春爛漫の景信山。頂上の茶店も大賑わい 2002.3.17
 3月17日(日) 今回のトレッキングは、子ども達の希望もあって久しぶりの景信山(727m)。東京では桜の開花宣言もあり、いつになく早い春の訪れ。早朝の中央線大月行きの普通列車は中高年の登山者でいっぱいでした。
 車窓からは、裏高尾の満開の梅が見えました。中央高速の喧騒さえなければ本当にいいところです。高尾山トンネルの自然への影響が心配。
 景信山へはいつも東京側の小仏や砂利窪から登るが、今回は初めて神奈川県側の美女谷温泉から登ることに。
 なじみの山でも、初めてのルートだと新鮮な気分で登れます。春というより初夏を思わせる暖かい日。水は多めに500ccのペットボトルを一人2本。相模湖駅発8時15分発のバスに乗りました。乗客はわが家と高年の登山者が一人と一般のご婦人だけ。底沢で降りたのはわが家だけ。

●8:20 美女谷温泉1キロの看板がそびえるひなびた底沢バス停を出発。美女谷、美女がうじゃうじゃいるようなイメージですが、実際はひなびた一件宿があるだけ。下山後に一風呂浴びていく人も。

●中央高速の高い陸橋が谷を渡る所。高速を走っているときは感じませんが、こんな所を走っていると思うとぞっとします。高速道が無いときは静かな山村だったろうに、今は24時間騒音が絶えません。

●なんだかややこしいことになっています。自然界の生存競争もたいへんですが、時として偶然の芸術作品を生みます。

●8:40 美女谷温泉のすぐ裏手に登山道の入口があります。要所要所に看板があるので迷うことはありません。

●8:40 整備された石段がしばらく続きます。

●多孔菌科のキノコですが、キコブタケの一種でしょうか。暖かいので今年は山菜も早そうです。ワラビを採りに行こう。

●何か昆虫の卵。なんでしょう。5月頃に小さな虫がここからゾワゾワ出てきます。今年は桜も早いが、虫の出てくるのも早いでしょう。
上の写真をクリックすると大きくなります。

●近頃手入れの行き届かない里山で、孟宗竹の林が異常増殖して問題になっています。けれどもこの竹林はよく手入れがされていました。もうすぐ美味しい竹の子が採れるでしょう。

●9:20 やっと遠くが見える尾根道に出ました。中央やや右のこんもりと丸い山は、吉野から明王峠へ行く途中の矢の音(633m)。戦国時代の伝説の、頭の欠けたお姫様のお地蔵さんがあるといいます。

●10:00 底沢峠到着。尾根は風が抜けて気持がいい。ここまで登山者を見ませんでしたが、この尾根道はたくさんすれ違いました。景信山は左へ3.2キロ。右へ2.5キロで陣馬山。

●尾根道は歩きやすい。ハイキング気分。

●右へ相模湖駅5.8km。底沢2.4kmとあります。左の景信山へ。

●北西を見るとわが家お気に入りの連行峰。ここ数年、ゴールデンウィークは、下界の混雑を避けていつもこの山に登ります。尾根道にはカタクリが咲きアオバズクが鳴き、ミヤマフキバッタも見られます。

●白沢峠のあたりです。673mのピークを越え、送電鉄塔の高圧線の下をくぐると、景信山はもうすぐです。

●車が走れそうな広い場所で、団体さんと出会いました。陣馬山まで行くのでしょうか。挨拶が忙しくなります。

●10:30 小休止。わが家定番のピーナッツ入り柿の種、チョコレート、キャンデー、バナナチップスに、今回はフーデックスで仕入れたかりんとうや小石チョコも。

●高尾山から陣馬山までの尾根道は、こんな広いところもあります。思わず走り出してしまった次男が小さくなります。この尾根をクロスカントリーで走る人も多く見られます。わが家は虫や鳥や植物を観察しながらポレポレ(ゆっくり)行こう。

