チャイロスズメバチ 2013.8.4
●チャイロスズメバチ(茶色雀蜂:Vespa dybowskii)。体長17から27mm、全身が黒と赤茶色の深い色に覆われている。北方系の種で、日本では中部地方以北に分布。
 チャイロスズメバチは、社会寄生種といい、極めて珍しい生態を持っています。造巣能力を持たず、女王蜂は他のスズメバチより遅く活動を始め、キイロスズメバチやモンスズメバチの働き蜂が羽化直後に巣を乗っ取り、女王蜂を殺し相手の働き蜂に自分の生んだ卵の世話をさせるのです。チャイロスズメバチが羽化し始めると巣の中は、二種類の蜂が共存するわけですが、やがて全てチャイロスズメバチに入れ替わって行きます。他のスズメバチ類に比べて強靭な外骨格をもつため、大顎や毒針の攻撃に強く、オオスズメバチの攻撃を受けて逆に撃退する事もあるそうです。それでも、樹液バーでは、さすがにカブトムシやクワガタは排除できませんが。生息地や個体数も少ないので、貴重な出会いでした。一時的社会寄生をするものとしては、トゲアリ(背中の棘が凄い)がいます。

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