が私の好みですね。 |
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![]() ●さすがに重い足取り、川沿いに京王線高尾山口の駅に向かいます。街灯にも明かりが灯りました。観光シーズンじゃないので人もいません。それにしてもよく歩きました。17時35分高尾山口駅到着。 |
![]() ●この後私は、京王線のあったかシートに体を預けて乗り換えの調布駅まで眠りに落ちたのでした。次男は達成感でハイになったか、ずっと壊れたように笑ってたそうです。でもGOOD LUCKは見て寝ました。 |
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| ●まず手軽な高尾山へと思われている方へ・・・。 京王線の高尾山口からケーブルの清滝駅に向かい、たくさんあるコースから前もって選んで登るといいでしょう。 京王線の各駅にパンフレットが置いてあるのでそれを利用するといいのですが、そこに書いてあるコースタイムは、一般的なコースタイムでは無いので注意してください。 たとえば、稲荷山コースは、健脚度4(最高5)で上り90分(純粋な歩行時間で休憩を含まない)となっていますが、90分というのはかなり山を歩きなれている人のタイムで、休憩時間を含まない純粋な歩行時間です。ここを間違わないように。 実際は小学校の遠足コースですし、障害者の方や高年の方もたくさん登る一般的なコースです。これを基準にスケジュールを組むと、日没までに下山できないという危険な事態にもなりかねません。 |
ファミリー登山の場合、普通は清滝から稲荷山まで60分。稲荷山から高尾山山頂まで60分。計120分ぐらいと思っていた方がいいでしょう。障害者の場合は、更に余裕を見ることが必要です。 他のコースに関しても、一般的には1.5倍ぐらいの余裕をみるのが適当だと思います。その場合、約20〜30分に一度の5分の小休止、約1時間に一度の10〜15分の大休止を含みます。 高尾山といえども、日没を過ぎたら大変危険です。初心者がヘッドランプを持っているのも希でしょう。 基本的には自己責任なので、充分に余裕を持って出かけましょう。それとリフトは、保護のバーが無いので、小さい子は止めた方がいいのと、デイバッグを背負ったまま乗ると、特に下りは前のめりになって危険です。以前には転落事故もあったと聞いています。ご注意を。 |
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