●景信山への最後の登り。いやがうえでも遅くなりますが、次男はお昼ご飯食べたさにスピードアップ。

●11:10 景信山到着。茶店は2軒ありますが、わが家はいつも上のかげ信小屋に寄ります。気さくなおじさんとおばさんが迎えてくれます。

●11:10 頂上は小仏から登ってきた登山者でいっぱいです。山菜天ぷらとなめこ汁、なめこうどんが名物。ジャッキーさん、今度ここで会いましょうね。

●山菜の天ぷらを揚げるおじさん。なめこ汁と酒まんじゅうを注文しました。私は当然缶ビール。山菜の甘い味噌炒めが、おつまみに付いてきました。これが美味かった。

●おかあさんの梅おかかのおにぎりを食べる。うまいぞ----!
あまりにかすかなので、みんな気がついていなかったけれど、春霞の中に、富士山がほんとうにうっすらと見えました。

●なめこ汁はとろとろの大きななめこが入っていて美味しい。

●あー食った食った満腹、と昼寝を決め込むふたり。極楽じゃあ。

●山菜の天ぷらを揚げるおばさん。今回はふきも。おじさんとおばさんは、日本テレビの土曜日「途中下車の旅」に森末信二さんと一緒に出てました。ほぼ毎日山登りをされているのでお元気です。

●下の茶店から南を望む。右のアンテナが見えるのが小仏城山(670m)。左端に高尾山。真ん中の一丁平の向こうには、津久井の山々と相模原の平野が広がります。

●和紙の減量になるミツマタの花。甘酸っぱいいい香りがしました。山桜は、下界より2週間は遅く、いつもは4月中旬。今年は3月中に開花しそうです。写真をクリックすると大きくなります。

●小仏峠へ向かう道。下は小仏トンネル。東京側の眺望が開けたところで、下から熱風が吹き上げてきて驚きました。下界はかなり暑そうです。

●12:20 小仏峠着。ここの茶店は閉まっています。小仏城山へは向こうの屋根の下を抜けて行きます。今回はここから下山。

●小仏のお地蔵山にお参り。サッカーが上手になりますように。ここで単独行の90過ぎのお爺さんに遇いました。すごいなあ。思いつくとふらっと山へでかけるとか。家族は心配するけど楽しくて止められないと話していました。景信山へ向かうと言って分かれましたが、違う道へ入っていってしまったので、こっちですよと教えてあげました。

●小仏峠(548m)。江戸時代は甲州街道が通っていました。当時の石畳や石垣が残っています。12時半に小仏バス停に向かって出発

●小仏峠の広場で、甲虫のベニヒラタムシを発見。光沢のある紅色の羽根が美しい。よちよち歩いていましたが、つっつくと赤い羽根を広げて飛んでいきました。写真をクリックすると大きくなります。

●陽の当たる小仏トンネルの斜面いっぱいに咲いていたタチツボスミレ。ウグイスも鳴いていました。オオイヌノフグリの群生もあった。アブラチャン、マンサクの黄色い花も咲いていました。

●谷の小川でしばし水遊び。

●旧甲州街道の石垣が残る歴史を感じる小仏への道。近藤勇ら新撰組の面々もこの道を歩いたのでしょう。

●1:00 小仏バス停に降りる途中の休憩所「こめや」。ここで小さなおばあちゃんからカキ菜を買いました。オリーブオイルでハーブ塩とガーリック炒めしたら絶品でした。

●これはダンコウバイでしょうか。春らしい花です。バス停に急ぎます。1:10発のバスに乗れました。日影バス停で小仏峠で出合ったお爺さんが乗ってきて前に座りましたが、アッという間に眠ってしまいました。ということは、あれから景信山に登り、砂利窪へ下りて小下沢林道を歩いてきたんですね。健脚です。

●1:32 高尾着。裏高尾は梅祭りで大賑わいでした。後に見えるのは京王線高尾駅横のお寺の大きな桜の木。すでに満開。心地よい疲労感が眠気を誘います。

●京王線高尾駅のホームから見る景信山。左の一番低いところが小仏峠。短いコースだったこともあって3時には家に着きました。花粉症の私ですが、花粉のまっただ中なのに、不思議と家にいるより症状は軽いんです。左手に満開の桜が見えます。

 


●ピンクはバス。青い線が歩いたコース。所要時間は、ゆっくり5時間ほど。特に難所もなく初心者向きコースです。
MORI MORI KIDS ■MORI MORI KIDS Nature Photograph GalleryI ■CAPINO CAPINO(C) in Tokyo Japan since 08.04.2003
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